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医療崩壊なのか

kocchan / 2006.06.30 22:30 / 推薦数 : 0

今日、学会に出席し、久しぶりに数人の先生方にお会いした。

かつて所属していた医局の近況などを耳にした。

医局員の減少傾向はとまらず、関連病院をさらに減らしてゆくしか道がないとのことであった。話を聞いた先生の病院も、医局からの人材が、2人から1人に減り、2人で脳外科診療をやっているという。

都内は、マスコミの情報などにより、症例が少数の施設に集中してきているのではないかという。

たとえば、脳腫瘍ならばA病院やB病院、脳血管疾患ならばC病院やD病院というようなことである。 

病院ランキングなる本の出現や症例が多い施設ほど手術成績が良いと勝手に言い出した、マスコミの影響があるのではないかとその先生はいう。

以前に比べて、手術経験や予後などを躊躇なく医師に聞いてくる患者が増えたという。その数を、正直に伝えると患者は、症例経験の多い病院への転院を躊躇なく希望するというのだ。

このような現象は、私の地域ではみられない。病院の選択枝の問題もあるが、高齢者が多いからマスコミの浸透度も薄いのだろう。当院では手の施しようの無いような疾患でも、「遠いところに転院するのはいやだ」といって、当院に居残ってくれようとするのである。この地域の人は、いまだ医者はなんでも診れる、と思っている人が数多くいるのでありがたいところもあるが、逆に対応に困り果てることも多い。

医療の崩壊というより、都市部と田舎ではその傾向が違い、かかえる問題も違うように思う。

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