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小松先生の著書である「医療崩壊」を半分まで通読した。
分厚くて文字も小さく読み応えのある本だが、内容はまとまっており、読み始めると止まらないくらいである。
ある先生が「ほとんどの医者が、言いたいことがここに凝縮してある」と言っていたが、同様の感想をもった。
人員は減り、医療収入も減り、その一方で、仕事の増大、安全対策や医療事故防止にも努めつつ、より良い医療を要求されていることは、神業としか言いようが無い。真にこころざしが高くなければ、やっていけない。
その様な神々しい技を望まれる医療は、聖職というにふさわしい。
かつて、歴史上の聖職者の多くは、後代において評価されたが、本人は生きている間はほとんど歴史の中にうもれ、時には非難、中傷のまとになっていた方すらいるのである。
今の現状が一般に理解されないとしても、いつか報われることに希望を感じて精誠と真心をこめた医療をつくすしかないのだろう。
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