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脳神経外科外来の役割

kocchan / 2006.05.29 13:25 / 推薦数 : 0

脳神経外科とは、どのような人がかかればよいのか?

実にあいまいな科なのだと思う。

臓器別にセンター化された病院ならば、患者さんは迷うことはないのだろうけれども、私の居る田舎では、脳外科と聞けば頭のことならばなんでも見るのだろうと思われている。

頭痛、めまい、頭重感、物忘れ、脳梗塞なるか心配、呆けるのではないかと心配などと訴えてくる患者様がほとんである。このような、訴えはおおよそ脳外科の扱う疾患と程遠い場合が多いが、ここで他科にまわしてしまうと患者さんのニーズに答えきってはいないのではないかと考えてしまう。脳外科だけをやりたい先生にはこんな退屈な外来はないであろう。

 脳神経外科外来の役割を見直す必要があるのではないか。

本当に脳外科をやるならば、術後の二次予防を中心とした外科手術患者のフォローのみに特化する。あとは、他科からの紹介のみにし、外科的適応のある患者以外は神経内科の先生が対応する。そうすると、週数回の外来業務となり、入院業務や手術を中心に専念することができる。

これらのことを行なわないのであれば、脳神経内科外来として、頭関連のあらゆる状態や疾患に広く対応してみてゆく。心療内科や精神科とも連携しながら、広く対応する。

このようにしたほうが、患者さんを門前払いしなくても済みそうである。内科と言いながら、外科的なことも行なうので矛盾はあるが、地方ではこのほうが集客効果はありそうである。

それとも名前を脳神経科とすべきか?

世間の注目は、痴呆症状の予防、脳血管疾患の予防に主眼がある。しかし、これらの予防にまだ決め手となるものがない。そのため、保険診療もできない。

エヴィデンスとなるものがはやくあらわれ、はやく保険診療が可能となる日がくることを待ち望むものである。

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