| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
| 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
| 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
| 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
| 27 | 28 | 29 | 30 |
「ICDっていいよ」とか研修医に言いながら、
たしかに5年目くんがいうように「使えない」場面は多いと思う。
病気がちゃんと完成していない患者さんに特に使いにくい。
新患に適応障害とつけたいけれども、特定不能の不安障害が
完成してきているような、していないような・・・
もちろん、患者さんにじっくり付き合って
症状確認していけばわかるんだろうけど。
で、そういう病気が完成してないような軽症の患者さん。
じっくり見極めた上でちゃんと診断をつけるより、
その人の対人関係能力で振り分けたほうが
治療しやすいんじゃないかと思うときがある。
その人が「大人の対人関係能力」をもつのか、
「思春期の対人関係能力」をもつのか、
「子どもの対人関係能力」をもつのか、
「発達障害(アスペとか)の対人関係能力」をもつのか。
軽症って、病気として深まっていないということ。
その人をとりまく状況とか、とりまく人間関係にすごく影響を受けてる。
「不安障害かうつか」なんて、薬の選択には少し関わるけど、
受容的に接する中で大きな違いはなくて、
むしろ、相手がこちらの治療をどう受け取っていくかが大事かなと。
大人として振舞える人には大人の部分を尊重し、
「その人が社会で必要とされている」ことをしっかり伝えていくし、
思春期レベルであれば、大人として扱うふりをしつつ、
まわりと協力して子どもとして(本人に代行して進路を決めたり)対処。
最近の30代主婦のうつってこのタイプが多くて・・・
あと、子どもレベルなら、もう親や家族など本人を保護する人が
治療に乗ってこないと話にならないし、
発達障害レベルなら、ちゃんとこちらの意向が相手に伝わっているか
確認しながら折り合える部分をさがして、
折り合えるところで尊重する。
たぶん、患者さんの今の気持ちを整えながら、
現実に向き合えるよう、ケースワークを進めることが治療なんだと思う。
病気より、病気以前のそのひとの実力に応じて対処するのが
現実的なんじゃないかな・・・と思っている。
固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)