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2008.01.06 17:29 |  診療  |  なし  | 推薦数 : 2

ルーツとビジョン

適応障害について、いろいろ考えている。
正直いろんな人に教えてほしい。
適応障害を簡単に環境の変化に順応できないから・・・と考えると
治療って、順応させるか、環境を変えるかの2通りになってしまう。

 

 

それもいいけど、最近考えているのは、ルーツとビジョン。
その人がどう生きてきたかのルーツと、
その人がどうありたいかのビジョンがずれ過ぎると適応がうまくいかないんじゃないかと。

 

 

ルーツと表現したのは、その人の生活の積み重ね。
親に養育されたり、されなかったり、どうあってもいいからその人がその人なりに、自分の存在価値をどう求めてきたかということ。

 

 

長女は面倒見役とか、次女は目だって注目を浴びようとするとか、
それは人それぞいれだけど、その人なりの「主役の張り方」がある。旧家の跡取りとかなると、そのルーツは家と密接にかかわったりする。

 

 

ビジョンは、自分が社会でどう認められたいかということ。
ルーツの中でつくられた自分を、社会でどう使おうとするか。
自分の根っこを切り離して生きようとすると、どこかで無理が来る。
旧家の跡取りが家を離れて生きようとすると、
一見しがらみがなくなって楽だが、
みんなが尊重してくれた環境から、
誰も尊重してくれない環境に移って、どう自分を肯定していくのか。

 

 

自分のルーツを大切にするというのはとても大事。新しい環境でうまくいかないとするならば、自分のルーツを見直すという作業が必要じゃないかと思う。

 

 

PS:ルーツを離れて生きていこうと思うなら、
ビジョンを描く中に、新しいルーツをつくる作業を入れる必要がある。
使いながら創るという作業が。

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