うちの院長は前向き。
話していると、とても面白い。
夜間の大量服薬も単科の精神病院なのにサクッと受けるし、地域に対する病院の責任とか、まじめに話す。訴訟を抱えてへろへろの身には、ある意味新鮮。
でもやっぱり前向きすぎて現状認識がおかしい。この間も「センター化」構想なら、今の崩壊の流れがそこそこ何とかなるといっている。
実際に崩壊しつつあるものを、前向きな人間が考えるとおかしな結論になる。
センター化って、集約してきらびやかなものが出来るかのように考えているけど、実際は、撤退戦のしんがり。みんなが撤退する中踏みとどまるしんがりは一番被害がでかくなるものと相場が決まっている。
院長は各病院の連携論・システム論も大好きだけど、実際に大学で働いていた身からすると、システムというのはどこにゴミ箱を作るかという話。ゴミ箱に指定されるほうはたまったものじゃない。
まあ、患者を診るときと同じで、行き詰って崩壊しつつあるものを理解するには、前向きな視点ではだめだということ。もう駄目なんだという視点から事実を見ていかないと。
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