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お気軽法律バラエティ番組、回答者も弁護士というよりマルチタレントの番組を取り上げて、ああだこうだ言うのも大人げない話だが、正直出演者の回答にはびっくりした。
お題は残業中に酒を飲んでいた社員を罰することができるかというもの。「確かに酒を飲むのは問題あるが、結果としてきちんと仕事をこなしており、誰にも迷惑をかけていないので、処罰の対象にはならない」と回答した人がいた。
こういう考えを突き詰めると、誰かを轢いたりしなければ飲酒運転をしてもいいということにならないか?「飲酒運転は法律で厳重に禁止されているから、今回の事例とは全く違う」と主張する人もいるだろう。しかし根底に流れるモラルの低さは決して変わらないと思うのだが。
この発言のあと、某女性タレントに「モラルは大事だよ」と叱責されてしまう弁護士センセイって、一体・・・?
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自分で火をつけて、その火事の様子を写真に撮って自分のサイトに載せていた女性の報道が最近あった。
そう言や、自分でサンゴ礁を傷つけておいて、「誰がやった?」なんて記事を写真入りで1面に載せた新聞記者もいたし、自分で土器を埋めておいて、発掘のたびに大発見をした「神の手」を持つ考古学者もいた。
ひとつの道に40年、50年専心しても、世界を揺るがす大発見を手にする人はごくわずかに過ぎない。でも、今の世の中はすぐに成果や業績を要求する。
「何でもいいからスクープを取ってこい」と言われて追いつめられれば、自ら事件を起こす輩も出てくるだろう。 罪のない産婦人科医を刑事告発して表彰された警察官もいる。
派手なことには縁のない愚直な人生、そんなに悪いことだろうか?
「ビートルズが登場してから、ヒット曲は出なくなった。それでも場末の店で歌い続けて、子供たちを大学まで無事に出してやることが出来た」
そう語った往年のロック歌手、Gary US Bonds、あんたの人生は充分誇らしい。
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首長の辞令を受けた市町村職員が突如赴任してくる。医療について特別な関心や情熱があるわけでも無ければ、医学的知識も持ち合わせない人たちが、である。もちろん、定年まで病院で勤め上げようなどと考えるわけもなく、次の勤務先の辞令交付まで、2〜3年波風立てずに過ごせば、それで及第点を貰えるのだ。
彼らは普段どんな仕事をしているのか?まずは収支の帳尻合わせだろう。病院といえども赤字を出すと睨まれる時代になった。患者サービスを怠り、市民からそっぽを向かれたうえでの赤字であれば、確かにその責任は負わねばなるまい。しかし病院が黒字を出すことに血眼になれば、医療の質が低下するのも又確固たる事実である。
あるいは市民の要望や苦情処理係。朝寝坊でもして定時に外来診療を始められなかった医者に「時間を守って下さい」と注意するのは当然だ。しかし病棟の受け持ち患者が心停止になって心肺蘇生をやっているのに、「早く外来を始めて下さい」なんて言う奴も過去にはいたんだよね。
公務員への非難を避けるために市民からの苦情にはやたらと敏感なくせに、我々医療のエキスパートの助言には全く耳を貸さない。特にちょっとでも金のかかる問題については。
以前勤務していた某市立病院は何と患者をID番号ではなく、名前で管理していて、カルテは五十音順に並んでいた。ということは・・・同姓同名患者が来たら、常にカルテの出し間違いが起こりうるということ。われわれは患者間違いをなくすため、IDのついた診察券を各患者に発券するように求めた。しかし、余計なお金のかかることは全て「No」。
教授からは2年と言われていた勤務を1年残して退職した。かくして医局とも縁が切れて流浪の民となったのである。
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