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2008.11.04 01:31 |  医療制度 / 行政  |  scatterbrain  | 推薦数 : 2

医師偏在対策に物申す

研修医がますます都会に集中して、都会と地方の格差が広がる中、途方ではあの手この手の医師獲得作戦が展開されている。
山形県では将来残ってくれる医師に奨学金を出すそうだし、引き止め作戦の多くは給料を高くしたり、休みを多くしたりといった待遇の改善である。

しかしこれらを見るたびに、頭をかしげたくなるし、医者を馬鹿にするなと言いたくなる。
そりゃ、給料は安いよりは高い方がいいけど、多くの研修医が都会に集中するのは、都会の病院の方が最新の医療技術を学べる、自分のキャリアアップに繋がると考えているからではないのか。
特に気管内挿管、中心静脈ライン確保などの救急処置を覚えるためなら、多少睡眠時間を削ってもと考える研修医は多いに違いない。

そういうことから考えると、高給厚遇なんてことをいくら掲げても研修医は集まらないのではないか。山形や秋田は消化器癌の死亡率が非常に高い地域であり、いくら便潜血で一次スクリーニングを行っても大腸内視鏡の処理能力が低いため、検診異常者は二次検査まで1〜2ヶ月待ちになっている。
これを逆手に取って、山形に来たら飽きるほど内視鏡も、EMRも、ESDもできる、一生食べて行けるくらいのテクニックを習得できると大々的に宣伝したら、やる気のある研修医が全国からかなり集まってくると思うのだが。もちろんそのためにはしっかりした教育体制を作らなければいけないけどね。

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