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2008.10.14 00:55 |  研究  |  scatterbrain  | 推薦数 : 1

DDW review 2ー大腸腫瘍の内視鏡治療ー

パネルディスカッション15
「大腸腫瘍の内視鏡的治療の選択と問題点」
特に面積が広いわりに深達度が浅いと言われる結節集簇様腫瘍に対するEMR, ESD, 腹腔鏡手術の発表が相次いだ。

各施設とも通常観察による存在診断の後に、NBIによる質的観察を行い、さらに色素撒布後拡大観察を行うとしているところが多かった。

まあ、こんなチマチマしたことを研究する人も少しは必要であるが、日本の内視鏡医全てがこんなことばかりやっていたら、決して大腸癌の死亡率を減らすことなどできない。要は腫瘍が内視鏡で切除できるSMチョロまでなのか、外科に依頼するSM massive以深なのかさえわかれば臨床的には十分なのであり、熟練した目を持った内視鏡医にとって、NBIだのピオクタニン染色だのは不要なのである。

K氏が出演したNHKのプロフェッショナルで、他院で外科手術・人工肛門造設が必要と診断された患者に対して拡大内視鏡をやるくだりあるが、検査費用も時間も患者さんにとって無駄であり、茶番以外の何者でもない。患者に変な期待を持たせた結果がやはり進行癌で、内視鏡切除不能・・・そんなことは患者が持って来ていた内視鏡写真を一目見ればまともな医者なら診断がついたはず。
内視鏡か外科手術か治療方針に悩む腫瘍はごく一握りであり、通常観察でほとんどの腫瘍の治療方針が決められるような内視鏡医を育てて行かなければ癌の撲滅はあり得ない。

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