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2006.10.22 18:56 |  研究  |  scatterbrain  | 推薦数 : 0

DDW-J速報その7

何となく消化不良気味だったパネル・ディスカッションに続いて行われたのが、オレゴン大学のLieberman先生の招待講演「Colon Cancer Screening in the United States」。

 

いやあ、これは素晴らしい。目の覚めるようなノイエスこそ何も無いものの、この講演を聞けば大腸がん検診の全てがわかると言っても過言ではない。

便潜血、S状結腸鏡、大腸内視鏡、CT colonographyについて、非常にクリアカットにお話いただき、最近の米国の傾向として、便潜血検査数が減少して内視鏡が増加しているといった興味深い事実も知ることが出来た。

 

我が国の消化器病学は、早期胃癌研究会に代表されるように、とかく小さい癌を如何に発見するかといったことに終始しがちである。今回の学会にやって来た若い医者のほとんどは、拡大内視鏡を使った診断学や、ESDなどの新しい治療法を勉強しに来たのだろう。それはそれで構わないが、木を見て森を見ずということになってはいないか、患者の命を救うための検査なのか、小さな癌の綺麗な写真を撮って自己満足に浸りたいのか、そのあたりは常に念頭に置くべきではなかろうか。 

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