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学会場に着いたら、何を置いてもまずランチョンセミナーの整理券をゲットせねば。技術の進歩とは凄いもので、タッチパネル操作で整理券を自動発券する端末が準備されていた。
しかし8時半に到着した時には、F社の「経鼻的胃内視鏡の現状と展望」、O社の 「大腸内視鏡挿入法教育を考える」は既に満席札止め。この不明朗なチケット売り切れ状態は、まるでウドー主催のコンサートチケット並みじゃないか。
それでも弁当確保のため、気を取り直して他のセミナーを物色。「炎症性腸疾患根治治療を考える」、おお、すげえ。病気の原因が究明されていない炎症性腸疾患に根治治療があるなんて、てなわけで、A化成さんの整理券をゲット。
北海道と言うことで、弁当はやたら海鮮系が多い。ただカニなんかはポロポロこぼれやすく、滅多に着ないスーツの危機が。
演題1は臨床とは全く無縁の粘膜免疫基礎研究のお話。演題2は炎症性腸疾患を上皮再生分化の観点からアプローチ。いずれも広大なロマン溢れる内容ではあったが、いかんせん、日々の臨床に即役立つ話ではなかったので、弁当の消化のために一時的に虚血状態となった脳細胞は、やがて眠りへと誘われるのであった。
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前夜劇的なサヨナラで日本ハムがリーグ優勝を決めた札幌。
思い切ってクリニックを2日完全に閉めて、学会3日目から参加。午前中はシンポジウム「Screening endoscopyにおける偶発症とその対策」に出席した。
10施設からの発表に追加発言2つ、特別発言1つの合計13演題。内訳は内視鏡システム関連が3演題、生検後出血1演題、旬な話題提供として経鼻内視鏡関連4演題、前投薬関連3演題、判例から見た内視鏡偶発症1演題。
実際に内視鏡をやる立場からすると、一人の患者から複数個の組織を採取した場合、どこから何個取ったのかの記憶が曖昧になることもあり、生検をとるたびにタッチパネル操作で生検部位をマークして、ラベル発行するシステムの開発は興味を引かれた。
困るのは経鼻内視鏡に関する発表。経口内視鏡に比べてとにかく楽だ、安全だと自慢する内容のものが多い。鼻腔の麻酔が必要である以上、アナフィラキシー・ショックや麻酔薬中毒の危険は経口内視鏡と同様に存在するし、鼻腔の狭い症例では内視鏡が挿入できないケースも少なからずあるはずなのだが。経鼻の方が早期癌発見率が高いという主旨の発表に対しては、さすがにフロアからブーイングの嵐となった。
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