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2006.07.19 20:08 |  スポーツ  |  scatterbrain  | 推薦数 : 5

露鵬問題に見るスポーツのあり方

土俵下の乱戦がエスカレートして、カメラマンへの暴行に発展した露鵬に対して、相撲協会は3日間の出場停止という処分を下した。その処分が重いか、軽いかは意見の分かれるところだが、ふと相撲では派手なガッツポーズが禁止されていることを思い出した。

 

初めて耳にした時は、「え?何で?勝った喜びを素直に表現して何が悪いの?」と思ったが、勝者がいれば必ず敗者もいる、死力を尽くして戦ったあとは必ず一礼し、勝者は敗者を気遣い、ガッツポーズなどはしないものだ、という説明に、妙に清々しい気分になった。

相撲に限らず、柔道、剣道、囲碁、将棋に至るまで、勝ち負けを争う以前に礼節を重んじる我が国の伝統を、すごく誇りに思った。

 

足をけがした山下と戦ったラシュワン、膝の故障で躑踞もできない貴乃花と戦った武蔵丸、いずれも敗者になった。二人ともマテラッティみたいな奴だったら、苦もなく優勝できただろう。でも、そうはしなかった。

どこまでも単細胞の純ちゃんは、「痛みに耐えて良く頑張った!!」と貴乃花に声をかけたが、褒める相手が違うだろう。

 

かつてのウルトラマン、ウルトラセブンは、決して闇雲に怪獣と戦ったりはしなかったけど、最近ゲーセンで復活して子供たちに大人気のドラゴンボールなんかは、戦いに勝つことばかりを求めているような気がする。

まるでテレビゲーム感覚でイラク軍がやられるところを放送して、家族の団欒で楽しんでいたアメリカ国民を、3日間の出場停止処分にできないものかな。 

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