今回は、細菌性亀頭包皮炎の第2回目になります。
この前は、洗いすぎちゃったってところまで、お話しましたね。
結局その行為が、粘膜という、人体においては、かなり柔らかい組織の表面を破壊してしまった、
ということは、お分かりいただけたと思います。
では、傷ついた粘膜が、なぜ、あのような状態になってしまうのか、ということを
順を追って、ご説明いたしましょう。
傷ついた粘膜には、目に見えない細かな傷が、無数についていて、その傷一つ一つに、
まるでシイタケ栽培の植え付けのように、皮膚の表面にいる、ありふれた細菌が入り込んで、
その場所で、増殖を繰り返します。
この場合の、ありふれた細菌とは、B群連鎖球菌、エンテロコッカス、黄色ブドウ球菌、
などの頻度が高いのだが、時として、A群溶連菌などの皮膚毒性の高い細菌が、
感染してくる場合もある。(そういった場合は、ハンパじゃない状態になるのだが。。)
細菌に入り込まれ、勝手に繁殖されている状態に陥っている、人間の皮膚は、
何とかしてこの状態を打破しようと、いつもより、皮膚のターンオーバーのスピードを上げて、
粘膜上皮の不完全角化層を、どんどん剥がしながら、同時に細菌を、体外に押し出そうとしている。
(この状態が、カスが出るっていう状態です。)
ところが、細菌のほうも、やるもので、外に出されてはなるものかと、皮膚の奥へ奥へと、
浸潤しながら、その場所で棲息し続けようとする。
その結果として、ほぼ全例において、細菌対皮膚のスピードの戦いは、細菌に軍配が上がることになる。
つまり、一度、この細菌性亀頭包皮炎の病態に陥ってしまえば、自然治癒は望めない、
ということになる。だって、出そうとする勢いが、そこに居座ろうとする勢いに負けてるんだから。
もちろん、最初に入ってきた細菌の種類や、量などにも影響されるので、一概には言えないが、
来院される患者さんの数から考えても、だいたいみんな、こんな感じになっているんだと思う。
<今回は、病態生理の説明みたいになってしまいましたが、次回もどんな展開になるか、
まったく決まっていません。ので、よろしくお願いいたします。まだつづくぞ~~。>
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いいですね。確かにそうしたくなりますよね。
実際には、強酸性水のお風呂があれば、かなりいいんですけどね。
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