< 性器ヘルペスと戦う3 | メイン | 細菌性亀頭包皮炎と戦う2 >

皆さん、今回から、男子における細菌性亀頭包皮炎のお話をしましょう。

この疾患は、まさに、女子のBV(細菌性膣症)に匹敵するともいえるくらい、日常の臨床で、

ちょくちょくお目にかかるものです。

 

ところで、話はそれますが、ヨーロッパのサッカーは、実にすばらしい!!彼らのサッカーを見ていると、

世界がまだ混沌としていた時代、ヨーロッパの地に、世界征服を夢見た英雄が、幾度となく

現れ、その野望を成し遂げたのがわかるような気がしますよね。英雄を支えたのは、きっと、

いつだってあんな風に組織化されて、たたみかけるような攻撃力と、必ず勝つための

モチベーションを持ち続けられる、疲れを知らない兵士達だったのでしょう。

 

横道にそれすぎたかな?

 

では、ある日の診察室から。

 

『今日はどうしましたか?』

「3日位前から、ペニスの皮が赤くなってきて、だんだんと、垢のような、カスのようなものが、

でるようになってきたので来院しました。何か、変な病気でしょうか?」

30歳になったばかりの彼は、不安げにボクに尋ねた。

『なにか原因になるようなことはあったの?』

「韓国エステに行きました。」

『それはどういうことをするところなんですか?』

「最初に一緒にシャワーに入ってくれて、洗ってくれて、出てから、口でしてくれるところです。」

『それって、ヘルスじゃないんですか?』

「そうとも言うかもしれません。」

『では、そこ(韓国エステ)ならではという、すごい技みたいのはないんですね。』

「そういうことになります。」

なんとも不思議な会話になってしまった。

 

ただ実際に、彼のペニス見てみると、まあかわいそうに、亀頭と包皮の部分が、

赤くはれあがり、わずかに浸出液が滲み出しているという、とても悪そうな状態であった。

 

『だいたい1日が終わって、夜、お風呂に入ろうとすると、その時は、ムチャクチャ、カスが出ているでしょ?』

「そうです。だから、それが気になって、体を洗う時に、思いっきり、アソコを洗ってしまうんです。」

『例のエステでもかなりゴシゴシやられたんじゃないの?』

「はあ。かなりきれいにされました。あと、洗い終わった後に、消毒液みたいなものをつけられました。」

 

この流れは、この細菌性亀頭包皮炎にとって、一番多いパターンかな。

エステの女の子は、自分を守るために、死にもの狂いでお客のペニスを洗うし、

された男性側も、なんか変な菌がついているといやなものだから、家に帰ってきてから、

何度も何度も、これまた狂ったように、自分のペニスを洗ってしまうのだ。

一見、清潔というものを、追求するかのような行為が、間違った方向にいってしまうという、

悲しいストーリーであるといえるのだ。

 

<この先、いったいどういう展開になるのか、まったくわからぬまま、続く。です。>

次回もよろしくネ。

 

 

固定リンク | コメント (3) | トラックバック (0)

トラックバック

この記事のトラックバック URL

http://blog.m3.com/mission_no_std/20060704/1/trackback

コメント

コメント一覧

こんばんは。

読むたびに、ヘルスが原因なことが多いんですね。
やっぱり危うしには近づかないにかぎりますかね~。

特別なすごい技がなくても♪
written by フルーツ天国 / 2006.07.04 21:17
綺麗にしすぎが裏目に出たんですね?
written by かえる / 2006.07.04 23:53
>フルーツ天国さん
近づいてもいいのです。きちんとさえしていれば。
でも、ヘルスよりピンサロの方が、いろいろあるみたいです。

>かえるさん
しすぎというより、♀側からだと、破壊活動で、♂側からだと、脅迫神経症って感じですかね。
written by STDと戦うDr. / 2006.07.05 00:00

コメントを書く

ニックネーム*
メールアドレス*
URL
内容*
※「利用規約」をお読みのうえ、適切な投稿をお願いします。
STDと戦うDr.
More プロフィール

Search

Calendar

<< 2008/12 >>
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

トップページ

Doctors Blog

ブログの購読

新着コメント

新着トラックバック