みなさん、前回のクイズは、わかったかな?
答えは、誘発型でした。
なぜ、その答えに行き着くかというと、
まず、彼の症状なんだけど、重いか、軽いか、っていうことでみてみると、軽いよね。
実は、3つのタイプで、いわゆる重症と呼べるのは、急性型が圧倒的に多いのです。
じゃ、どんなのが重症かというと、陰部に水疱が多発し、それが、つぶれた後に、
2次感染を起こすなどして、ぐちゃぐちゃな状態になるって感じかな。
このとき、これが女性に起きたとすると、おしっこは痛くてできない、歩けない、座れない、
というようなすごい障害に見舞われることになる。
まあ、男性だって、「どうしちゃったのよ。オレ。」って感じで、ひどく悩んでから来る場合が多い。
そりゃそうだよね。ぐちゃぐちゃで治りがめちゃくちゃ遅いんだもん。
そんじゃー、Uさんの症状が軽いものとして、次に考えられるのが、誘発型と再発型なんだけど、
再発型は、2度目以降の症状に対して使う言葉なので、誘発型しか、選択肢は残らない。
よって、答えは、誘発型になります。
つまり、彼の場合、3週間前に感染したのではなく、もっと、ずっと以前に、
単純ヘルペスウィルスに感染していて、彼は自分の陰部神経にウィルスを持ち続けていた、
と考えられる。そして、体調が悪いとか、陰部神経に過度な刺激を加えたりとかで、
かつて、一度も、症状を出したことのないヤツの眠りを、覚ましてしまったんだな。
となると、彼と3週前に性的な関係(適切か不適切かは関係ないけどね。この場合には。w)
を持った女性は、一転して、加害者から、被害者になってしまうことになる。
つまり、彼に単純ヘルペスウィルスをうつされてる可能性があるということ。
少し前まで、このウィルスは、水疱や潰瘍が出現しているときのみ、感染力を持つ、
なんていうことが言われていたのだが、近年、どんどん、性的にアクティブな人達にとっては、
うれしくない情報が出てきている。なんと、今では、性器ヘルペスに、感染してはいるが、
一度も、発症していない人、つまり、今回のUさんの水疱ができる前の状態だが、
そういう人でも、ウィルスを排出し続けている、ってことが、あたりまえだよ、ってな感じで言われてるんだ。
これはこわいよー。だって、うつしている本人にとって、自分が、ウィルスを保持しているっていう
自覚が、まったくないんだからね。ほんとにまったく。
そうして、ウィルスに感染してしまったパートナーが、発症でもしてくれたら、
どうにか、2人の間に、「ヘルペスあり」、なんて自覚が、めばえるんだろうけど、
もしも、発症しなければ、そのパートナーも、いわゆるキャリアとなり、誘発型の予備軍となる。
さらに、発症しないまま、2人が別れて、それぞれ別のパートナーを持ったとしたら。。。。
ウィルス感染がこわい理由が、お分かりいただけただろうか?
もしも、これがHIVだったらって考えることは、できないだろうか?
と、ビビらせておいたところで、またまた次回へと続いていってしまうので御座います。
今宵はここまでにいたしとう御座いまする。
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みなさんは、性器ヘルペスって知ってるかな?
なんとなく名前だけは、っていう方も多いと思うけど、遺伝子学的に調べてみると、
単純ヘルペスウィルスは、ヒトという生物に、かなり大昔から普通に感染していた病原体でした。
その超長い歴史ゆえ、ヒトの免疫系(自分の体に侵入してくる病原体をやっつける働き)との親和性が高く、
(つまり、やっつけられないってことね。)
一度、人体に感染すると、病原体であるこの単純ヘルペスウィルスは、その人体が
生存し続ける限り、体の中に居座り続けるのです。
まあ、簡単に言えば、感染すると、一生、完全には治らないってことです。知ってましたか?
ということを踏まえたうえで、今日は、Uさん32歳♂のお話を。
一日の診療が、終わりにさしかかる頃(うちのクリニックでは、18:30までなので、それくらい。)、
彼は、やってきた。
しかも、問診票の「今日はどうされましたか?」という質問に、
「自分で話す。」とだけ、ちょっと乱暴に書いてあった。
『今日はどうしたんですか?』
「実は、2~3日前から、ペニスが痛いのです。」
『どう、痛いんですか?』
「シャワーがしみる部分があって、そこがジンジンと痛いんです。」
さっそく、その部分をみてみると、彼が痛いと言っていた場所に、直径2mm程度の浅い潰瘍が
2つ認められた。これはいわゆる性器ヘルペス潰瘍の活動期(Active Fhase)のもので、
皮膚の表面の、「上皮」といわれる薄皮よりも下の層の「真皮」まで達している、
ちっちゃいけどちょっと深い「けが」のようなものだ。
まさに、けがに置き換えてみればよくわかるのだが、上っ面の傷はすぐ治る。でも、
かなり深くすりむいた時は、化膿する確率も高くなるし、何といっても、
欠損してしまった真皮と上皮を再生させるか、肉芽で置き換えるか、しなきゃいけないので、
治るのに時間がかかる。それゆえ、一般に、性器ヘルペスの潰瘍は2~4週間で治癒するとされている。
『性器ヘルペスですね。』
「えっ、ほんとですか。」
『うん。きちんとした診断をつけるべきだけど、いつ感染したと思う?』
「たぶん3週間前だと思います。」
『そんで、2、3日前から、なんとなく赤くなって、水疱ができて、やかて、それが破けて、
傷みたいな痛みになってきたんでしょ?』
「まったくその通りです。」
性器ヘルペスとは、単純ヘルペスウィルスによる性器への感染症であり、ボクが所属する
日本性感染症学会でも、川名先生というヘルペスの大御所の先生がいらっしゃるのだが、
(産婦人科学会でも世界的に有名な先生です。)
もしこの先生が、いらっしゃらなかったら、我々日本人はみんな、性器ヘルペスにかかった時に、
どうしていいかわからず、自殺者続出、なんてことになっていたかもしれない。
かつて本当にそういうことがあったということも、聞いたことがある。
(確かに、30年位前は、現在の抗ヘルペスウィルス薬なんていうのはなくて、
性器ヘルペスの治療→ガンマグロブリン投与なんていう時代だったらしい。)
川名先生、ほんとうに、ありがとうございます。
さて、この性器ヘルペスの基礎知識ね。
まず、病原体である単純ヘルペスはその核型により、Ⅰ型とⅡ型に分けられる。
よく、Ⅰ型が口型、Ⅱ型が性器型なんていわれているが、これだけ世の中オーラルセックスが
普通に行われていれば、ⅠとⅡの垣根はあまり重要でないかな。
でも、それぞれに特徴があるんだけどね。
次に、発症のパターンなんだけど、
初めて症状の出た人は、初発型
症状が出たのが2度目以降の人は、再発型
って言うんだ。
さらに、初発型は、2つに分けられて、
ウィルスが初めて体に入ってきた時は、急性型
以前にもうウィルスは体に入ってたんだけど、今回はじめて症状が出たぞっていうのが、誘発型
というのです。
ここでクイズです。
きょうの主人公のUさんのものは、
1、急性型
2、誘発型
3、再発型
どれだと思いますか?
と、クイズを出しつつ、次回へ続くのだ。
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ひとつのお話で、3話目になっちゃったよー。
ボクの話って、ちょっとくどいのかなー?
作風を変えた方がいいのかな?
次回以降、ちょっと考えてみますね。
それでは、続きを。
ボクは彼女におもむろに言った。
『Tさん。もしかして、おりものが、気になっていません?』
すると彼女は、少し頬を赤らめながら、
「なんで、わかるんですか?」という反応。
やっぱりそうだったんだ。ボクの目に狂いはなかった。
『じゃあ、これから婦人科の検査をしますよ。』
「え~。」
気持ちはわかるよ。
最初、泌尿器科的なことで来院して、治ったと思ったら、いきなり、内診台に上がれなんて
言われて。
やっぱり、女性としては恥ずかしいよね。内診台は。
でも、実際に診察してみると、外陰部には特に大きな問題はなかったものの、
膣内の状態は、予想通り、はかばかしくはなかった。
具体的には、膣分泌物は、黄色で中等量、膣壁は発赤し、
子宮膣部には、びらん(薄皮が一枚むけたようになっていることです。)を認め、
更に、頸管部分にも炎症を認めた。
この状態を正確に知るために、前回の尿の時と同じく、分泌物の培養と鏡検を行った。
(それ以外にも、クラミジアPCRと細胞診も。結果は膣分泌物からは、E.Coli「大腸菌」多数、
クラミジア陰性、細胞診ではクラスⅡ「炎症像あり」ってことであった。)
検体をとり終えてすぐに見た分泌物の鏡検では、尿の時と同じように、桿菌が、背景にあたる
白血球の間に間に、おびただしい数で存在しているのがわかった。
『おそらく、一連の繰り返す膀胱炎の原因は、性器にあります。』
「ほんとですか~?」
『うん。やはりこれほどまでに繰り返す、膀胱炎は、どこかに病原体をキープする場所がないと、
原因の説明ができないでしょ?』
「それが、わたしのアソコってことですか~?」
『そうだよ。いま、診察しても、膣炎のような状態になっているし、膣の分泌物を顕微鏡で
みたら、おしっこの時と同じような、大腸菌みたいのが、いっぱいいたよ。』
「どうしよー。半年も、こーゆー状態だったのに。」
彼女は何か心配している。
『なんか、心配してるでしょ?』
「彼にうつしてしまったんじゃないかと思って。」
『そんなこと、気にしなくていいよ。だって彼は、何も言ってはいないんでしょ?
男性で大腸菌が原因で尿道炎起こす人って、うちでも年間に数えるほどだもん。』
ここまでの話で、読者の皆さんの中に、疑問を感じている方はいらっしゃらないだろうか?
逆に、感じていたらすごい洞察力ってことになるんだけど。
それは、彼女は大腸菌による膀胱炎で、5日間の抗生剤治療を行った。
しかもその膀胱炎は、ここ半年の間に8回も繰り返すほどのしつこさである。
原因はどうも、大腸菌による膣炎が、病原体の供給源であったみたいだ。
でもまてよ。彼女はすでに、抗生剤を飲み終えてるぞ。
抗生剤飲んでるのに、膣内に大腸菌が棲息しているなんて、おかしいぞ?
だって膀胱の大腸菌は死んじゃってるんでしょ?
まさに、ここなのだ。
ここで、結論づけてしまうと、抗生剤を投与した場合、それが膣内にいる細菌にまで、
到達するか、しないかは、ほぼ、その人の体質による、と言い切ってしまっていいのだ。
このTさんの場合は、膀胱内の大腸菌は抗生剤によって、死滅した。
でも、そんな状態でも、膣内にいる大腸菌は普通に生きながらえていたということになる。
もし、そうでない体質の方なら、膀胱・膣、同時に治療ができるはずなのだが、
彼女の(体質の)場合は、だめだった。
じゃあ、治療はどうするの?ってことになるのだが、これは、
婦人科的な古典とも言える方法でいくしかない。
『洗浄して、お薬を膣の中に入れるということを、何回か繰り返していけば、
膣内の細菌は死滅させることができる。そうすれば、8回繰り返した、膀胱炎とも
さよならだね。』
それから、彼女は約1週間、まじめに通院してきた。
やはり、午後1番目の患者さんとして。
そういえば、最後に彼女を診てから、もう半年以上経つが、
膀胱炎の再発は未だないようである。(と思う。)
もう、午後のカルテリストの最上部に彼女の名前が書かれることはなくなった。
さて、3話にわたってお送りしたお話は、ちょっと性感染ということからは、ずれましたね。
でも、こういった患者さんが多いのも、また事実。
ボクは、結局、性感染症だけでなく、その類縁ともよべる疾患すべてにおいて、
対応できるスキーム(粉ミルクじゃないよ。)を作り上げることが必要なんだといつも考えています。
もちろん、ボクが世界を救うためにね。ww
次回は、またSTDに戻ります。世魯誌句!(なんじゃ、こりゃ。)
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日本代表、だめでしたね。
最初の得点が、日本チームによるものだったので、ちょっと期待しちゃったボクがバカでした。
でも、一瞬の夢は見れましたよね。
ブラジル、ほんとにありがとう。あの1点をプレゼントしてくれて。
その優しさは、決して忘れないからね。
さあ、気持ちを切り替えて、きのうの続きです。
と、行こうと思いましたが、ひとこと。
先ほどボク宛に、m3.com からメールがきまして、ASKドクターなるサイトがあるから、
やりませんか?みたいなのが書いてありました。
早速、これは、ボク向きだと思い、性感染症撲滅へのステップにしなくては、と、
STDと戦うDr.という名で登録し、「どんな質問が、一般の方から寄せられるのかな?」
と、ページを開こうとすると、重い、重い。
これじゃー、無理だよ。せっかくやる気だったのにさ。
ちゃんと、してください。管理してる方は。
ということで、彼女は、再来の時もやはり、午後の一番目の患者として、現れた。
『症状の方は、どうなりましたか?』
「すっかりよくなっちゃいました。」
『でも、ここまでは、いつもと同じでしょ?』
「そうですけど。。。。」
『今回の検査結果では、あなたの尿1ml の中に、大腸菌が100万個いたということが
わかりました。通常、10万個もいると、かなりの自覚症状が出るんですけどね。』
「え~。100万個も~。」
彼女は、腰を抜かしそうになっていた。無理もない。
自分の尿のそれまた1ml のなかに100万個もの大腸菌。
ふつうでは、到底考えられない数だ。
しかも、ちょっと昔に、おしっこ健康法なるものがあって、いかにも健康そうなおじさんが
テレビに出演し、腰に手をあてがいながら、おしっこを一気飲みするなんていうのがあった。
その彼らのいいぶんの一つに、「おしっこっていうのは、無菌なのです。きれいなのです。」
っていうのがあったが、確かにそのとおりですよ、だからって、飲むっていうのもねぇ。
でも、その場合の菌の数は1ml 中に0(ゼロ)個っていうことだから、比較すると、
確かにすごすぎる。100万対0 だからね。
間違っても、初診時の彼女のおしっこは飲めるものではない。
ただし、かなり特殊な趣味をもった殿方なら、食中毒覚悟で
飲むことはできるだろうけど。。。
おしっこ健康法はこのくらいにして、その次の課題にとりかからなくては。
すなわち、
「なぜ、半年の間に8回もの膀胱炎を繰り返したのか?」という謎に迫るということなのだが。
今宵は、少々、話が長くなってきたのでございます。
この続きは、またの機会にいたしとうございます。
(たしか、こんなエンディング、何かであったな。)
次回、この話は第3話となってしまいますが、みなさん、あきれないで、ついてきてくださいね。
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みなさん、UPが遅れて、本当にすみません。
日本VSクロアチア戦から、なんだか落ち込んでいます。
確か、決勝ラウンドに抜けるには、2点差以上つけて、ブラジルに勝ち、ですよね。
あと何時間かしたら、始まっちゃうんですよね。
ジーコよ、頼む。ブラジル代表のユニホームを着て、3回ほど、オウンゴールしてくれ~。
マジで頼む。あなたなら、ブラジル国民もきっと許してくれるはずだ。
ということで、今日は、24歳Tさん♀のお話を。
午後の診療が始まると、すぐに新患であるTさんの名前が、電子カルテのリストの一番上にあった。
開いてみると、彼女の主訴は、
「膀胱炎のようです。」とのこと。
自分の病気が自分でわかってるんだー。と、その時はただ漠然と思っていた。
『今日はお小水が、おかしいんですか?』
「先生、私はこの半年、もう7回も膀胱炎になっているんです。」
『じゃあ、今回で8回目ですか?』(あたりまえじゃん!)
「そうです。友達の話を聞くと、膀胱炎っていうのは、癖になるっていうじゃないですか。」
『で、そのつど、どうしていたんですか?』
「お水をたくさん飲んだりして、治るときもありましたが、だめなときは、
近くの内科のお医者さんに診てもらったりしました。」
『その時、内科の先生は、どんなことをおっしゃってましたか?』
「膀胱炎ですね。薬を出しておきます。とだけ、おっしゃっていました。」
『どんな細菌がいたかということは、説明がありましたか?』
「それはありませんでした。」
ということだったので、ボクとしては、今回の膀胱炎はもちろん治し、その原因を
突き止めて、さらに、再発防止に努めなければならないという、使命を感じとったのだった。
今回のような場合、尿の細菌培養を行うのは当たり前だが、当症例では、尿沈渣
(採ったおしっこを試験管みたいな、スピッツと呼ばれるものに入れて、遠心機に入れた後、
底に沈んだものを顕微鏡で見る検査です。)
を見ておいたほうがいいと思われたので、やってみると、
いかにも大腸菌という、桿菌の集まりが、強拡大の視野いっぱいに見ることができた。
昨今、こういったふつうに見られる大腸菌でも、薬剤耐性が問題になる場合があるが、
今回の場合は、治療そのものよりも、そこから先の方が大事だと思われたので、
とりあえず、ニューキノロン系の抗生剤を5日分処方して、
『飲み終わったらすぐに来てください。注意事項として、1日2リットルの水分をとって、
薬は規則正しく、服用するようにしてください。』との指示を出して、その日の診察が終わった。
彼女は、2リットルという言葉に、さすがに戸惑いを隠せなかったが、
なんとか、飲んでやろうという、意気込みは、ひしひしと感じられた。
5日後、彼女が、再来した。
やはり、午後の1番目の患者さんとしてであった。
<すいません。体調が悪いんで、今回ここでやめちゃっていいですか?続くってことで。>
P.S.今回の症例は一見すると、泌尿器科領域の話に思えるかもしれないが、
このままで行ってしまうのか、それとも、性感染症とのオーバーラップを見るのか、
まさに、含みを持たせた、このエンディングに、ボクの拙い野望が見え隠れするのでした。
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続きです。
お待たせいたしました。
他のブログの記事を書いていて、昨日は更新できませんでした。
申し訳ありませんでした。
で、さっそくいきますよ。
ボクはその時、この男の子が、まさにマスタータイプの人物であることを感じ取った。
『なにが、困っちゃったんですか?』
「あそこから膿が、ドボドボと出るんです。」
『いつからですか?』
「もう、出始めてから1週間になります。」
『なんで、すぐに来なかったの?』
「治ると思ったんです。しかも、かなり痛くなってきて。」
『もうそろそろ、限界なんだね。』
「せんせー。どうにかしてください。あうっ。」
と言いつつ彼は、ボクが、脱いで見せてくださいとも
なんとも言ってないのに、もうズボンのベルトに手をかけている。
なんとも慣れた手つきである。しかも動きに美さがある。
ボクがもし女性だったら、この動作だけで、彼にほれて
いたかもしれない。
しかも、ズボンが下におりていくのに引き続いて、彼は、
6つに割れた腹直筋の
下端をおおっている、カルバンクラインのアンダーウェアーにも手をかけた。
(なんか、官能小説みたい。)
ちょっと話はそれるが、ボクは男性の下半身を診察するとき、
大抵、看護師(ナース)に
席をはずさせるようにしているが、この時は、そう、指示する時間がなかったのもあるが、
看護師が、席をはずしていなかった。っていうか、はずそうとしていなかった。
彼女は、彼という存在に、確かにくぎ付けになっていた。
きっと、もし、この彼との出会いが、クリニックという場所でなかったのであれば、
彼女もまた、彼のハーレムに取り込まれていたかもしれない。
やがて彼は、自分の生殖器を露出させた。
かわいそうに、その尿道口からは、先ほど、診察前に採尿したのにもかかわらず、
もう、黄色の膿がにじみ出ていた。しかも大量に。
ボクはそれを見た瞬間に、『これは、淋病だよ。』と言った。
そして、『これに、クラミジアが一緒になって感染しているかは、検査してみないと
わからないけどね。』と、付け加えた。
実際に、彼の尿道から採取した分泌物を、検鏡してみると、
グラム陰性の双球菌が認められた。
(ちょっとむずかしいかな?要するに、淋菌の顕微鏡的な、見かけの特徴ね。)
『だいたい、この疾患の潜伏期は3~7日とされてるけど、症状の出るそれくらい前に、
うつるようなことはあったの?』
「思いっきり、いっぱいありました。」
『思いっきりということは、誰とか、特定できないの?』
「いっぱいいすぎて、誰とか、ぜんぜんわからないっス。」
かっこいいんだか、だらしないんだか、わからないけれども、
男だったら、一度は言ってみたいようなフレーズである。
『でもさ、わからないんだったら、全員をなおさなきゃ、君だけ治したって、またうつって、
ここに来る事になっちゃうよ。』
ボクは正論を唱えた。
「じゃ、全員と別れます。」彼はあっさりと言ってのけた。
(ちょっと、まてよー。)
それから、よくよく彼の話を聞いてわかったのだが、自分のハーレム内に、自分をうらぎって、
病気を持ち込んだ女の子がいることに、彼は、嫌悪感どころか、
憎悪の念さえ感じていた。
なんとも、自分勝手な論理なのであるが、その時彼は、真剣に、自分と関係のある
女の子全員を恨んでいるようだった。
これは、何とか説得しなければ。
彼が、女の子に対してきれてしまって、自分のハーレムを解散するのは、
全く彼の自由だ。しかし、その結果、淋菌に感染した何人もの女の子が、彼のもとを離れ、
野に放たれる。それだけは、公衆衛生学的にいっても、絶対に、防がなくてはならない。
『ちょっとまって。君は、彼女たちに怒りを感じてるみたいだけど、もし、このまま彼女たちが
放置されたら、どうなっちゃうかわかる?』
「病気のままってことっスすか?」
『もちろん、そうだし、誰か他の男性に、病気をうつしてしまうってこともある。
でも、それ以上に、彼女たち自身の身体が、病原体によって破壊されていってるって、
わかるかなぁ。』
「そうなんスか?」
『うん。淋菌というのはね、組織破壊性の強い病原体といえるよ。
例えば、病原体をやっつけて、淋病は治ったという状態になっても、女子の場合、
その後に、赤ちゃんが欲しくなって、妊娠しようとした時、卵管の通過障害から、
不妊という状態になったり、子宮外妊娠となってしまったり。あとから起こるダメージが、
かなり、シビアな問題になってくるね。』
「つまり、すぐに治療しなければならないってことっスか?」
『わかってきたみたいね。そう、彼女たちをそういった危険から救えるのは、
君しかいないんだよ。だから、女の子全員に医療機関の受診をすすめてよ。頼むよ。』
「そうだったのかー。」
彼は、自分勝手な怒りに身を任せ、一時は、すべての責任を放棄しようとしていたが、
何とか思いとどまってくれた。
そればかりか、最後は、自分の責任を強く感じてくれて、
マスターとしての自覚と誇りを、取り戻してくれた。
彼の治療は、初診時の段階では、クラミジアが否定できなかったため、
テトラサイクリン系の抗生剤の内服から開始した。48時間経てば、淋菌の培養が終了するので、
その薬剤感受性から、おのずと、至適な抗生剤が確定するだろう。
今でも、淋病のガイドラインを見ると、治療の第一選択は、抗生剤(セフェム系の注射)であるが、
淋菌の感受性まで、完全に把握し、確実に患者さんを治療からドロップアウトさせない
のであれば、経口剤による治療も可能なのに、そう決めてある。
しかも、クラミジアとの同時治療が必要である局面も、昨今多くなってきている。
(淋菌の注射剤はセフェム系で、クラミジアの経口剤はマクロライド系またはテトラサイクリン系。
見てのとおり違うものなのです。)
それなのに、淋菌は何が何でも、セフェム注っていうのもねー。
間違った抗生剤を用いず、診断、治療のスキームが出来上がっているのならば、
やり方は、いろいろあっていいと思うけど。。。まっ、いいか。
いろいろあったが、治療は順調に終了し、彼は淋病を克服した。
また、それと同時に、彼のハーレムの女の子たちの、身体的な危機も救えたと思う。
(もっと時間が経たなければ、本当はどうだったか、わからないけど。。)
それにしても、いつの世の中も、男と女っていうのは、数がだいたい同じなのにもかかわらず、
不均等に、関係を形成していくものだな。
もてるやつ(女の子も)は、徹底的 にもてる。
でも、もてないやつは、恋人なんか全然できなくて、6年ぶりにヘルスにいって、
なんかうつされてくるなんてことがあるからな。
なんか、せつないな。
これも、人類のDNAに刻まれた、弱肉強食の宿命といえるのだろうか。
ま、そんなこともさておいて、世界を救えるのは、やっぱりボクしかいないっていうことかな。
(どーして、そーなっちゃうわけ?)
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みなさん本当にありがとうございます。
まだ4本しか、記事を書いていないのに、
おかげさまで、アクセスがどんどんと増えていっております。
(どんどんと言っても、本当はそんなにたいしたことないんだけどね。)
ただ、僕が世界を救うレベルにまでは、全く達しておりません。
(あたりめーだろ。)
そこで皆さんにお願いです。このブログを広めていただきたいのです。
「みんな、これ読んでみなよ。変なやつが書いてるよ。」って感じで、ぜんぜんかまいません。
でもみんな、やがては、「こんなにためになることが書いてあったなんて。ワンダフォー。」
みたいに、変わっていくに違いありません。
そうなって、初めて、ボクの野望が、実を結ぶのです。
では、今日のテーマ、淋病と戦う♂、をお送りしましょう。
僕が、患者さんを診る時に、つねに心がけていることがある。
それは、その患者さんが、ハンターなのか、マスターなのか、ということだ。
今、みなさんは、「コイツなにいってんの?」って感じだと思うけれど、
まあ、ちょっと聞いてください。
ハンターと言うのは、言葉の通り、狩人のこと。
つねに、異性を求めていて、チャンスがあれば、捕獲する。
自分からガンガンいくけど、最終的には、獲物の数が限られている。
まあ、ひとりでいくらがんばってみても、数は知れているってことかな。
それとは対極の位置にあるのが、マスターだ。
マスターという言葉だけだと、ちょっと分かりづらいが、
マスター・オブ・ハーレムとか、マスター・オブ・プライドなどと、言えば、
少しは分かりやすいかもしれない。
つまりは、ほっておいても、異性が寄ってくる人のことだ。
自分では、あまりその気がなくても、周りが静かにしておいてくれないので、
結局その人の、性的な機会は、多くなり、経験も豊富になる。
ちょっと信じられないだろうが、実際にこういう人は存在するのである。
どちらがよくて、どちらが悪い。なんてことは、全くないのだが、
ボクのように、病気を治すという立場の人間は、こういう場合に、
マスタータイプの人間に、テンションを上げて、臨むということが、
一般的なのではないだろうか?
現に、ハンタータイプの人間は、相手がプロの人で、治療対象になるのが、
そのハンター本人だけ、ということが多いのであるが、
マスタータイプの場合、その人のハーレム全体を、治療しようと思うと、
とてつもない数になる場合がある。
そういう人は、普段、その数を自慢しているわけではないと思うが、本当にすごい。
今回の主人公になってもらおうと思った、S君は、まさに、マスタータイプの典型的な青年だ。
(簡単に言えば、いい男で、フェロモンとオーラがめちゃくちゃ出てるってこと。)
その彼が、初めてボクの外来にやってきたとき、
端正で、陽にやけた顔を、少し曇らせ、やや茶色がかった前髪をかきあげながら、
「せんせー。おれ、こまっちゃったんス。」
と、売れっ子のホストが、ドンペリをおねだりするような潤んだ瞳で、ボクを見つめたのだ。
<なんか、ぜんぜん淋病の方に、話が持っていけないまま、記事のボリュームが多くなってしまいました。ということで、このお話は、続くってことにしてほしいっス。>
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昨日は、たしか、このBVの原因はわからないけど、
誘因だったら、統計的にわかってるよ、って
ところまで、いってたんですよね。
では、つづきです。
その誘因とは。。。。
1.複数のSEXパートナーをもつこと。また、新しいパートナーと関係をもつこと。
2.膣内を、習慣的に自分で洗浄してしまうこと。
3.避妊用子宮内装具(IUD)を用いること。
この3つが、BVの誘因とされています。
よく、患者さんが心配されている、トイレだとか、プールだとか、
寝具とかからの感染は考えなくてもいいのです。
また、この3つのうち、現在の日本では、3.のIUDは、かなり少数派になってきてますよね。
さらに、2.に関して言えば、ウォシュレットがこれだけ普及した今、
その、ビデ機能を使うな、と言う方が無理ですね。
でも、まあ、もしビデを使うのであれば、上っ面だけでいいのではないか、と思います。
中の方まで、しっかり洗って、分泌物を完全に洗い流してしまうと、
そこに常在していた、良い菌(乳酸菌等)も
すっかりいなくなってしまいますから。
1.に関して、ボク個人の意見では、女子は、新しいパートナーとSEXをする時は、
たとえ相手がどんなに真面目で、
いわゆる性感染症を持っていなくても、今回の話題である
BVにかかってしまう危険があることを、いつも認識していてほしい。
そして、実際の臨床の現場では、昨日のブログにでてきた、
18歳の女の子のように、BVに罹っているすべての女性が
自覚症状を訴えるわけではないことを覚えておいてほしい。
(約半数の女性で無症候のままBVが持続します。)
あと、複数のSEXパートナーに関しては、性感染症撲滅計画を遂行しているボクにとって、
賛成できないスタイルと言えるな。たまに、そういう患者さんも
いるにはいるが、特にこのBVについては、もーほんとに治らない、治らない。
だからね。1人のひとを決めて、病気がないのを確認して、
お互いにそのひととだけって関係を築こうよ。
別に、そのまま、結婚しろっていってるわけじゃないんだから。
将来のことは気楽に考えながらも、病気にはきびしいモラルで、なんていうのは、サイコーだとおもうな。
18歳の患者さんの続きです。
『とにかく、膣の中の菌をやっつけるからね。』
「え~、せんせー、どれくらい日数かかるの?」
『1週間から10日くらいかな。』
「そんくらい、通えば治るんだ。」
『そうだよ。まず、治そうよ。』
治療は、ほんとのことを言えば、まだ確立してない。
でも、経験的に、膣の洗浄とクロマイ膣錠挿入、うまくいかない時は、
マクロライド系抗生剤やメトロニダゾールを服用してもらうことにしている。
帰り際に、彼女が言う。
「せんせー、やっぱさ、治してる時は、Hしちゃだめだよね?」
『だめだよ。ぜったい。』
「やっぱそーかー。」
言うと思ったけどやっぱり言ったかー。
君は、10日の間、じっくり考えてみるんだ。
(彼の方は、あつーくなってしまいそうだけど。)
まあ、いずれにしても世界はボクが救うんだけどね。(またかよ。)
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前回、は♂のクラミジアのお話をしましたが、
今回は、細菌性膣症(Bacterial Vaginosis:BV)でいきます。
もちろん、膣症っていうくらいですから、女性の疾患であることは、わかりますよね。
あと、断っておきますが、この疾患は、細菌性膣炎とは別の病気です。
同じだと思っていた人は、この記事で考えを改めてくださいね。
18歳の女の子がボクの外来にやってきた。
いつもは、生理不順(月経不順)で診ている子だ。
「せんせー、今日は、おりものが変だから、来ちゃった。」
『変て、どうしたのよ?』
「何かね、すっげーくさいの。それから量もハンパないしー。」
『どんくらい前からなの?』
「1週間前くらいからで、生理が終わったとたん、こんな感じになってたー。」
『そっか。誰かから何か、うつされたような気はする?』
「思いっきりするしー。たぶんあいつ。」
ということで診察してみると、やはり、膣分泌物は、彼女が訴えたとおりで、
色は、ほぼ白色で、さらっとしていて、量は大量といってもいいくらい。
(本人はさらに、おしっこではないってことを強調していたけどね。)
そして、さらに、彼女が言うところの、すっげーくさいというのも、確認できた。
これは、いわゆる魚臭というやつで、ある種の細菌が、膣内で増殖したときのものだ。
こういう状態なのにもかかわらず、外陰部の皮膚は正常だし、膣の内壁だって、
たいして赤くなく、ノーマルといってもいいくらい。
細菌学的な検索においては、クラミジアPCRは陰性で、
膣分泌物培養で、ガードネレラ、プレボテラ、エンテロコッカス、B群連鎖球菌などが検出されました。
これなんですね。どうってことのない菌が、乳酸菌やデーデルライン桿菌
(この2つはいてもいい菌で、いい者です。)
に打ち勝って、数的に優位な状態になる。
こういった膣内の状況を、細菌性膣症(BV)というのです。
このBVによくみられる症状を、さっきの彼女の訴えに付け加えるとすれば、
膣口付近がちょっと痛痒い。
おしっこの時に、尿道の違和感と陰部のしみる感じがある。
SEXのあとは、おりものの量・臭いが共に増して、痛痒さも強くなる。
こんなのがあると思います。
ただし、男子にうつされたっていうのは、この疾患の場合、あてはまらないかな。
っていうのも、ボクは女子のこの疾患を診る時、できる限り、相手側の男の子も診るようにしてるから。
そうした時に相手の男の子に、細菌学的なスクリーニングをかけると、ほぼ全例、何も検出できないのだ。
つまり、女子に対して、うつすものがないってこと。
これは実に不思議な現象で、国内はおろか海外の微生物の研究者たちにも、よくわかってない。
だだ、ごく最近の海外の知見によれば、一般の培養検査では検出することのできない細菌の存在も
明らかになってきているということで、そういったものが、特定の男女間で、行き来しているという考え方や、
あくまでも、これは、女性の膣内だけで起こる、細菌たちのアンバランスによって生じるとした考え方もある。
でもね、原因は、はっきりしなくても、このBVの誘因については、統計的にはっきりしているんだ。
それは。。。。。。。。
<この記事、ちょっとボリュームが多くなってきちゃったので、次回へと続くってことでいいっすか?>
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昨日の夜は、ほんとにくやしい思いをしましたね。
日本VSオーストラリア戦
守ることの難しさと、攻める側の精神的な優位性を、
まざまざと見せつけられた感じでした。
ならば、
ボクも攻めるのみ!!(なにを?)
ということで、今日は、クラミジア♂でいこー。(いきなりかよ。)
「3日前から、何となく、おしっこをするときに、
引っかかるような感じがして、昨日からは、パンツに、
ちょっと、なんだか白いものが着くようになってきました。」
と患者さん。
ボクは、「で、うつったかなー、なんて思った出来事があった
のはいつ?」と、大抵、やんわりと聞くことにしている。
そうすると、患者さんは、「○月○日ですかね。」なんて、
しっかり、覚えていることが多い。まーほとんどの場合、
クラミジアという疾患では、潜伏期といわれる期間は、
2週間とみていいでしょう。(ちょっと、おおざっぱ?)
さらに、ボクは、たたみかけていく。
「どんなことをしちゃったわけ?」
患者さんは、「やってないっすよ。ぜんぜん。口だけっすよ。」
やってるじゃん。じゅうぶん。
「どんなヒトとそんなんなっちゃったわけ?」とボク。
「まあ、いわゆる、ピンサロってやつです。」
この時点で、やっとしっかりと全容が明らかになるわけです。
コマーシャル・セックス・ワーカー(CSW)と呼ばれる女性
の中で、特にピンサロで働く子の有病率が高いのを知らない
彼は、コンドームをつけてもらわずに、女の子に口でサービスを
受けてしまった。その時、女の子から、「ゴムつける?
つけない?どっちにする?つけないほうが気持ちいいよね。」
なーんていう、社交辞令を言われ、それを真に受けて
しまったんだな。悲しい男の佐賀(字がちがう!)ってやつ
だな。でもさ、良く考えてみれば、そこで働く女の子だって、
どこの誰ともわからないやつのオチンチンをしゃぶるんだぜ。
コンドームをつけたいに決まってるじゃん。判ってやれって。
そんで、男の方もおとこの方で、「ちょっと、これやばいかな、
でも、気持ちよさそうだからいいや。」ってことになって、
終わった後に、「やっべー、どうしよう?」って思っちゃうん
だよな。そんだったら、最初から、「おれは、コンドーム派
だから、あっこれ、マイ・ゴムだから。」なんていったほうが
はるかに女の子からも、好印象をもたれるんじゃないかな?
てなことで、今回の患者さんは、クラミジアPCRという
検査でクラミジア・トラコマティスという病原体がいることが
判明した。この場合、運よく淋病の重複感染っていうのは
なかったけどね。ジスロマックというお薬を1日だけ飲んで
もらって治すことにしました。
でも、薬をのんでから、2週間は、禁欲の日々を送るのだよ。
これは、まだ、感染性があるからってこともあるけど、
性感染について、じっくり考えて、反省する時間にして
もらいたいんだ。
明日の日本は君たちが担うんだからね。頼むよ。
でも、この世界を救うのはボクだけどね。(対抗してどーすんのよ。)
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