東京電力の勝俣という会長が記者会見をしたそうで、全部を文字におこした人のブログがあったので、読んでみました。
木霊の宿る町
「資料 原発事故 34 東京電力の勝俣会長による質疑応答」
2011年03月30日 19時55分15秒
連日の報道で、原子力発電所の構造について、はからずも詳しくなってしまった人は多いと思います。
私もそのくちですが、原子力の平和利用のためにと、多くの人が神経を削ってきた割に、建屋や溝に放射性物質がたっぷり含まれた水が満タンになっているだとか、その水を「ポンプ」で別の場所へ移すだとか、科学技術とはずいぶん遠いような、単純作業でやるもんだなあと思ってしまいます。
ポンプ、ですよ、ポンプ。
ほんとうにちらっと、NHKなんかで現場の写真が紹介されるのですが、どっかの工事現場にでも転がっていそうなパイプが、無造作に置かれていたりすると、これが「原子力発電所のプラント」なのでしょうか、と、リアルすぎてリアルじゃないというような感覚に襲われます。
そういう超現実に毎日触れているうちに、感覚が麻痺してしまいそうです。
1回だけ騒ぎになって、その後ほとんど出てこなくなった「プルトニウム」。
仕事柄、化学物質が労働者に与える影響などについて、いろいろ調べる機会が多いのですが、プルトニウムについてはなかなか出てきませんでした。
いや、Wikipediaなどでは出ているのですが、もうちょっとなんと言うんですか、公的な情報がほしかったのです。
で、ようやく見つかったのが、米国のATSDR(Agency for Toxic Subsutances & Disease Registry)のサイト。
Toxicological Profile for Plutonium
http://www.atsdr.cdc.gov/toxprofiles/tp.asp?id=648&tid=119
PDFファイルだと320ページに及ぶ大量の資料なので、隅々まで読んでいませんが、かいつまんで紹介しますと、
原子力発電所から出てくるのは、
プルトニウム239
プルトニウム240
半減期は、
プルトニウム239が24100年。
プルトニウム240が6560年。
人体への影響は?
空気中から吸い込んだ場合、肺にとどまる。
口から飲み込んだ場合は、飲み込んだ量の1%未満が吸収されて、おもに骨と肝臓に蓄積する。
皮膚に付着した場合、ごく微量のみ体内に入る。ただし、皮膚が傷ついていたら、より多くのプルトニウムが体内に入る。
体内に入ったプルトニウムは、とてもゆっくりと、尿と便に排泄される。
仮に肺に入ったら、その多くは30年から50年後まで体内にとどまる。
体内に入ったプルトニウムの量が多ければ多いほど、またそれが長くとどまればとどまるほど、発がんのリスクが高まる。
多いのは、肺、骨、肝臓の「がん」。
そのほかにも、子供や妊婦さん、胎児への影響について書かれていました。
放射線の健康リスクについて語られるとき、レントゲン1回より少ないとか、CT1回より少ないとか、いろんな説明の仕方がされますが、やはり「外部被ばく」と「内部被ばく」は分けておくべしと思います。
プルトニウムが出す放射線はアルファ線で、紙1枚隔てればアルファ線はさえぎることができるから、原発の周辺の土壌から検出されたからと言って心配はないというような意見を言っているマスコミがありましたが、それは外部被ばくに限りますね。
上記のように、体内に取り込まれて内部被ばくした場合は、やはりプルトニウムは相当有害であります。
ひとつ放射線、放射性物質といっても、核種によって性質が違うので、できることなら、マスコミの言っているのがどの核種についてなのか、頭の中で区別しながら聞いておいたほうがいいように思います。
半減期の短い放射性物質で、体内に蓄積性があまりなければ心配はいらないかもしれませんが、半減期が長い場合はそうとも言い切れません。
その核種がどんな放射線を出しているのかにもよりますし。
私は、プルトニウムは御免こうむりたいのです。
半減期が何万年ですからね。
生きているうちはほとんど変わらないってことですね。
環境中のヨウ素の測定値ばかり注目されておりますが、検出されなかった場合でも、どの核種について調べていて、どの核種について調べていないのか、そして調べた核種についてどんな数字が出たのかは、公表してもらいたい。
プルトニウムも、原発周辺だけじゃなくて、もっと広範囲に測ってください。
もう、「想定外」のことが当たり前のように起こっているのですから。
東京電力は、大混乱に陥っていると思います。
作業員に高レベルの放射線が出ている水たまりに、長靴もはかせずに作業させてしまったり。
その水の分析結果を間違えたり。
社長は、過労で1週間ほどダウンしていたそうです。
万が一の時に責任が取れないことは、初めからやってはいけないという典型例のようで、このごろは、見ていて怒りというより憐れみを感じてしまいます。
社長も副社長も、記者会見に出てきている東電関係者も、結局自分であの水たまりに入って、電源ケーブルを引く能力はないわけです。
そういう技能を持った作業員さんにやってもらうよりほかないわけです。
東電がどんなに傲慢な会社だとしても、放射線が出まくっている危ない現場に、下請けだか孫請けだか、関連会社の作業員さんを送り出すことに、何の胸の痛みも感じていないといえばそれはさすがに違うだろうと思います。
でも、会社の偉い人というのは、心がちぎれそうになってもさせなければならないことはさせなければなりません。
今、東電を責め立てて、彼らをますます萎縮させたり焦らせたりすることは、結果的にあの原発を落ち着かせることを遅らせることになります。
今、東電を責めたからといって、事故が早く解決するわけではありません。
それは、日本に住むすべての住民にとって、あるいは地球全体にとって得策ではありません。
最優先させるべきは、この事故をできるだけ緩やかにおさめていくことですから。
だから、今は言いたいことは胸の中にそっと置いておきます。
文句は最後にまとめて言わせていただきましょう。
責任はどこにあるのか、ごまかされないように。
大事なのは、ことが収まってみんながほっと胸をなでおろしてしまった瞬間です。
もう解決したからいいか、となったら同じことがまた起きます。
いろいろな専門家が、いろいろなことを言っています。
今は誰が何を語っているかをよく記憶しておくことが大切だろうと思います。
とにかく今は、原子炉が冷やされ続けて、反応が完全に止まることが大事です。
読売巨人軍が東京ドームでのナイター開催にこだわっているそうです。
巨人軍の選手に募金活動などさせてイメージアップをはかり、「彼らもがんばっているのだから野球をさせてやれ」という世論形成を目論んでいるんじゃないかとさえ、勘繰ってしまいました。
そんなに東京ドームでナイターやりたいのなら、どうぞおやりください、と政府は言えばいいのです。
「そのかわり、電力は一切供給しません。」とね。
バット、ボール、グローブ、選手の袖、野球帽、背番号にも蛍光塗料を塗っておきます。
売店とか、観覧席には、ろうそくでともした提灯をぶら下げて。
ほの暗いグラウンドで野球をしたら、普段見られない試合になるかも、です。
視覚に頼らない野球…
聴覚をメインに、触覚と、あとは第六感とか。
観客はペンライトでも持ちますか。
闇夜に浮かび上がるペンライトの明かりは、さながら、アイドル歌手のコンサートのよう。
ナベツネも老害をまき散らすんじゃなくて、大胆な発想の転換、やってみたら、どう?
どうも。
相変わらず弱っている三毛猫です。
震災後、いくつかの事業所回りをしてきましたが…
この地震でストレスも高まっていることだろうし、さぞかし相談者が増えるのではと思っておりましたところ、そうでもなく、産業医はお呼びではないらしいです。
私自身は弱っている最中なので、アテにされていないことをいいことに、
そうか、そうか…
と亀のように(猫なのに!)頭、手足を甲羅にひっこめております。
それにしても。
普段なら、真っ先にストレスがかかって愚痴でも言いに来そうな社員さんやら、
うつ病で通院中の社員さんやら、
他の精神疾患で通院中の社員さんやら、
そういう人が意外にも元気だということに気づいて、驚かされております。
なんと言ったらいいか…
この非日常に強いナア、という感じです。
みんな案外元気にやっているそうです。
科学的根拠は何にもないし、あくまで個人的な印象なんですが。
日常と非日常が入れ替われば、ストレスに対する強さも逆転するんでしょうか…
このところの私は、地震のトラウマで意欲低下状態です。
えっ、トラウマ?
水も電気も回復したではないか。
ガソリンは、休みの間に数時間並んだだけで手に入ったではないか。
それに引き替え、東北地方は…
そういう風に自分を鼓舞してみたところで、弱っちい私は、やっぱり気持ちが沈んでなりません。
自分が受けた被害という点でいえば、阪神淡路大震災の時は、たまたま借りていたマンションが頑丈だったのか、あるいは地盤がよかったのか、背の低い棚しか置いてなかったからなのか、住居の中はほとんど被害がありませんでした。
ただ、地震直後から水が出なくなり電気が切れ、電話が通じなくなったのは今回と同じ。
実家は足の踏み場もないほど倒れたものが散乱していました。
でも、幸いにもけがを負ったり亡くなったりした身内はいませんでした。
それでも、2か月以上、意欲低下状態が続きました。
生まれ故郷が火事で焼け、建物が壊れ、たくさんの人が亡くなったからだと、思っていました。
今でも、当時の映像をテレビなどで見ると、私は泣いてしまいます。
今回はどうだったのだろう?
地震は昼間だったけど、日が暮れてくるにつれ町全体が真っ暗になり、ひどい孤独感にさいなまれました。
家の中は、足の踏み場もないほどに物が散乱し、壁に多くの亀裂が走りました。
電気も水も止まりました。
でも、けがをしたわけでもないし、壊れた建物はほとんどといっていいほど、見かけませんでした。
物資が足りない、ガソリンが足りない、というのは相変わらずであっても、ほぼ日常に近い状態となりました。
でも、テレビで被災地の映像を見ると、泣いてしまいます。
ネットで、外国が今回の地震のことをどう報道しているかを見ても、泣いてしまいます。
新聞やネットで、地震の記事を読むと泣いてしまいます。
弱っちい自分を、冷めた自分が、情けなさそうにしてみている感じ。
やれやれ。
こんなんじゃ、人様の健康管理なんぞできやしません。
困った、困った…
10年以上前のことですが、東京電力福島第一原子力発電所に、仕事で行ったことがあります。
仕事目的ですから、基本的にはほとんど健康管理室というところにおりました。
しかし、せっかく来たのだからということで、会社の方が見学者用の原発の実物大模型を見せてくださいました。
巨大な丸くて深い筒みたいなところに、本当は炉心が入っていてここで核分裂を起こすのだというような説明を聞いた覚えがあります。
たっぷりと満たされた水が、気持ちが悪いくらいコバルトブルーで、妙に静かで澄んでいました。
めったに見せてもらえないものだったと思いますが、本当は実物の原子力発電現場を見たかった、というのが本音でした。
その時に、「地震がおきたら大丈夫なんですか。」と係りの人に聞きました。
「原子力発電所は固い岩盤に柱を深く打ち込むので、地震の時はかえってここにいたほうが安全なぐらいなんですよ。」
そういう答えが返ってきました。
10年以上もたって、この「地震が起きたら…」という事態がおきるとは思いもしませんでした。
あのときの東電の人の説明は、ある意味では正しかったと思います。
地震の「揺れ」では少なくとも建物は壊れなかったからです。
しかし、炉心を冷やす水をくみ上げるポンプが働かなくなってしまいました。
情報が錯そうしていて、そもそもなぜポンプが働かなくなってしまったのか、私はまだ知りません。
ポンプを動かす電力が不足し、自家発電機もうまく作動していないという情報を耳にした覚えはあります。
なるほど建物は頑丈に作られ、柱は硬い岩盤深く打ち込まれていたかもしれません。
しかし、大地震で、少なくとも原子力発電のシステムが機能しなくなってしまいました。
そして、頑丈に作られた第一号機の建屋は、上から半分以上を水素爆発で失ってしまいました。
第三号機も、同じことが起こりそうな状況です。
何事も絶対大丈夫ということはあり得ません。
だから、もし大丈夫でなかったときに、どう対応するかをあらかじめ考えておくことが大切です。
もし大丈夫でなかったときに、取り返しのつかない事態に陥るなら、そのシステムは基本的には使えない、使ってはいけないということではないでしょうか。
過去に、原子力発電所が大きな事故を起こした事例が、ロシアとアメリカにあります。
その例を見ても、やはり原子力発電所で大きな事故が起きれば、取り返しはつかないのではないかと思います。
では、電力の需要をどう満たすのか…
今回、手動で携帯電話を充電する、というとても原始的な方法を体験した私は、電気を起こすというのがいかに大変かということを実感しました。
普段、当たり前のように手に入る電力が滞ると、日本ではほとんど何もできなくなってしまいます。
それは工業だけに限らず、農業だって関係があるかもしれません。
日常生活だって、電気を使わない時が一瞬もないぐらいです。
都会では電車が動かなくなってしまいます。
今や必需品となったパソコン、インターネットも使えなくなります。
当面、福島原子発電所が大事故に至らないことを祈るばかりですが、日本の電力をどう確保していくのか、このまま原子力発電所を作り続けるのか、様々な利権構造を乗り越えて、できるだけ早く国民の合意を形成していかなければならないのではないか、ということをつくづく感じています。
阪神淡路大震災に続いて、今回の地震です。
地震発生直後から、携帯電話は全く使えませんでした。
災害伝言ダイヤルも、iモードにアクセスできなくて、使えませんでした。
何度も、メールや電話、いろいろ試しているうちに電池がなくなってしまいました。
そろえていた防災グッズの中に入れていた、ラジオ兼ライト兼携帯電話充電器を使って、手動で携帯電話の充電を試みましたが、焼け石に水でした。
役に立ったのはラジオと公衆電話。
ラジオは、たった一人で車の中にいた時に、唯一の情報源でした。
その情報から公衆電話が無料になっていることを知りました。
外出中だった私は、日没後に病院へ。
病院には公衆電話があるのです。
これで遠方の家族に連絡できました。
公衆電話が無料って言われても、その公衆電話が身近にないんだから…
携帯電話が普及して公衆電話がどんどん撤去されているけど、やっぱりいざというときのために、残しておいてほしい!!!
一回、すべての国会議員や政党が、過去5年分ぐらいの政治資金収支報告書を点検して、外国籍の人から献金を受けたことがなかったか調べてみたらどうですか。
調べれば、どこの政党の政治家でも、外国籍の人から献金を受け取っていた人がいるのではないでしょうか。
献金するときに、国籍は聞かれないからです。
聞くのも失礼、というのもまあわからなくもありません。
私は日本国籍ですが、過去に某政党に献金したときも、国籍を聞かれたことはありませんでした。
本当にそれを確認するなら、パスポートでも見せるんですかね。あるいは、国籍のわかる何かを見せるんですか。
今のところ、よほど時間に余裕のある人が、ある政治家をターゲットにして政治資金収支報告書をしらみつぶしに調べて、なおかつその献金した人の国籍を、ひとりひとり確認していくという作業が必要で、ターゲットにされず、仮にもらったほうも献金してくれた人が外国人と知らなければ、そのままになってしまうだけのことでしょう。
おそらく、政治資金規正法に「故意に」外国人から献金を受けることを禁じているのは、相手が外国人と知らずに受け取った場合を想定しているんだろうと思います。
実際のところはどうだったかはわかりませんが、前原前外務大臣も、今問題になっている菅総理大臣も、「知らずに」受け取っていたから「故意ではない」ので、政治資金規正法違反ではないということになるのかもしれません。
いつも思うのですが、たまたまみつかってそれがスキャンダルになって、国会がその追及に費やされるのは、私たち国民にとって果たして有益なのでしょうか?
こういうことを繰り返していたら、だれが政権とっても、だれが大臣になっても、同じことが起きうるし、これまでも起きてきました。
だとすれば、やっぱり法律のほうがおかしいのではないですか?
規制するならするで、実効性のある法律にしないと、なんか国会がくだらないワイドショーみたいになるだけではないでしょうか。
こういう国会は、税金の無駄遣いだと思います。
こういうの、事業仕訳してください。
さすがに3回目になると、興味を抱く人は少なくなるってことでしょうか。
事業仕訳第三弾は「規制」の仕分け。
第2類医薬品を通信販売することを禁じる規制については、「見直し」との結論になったそうです。
この規制、2009年6月に「改正薬事法」が施行されたことにより始まりました。
でも、この規制、実は改正薬事法には触れられておらず、「薬事法施行規則等の一部を改正する省令」で規制しちゃったという経緯があったのですね。
この省令というのは、国会の議決を経ずに各省庁が勝手に書き換えられるのです。
つまり、国会では第2類医薬品を通信販売で売ってはいけないというルールを作ったわけではなく、厚生労働省がそのように決めたということですね。
今回の事業仕分けが、厚生労働官僚に対するさや当てに見えなくもないのですけれども、対面で売るべきか通販でもいいのか、の議論は、はっきり言って無意味だと私は思っています。
といいますのは、最近第1類医薬品をドラッグストアで買ってみたんです。
え、あんた医者やろ、あんたが勤めてる病院で出してもろたらええやん、と言おうとしたそこのアナタ。
私は外来持ってませんし、工場とかオフィスとか、そういうところを毎日回ってますんで、自分の病院の外来に行く時間がないんです。
あと、うちの病院は、職員は後回しなんで…
いつ呼ばれるかわからない外来受診は、スケジュールの決まっている私には痛いわけで…
少々脱線気味になってしまいましたね…
まあそういうことで、手っ取り早くドラッグストアへ行ってみたわけです。
薬剤師さん、おられましたね。
もちろん自分が医者だということは伏せております。
んでもって、第1類の医薬品の空箱(どこのドラッグストアもだいたい空箱をレジへ持って行けと書いてますね)をレジに持っていきましてん。
「初めてお使いですか?」
「あ、いえ病院で出してもらったことあります。」(ウソではありません)
「ああ…」
「〇〇〇〇円です。」
え~っ、これで終わりですか?
薬剤師さんでなくてもよかったんじゃないですか?
それとも、「コイツ元気そうやから、副作用なんか出まへんやろ」とでも思ったか…
何も聞かれませんでしたで。
副作用の説明もされませんでしたで。
こんなん…
通信販売とどう違いますのん?
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