マスコミのあの気の使いようはなんなのでしょうか。
鳩山総理大臣が、都内で療養中の徳田虎雄氏に面会に訪れて、普天間基地の徳之島への移設に協力を依頼した、と報道されたのですが…
報道の焦点は、徳田氏が鳩山氏になんと答えたのか、その一点に絞られていたといっても過言ではなく、鳩山総理大臣の面会の前後に、少なくとも複数の報道番組が、単独インタビューと称して、徳田氏を直接取材し、
「鳩山氏はなにを言いに来たのか」
「鳩山氏になんと答えたのか」
と、どの番組もほぼ同じ質問をしていたにすぎません。
いや、その報道のトーンは、
「遅きに失した鳩山総理大臣」
というもの。
徳之島の実力者に頭を下げに行ったが、断られてしまった哀れな鳩山総理大臣。
いや~、私などは全く違う視点から、この報道を見ていましたね。
徳之島は、徳田虎雄氏が「ウン」と言えば、普天間基地移設を受け入れちゃうんですか?
鶴の一声、ならぬトラの一声。
もしかして、順番が違って、早い段階で徳田氏に会ってOKもらっていたら、あの「基地反対集会」は起きなかったかもしれないんですか?
なんで、徳田虎雄氏が徳之島の意志を決めることができるんだ、ということに疑問を挟むのがマスコミの役目じゃないのか?
相手が重い病を患っていて、それを押してインタビューを受けてもらったという遠慮もあったのかもしれませんが、インタビューするマスコミ側が、まるで「徳田氏が徳之島の意志を決めるのは当然」ってな調子で報道している姿勢に、あっけに取られてしまいました。
そういう人物に、頭を下げざるを得ない総理大臣も情けないっちゃあ情けないのでありますが…
そういう報道を見て何の批判も出てこないのも、なんだか気持ちが悪いです。
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