自分が支持した政権交代であったから、投票した者の責任として、4年間は現政権を見守りたいとは思っています。
しかしながら、最近テレビで垣間見る鳩山総理大臣や岡田外務大臣、長妻厚生労働大臣など閣僚の疲れた顔をみるにつけ、いかに「内閣」を運営していくことが難しいことであるかが、素人の目にも、じわっと見えてきます。
おそらく、内閣に入ってしまうと、「官僚目線の情報」しか入らなくなってくるんでしょう。
情報からの遮断と官僚による内閣のコントロール…
これをやられてしまっては、脱官僚政治どころではなくなってしまいます。
平野官房長官は、すこぶる評判が悪い。
誰にって? 少なくともネットの中ではね。
すでに官僚に取り込まれてしまっているという話がいろいろ出ています。
ついでに、記者クラブマスコミにもずいぶんと取り込まれてしまっているらしいですから。
鳩山内閣が真っ先に取り組まなければならなかったのは、内閣の政治主導であり、そのための法律の整備は必要不可欠でした。
ところが、国家戦略室の「局」への格上げもままならないまま、夏の衆議院選挙の時の「民主党への期待」が一気に押し寄せて、目先のことの解決に奔走するあまり、官僚に頼らざるを得なくなって、「政治主導」への意欲が維持できなくなってしまったんじゃないかとさえ思えます。
支持率の低下、この数字に確たる根拠はないと思っていますが、それにしても急降下であることは否めません。
新聞やテレビは、自分たちが煽りに煽った「政治とカネ」の問題が支持率低下の主原因だと言っているようですが、私は違うと思います。
すでに、「政治主導」が見えなくなってきているからではないでしょうか。
与党民主党で内閣に入っていない議員さんたちの、政治に参加できないことの「イライラ」は、自民党ほどではないにしても民主党の団結力のなさのように映るけれど、党内の政策調査会の代わりを、各省庁での政策協議会が担うはずだったのに、それはどこへ行ってしまったんでしょうか。
大臣や副大臣、政務官が忙しすぎるからでしょうか。
それとも、官僚が足を引っ張っているのでしょうか。
私が尊敬している先輩医師の一人に、教えてもらったことが頭をよぎります。
「患者さんの状態が期待通りに行っていないとき、検査データを見るのではなく、まずベッドサイドに行け。患者さんを見ることが原点だ。」
民主党には、もう一度原点に戻って頭を冷やしてもらいたいと思います。
そして、「内閣」をしっかり立て直すこと。
あの、衆議院選挙の時の熱気を思い出すこと。
そうでなければ、私たちは、安倍、福田、麻生内閣のような官邸崩壊をまた見ることになってしまいます。
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