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佐藤栄佐久前福島県知事著「知事抹殺」―

保釈されてこれから裁判、というところまで読み進みました。

検察から送られてきたという事件の筋立てを、裁判までに読みすすむにつれて、自分の支援者などへの検察の取り調べを早く終息させようとしてウソの自白をしたことを、「大変なことをしてしまった。」と後悔するくだり…

 

裁判がどのように進んでいくのかは、これからというところです。

 

この段階で思うことは、陸山会の政治資金規正法違反問題での検察の捜査手法、そして筋立てが、この福島県汚職事件のそれと、そっくりである、ということです。

 

被疑者の親しい人間に過酷な取り調べをするぞ、と脅す。

そして実際に人権侵害とも言える取り調べを敢行する。

被疑者を世間から隔離した上で、「マスコミがこんなことを言っているぞ」と脅す。

どうせ、自分らが情報をリークしてマスコミに書かせているに違いないのに。

そして、ウソでもなんでもいいから認めろ、と脅す。

 

また、福島の事件でも、検察は知事の「天の声」をしきりに使っているようです。

「天の声」―

陸山会の政治資金規正法違反問題の前哨戦とも言える、西松献金問題で、検察が冒頭陳述で繰り返したといいます。

 

そしてやはり、福島県汚職事件でも、「東北のゼネコン」が出てくるのです。

本にはまだ実名は出てきていませんが、「談合の取りまとめ役」、「東北支店」などの言葉を読めば、陸山会の政治資金規正法違反問題で、検察がこだわる4億円の原資として疑いをかけているゼネコンと、妙に一致する気がしなくもありません。

 

そして、東京地検特捜部の佐久間部長は、福島県汚職事件を捜査している時には、副部長だった…

 

福島県汚職事件で実質無罪となってしまって、その恨みを晴らしたいのかと勘繰りたくなります。

 

取り調べの可視化法案を、民主党はこの国会では出さない方針との話が伝わってきていますが、「自白を強要する」捜査手法にこだわる日本の警察、検察をこのまま放置していいはずがありません。

菅家さんの事件とも相まって、いまだからこそ国民の関心も高いのですから、今法案を出さずしてどうするのでしょうか。

 

取り調べの可視化は、何も特定の政治家のためにだけするのではなく、われわれ国民を守るためにあるのですよ。

 

内閣は、そのことをわかっていますか?

 

 

 

 

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