安倍政権の時だったか、福田、麻生政権の時だったかわすれましたが、「たけしのTVタックル」に出ていた政治評論家の三宅久之氏が、「小泉政権時代に当時の飯嶋秘書官に官邸に呼びだされて、お金を渡されそうになった。」ということをほのめかしたことがあります。
受け取らなかった、と本人は言っていましたが…
目的は、マスコミ対策だった…
そういうニュアンスでした。
放送日を書きとめておくべきだった、と今になって後悔しています。
小泉政権の支持率は高かったし、その当時新聞もテレビも、ほとんど批判しなかったことをずいぶん気味悪く思ったものでしたが、世耕弘成参議院議員が広報部長をやり、表の演出を担っていた一方で、裏の演出は飯嶋氏がやっていたんだろう、と私は見ています。
安倍政権になって飯嶋氏がいなくなったとたんに、大マスコミは一斉に安倍批判に転じましたから…
批判しないテレビや新聞、特にテレビの論調は、そのまま世論調査の結果に結びついていたと思います。
郵政民営化をただ一つの論点にしたかのように見せつけて、衆議院の議席を3分の2以上獲得した後は、次々と郵政民営化以外の法案を強行採決して、気がついた時にはどんなに地団太踏んでも間に合わないどころか、その結果をもたらしたのは、ほかでもない有権者であって、「アンタが自分で選んだんだろう。」と、官邸が嘲笑っていたんじゃないか、とさえ思いました。
私は… 年金問題など社会福祉政策を論点にしていた民主党に投票しましたが… 民主主義は、結果については連帯責任… なんですね。
そして、とうとう去年、投票によって戦後初めて政権交代がなされました。
60年も待った政権交代からたった半年、過去の政治の清算をしながら同時進行で新しい政治を始めることの困難さを、有権者はどれくらい理解しているのだろう…
たった半年で、何がわかるのだろう…
政治への変化を期待したくせに、最も変わらなかった、あるいは変われないのは、投票した有権者ではないのだろうか。
そういう思いでいます。
テレビや新聞が民主党批判をすれば支持率は下がり、批判をやめれば支持率が上がるだけ。
そういうことなんじゃないのか、と愕然とします。
もともと世論調査などあまり信用していませんけど。
結局、
という思いにさいなまれます。
私自身が大衆の一部であるから、あたかも上から眺めるように批判をすることはあまりしたくはないけれど。
自民党支配が早く終わってほしいと思っていたころは、大マスコミの自民党批判をそのまま受け取っていたようなところもあったから、私とて同じ穴のムジナかもしれないけれど。
小泉純一郎という政治家は、国民に「考えさせない」ことに血道をあげました。
「B層」などと称して、イメージ政治をしかけたといも言われています。
Wikipedia 「B層」
http://ja.wikipedia.org/wiki/B%E5%B1%A4
一方、小沢一郎という政治家は、国民にいろんな問題を投げかけては「考えさせよう」としているように見えます。
これまで当たり前と思われていたことが、本当に当たり前なのか?
そういう問いかけを、ずっとされてきたような気がします。
「真の民主主義」を確立するため、と事あるごとに小沢さんが口にしている、その「真の民主主義」のためには、有権者が賢くならなければダメだ。
問われているのは、政治家なのではなく、有権者なのだ、ということなんじゃないのか…
小泉政治以降、時計は…、国民の思考回路は、全く進んでいなかったのかもしれません。
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