昨日の朝日ニュースター「ニュースの真相」で、キャスターの上杉隆氏が、週刊朝日に書いた記事について説明をしていました。
すでに話題になっている、石川知裕議員の女性秘書が、東京地検特捜部で任意の事情聴取を受けた件。
上杉氏によれば、逮捕拘留されている石川議員の私物を受け取りに来るようにと、東京地検から連絡があって、その女性秘書さんが受け取りに行ったところ、いきなり任意で事情聴取を受けるよう求められ、10時間近く拘束されたというもの。
この秘書さんには小さいお子さんがいて、保育所に預けていたために、迎えに行きたいと言っても聞き入れてもらえず、ご主人に連絡を取ろうとしても携帯電話の使用を禁止された、ということです。
石川議員にかけられた容疑は、2004年と2005年の秘書時代の話であって、件の女性秘書さんは全く関係がありません。
しかも、「私物受け取り」というウソの理由でおびき寄せ、人質に取るようにして10時間近くも拘束するなんて。
でも、検察って同じようなことするらしいです。
今、「知事抹殺 つくられた福島県汚職事件』」(佐藤栄佐久前福島県知事著、平凡社)を読んでいますが、ちょうど同じようなことが書いてあったのです。
佐藤氏が、検察の取り調べで容疑を否認し続けたところ、佐藤氏の後援会の人間や、県庁のかつての部下などに厳しい事情聴取を行い、さらに親しい人間に事情聴取を行うぞと脅しともとれる発言を、検察官がしていたそうです。
すでに自殺者も出ていました。
福島在住の人をわざわざ東京まで呼びつけて、任意の事情聴取を行った例もあったのだとか。
その交通費、自費らしいです。
自分が「自白」すれば、大切に思っている人たちをつらい目にあわさずにすむかもしれない、と佐藤氏は思ったそうです。
その先はまだ読んでいませんが、おそらくウソの自白をすることになるのでしょう。
石川議員は、熱心に仕事をしてくれる秘書さんのことを思うと、迷惑をかけられないという強い心理的プレッシャーをかけられているに違いありません。
こういう取り調べに違法性はないのでしょうか。
特に、石川議員の女性秘書さんに対する取り調べなど、人権侵害ではないかとさえ思います。
本当なら警察に被害届を出す、ぐらいのことはしてもいい・・いや、検察は警察より上?
密室での検察官の取り調べ、これを監視する人は誰もいないのではないのでしょうか。
やはり、取り調べの可視化は必要、と思います。
罪は裁判でしか判断されません。
逮捕されたからといって、その時点で罪人と決まったわけではありません。
だいたい、検察官は司法試験にも通っている法律の専門家であるのに、取り調べを受ける側は、何の知識もないことがほとんどでしょう。
圧倒的に検察の側が有利なのに、なんで密室の取り調べが正しいのでしょうか。
検察がこんなに横暴ならば、可視化は絶対にやってもらわねばなりません。
もう、多くの大マスコミには検察を監視する力が全ないということがわかってしまいましたから。
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