検察もマスコミも、信用したらアカンという良い例です。
西山事件。
沖縄が日本に返還されるにあたって、地権者に対して土地の原状回復費用400万ドルを、アメリカ政府が支払うと公表されていたが、実はその400万ドルは日本政府が肩代わりするという「密約」があったことを、当時の毎日新聞記者だった西山太吉記者がスクープした事が発端となった事件。
情報源とされた外務省の女性事務官に、西山記者が近づいて性交渉をもち、機密情報を得たとして、女性事務官と西山記者を国家公務員法違反で逮捕したのでした。
このときの西山記者の上司が、ただいまマスコミで大活躍中の三宅久之氏なんですね。
最近になって、一記者を守るより組織を守るしかなかったなんていうことを白状しているみたいですが。
ご本人は、今でもマスコミで稼いでいらっしゃるんだから、ヤな感じです。
政府の密約問題が、東京地検特捜部の逮捕劇によってセックススキャンダルへと国民の目がそらされて、結果として、密約問題が追及されることはありませんでした。
毎日新聞は不買運動と大企業の新聞広告からの撤退で倒産し、まあその後は創価学会と手を組むは、西山記者を見捨てるわ、で、なりふり構わないことをやったんですな。
新聞社のジャーナリズム精神なんて、とっくの昔になくなっていたんです。
え、もともとなかった?
先の戦争報道もひどかったらしいですからねえ。
詳しくはWikipediaに。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E5%B1%B1%E4%BA%8B%E4%BB%B6
当時東京地検特捜部がやった事って、密約問題隠しそのものと違いますかね。
今頃になって、結局密約はあったらしいことが判明しつつあって、でも、記者生命を断たれた西山記者の名誉は、今となってはとうてい回復されるものではありません。
当時検事総長だった竹内壽平という人は、検事総長を退任後はプロ野球コミッショナーに天下りして、平和な人生を送られたそうですよ。
検察が正義の味方?
ありえません。
まあ、本当に大事だったはずの密約問題ではなく、新聞記者と外務事務官とのスキャンダルに関心をもってしまった国民も、どうかしてますけどね。
今のように、インターネットが発達していたら、もっと違う展開になっていたかもしれません。
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