「小沢一郎 嫌われる伝説」 渡辺 乾介 著(小学館)を読んでいます。
先日電車に乗って出かける用事があったので、電車に揺られながら半分まで読みました。
マスコミは、小沢一郎氏について、ひどく悪いイメージを植え付けようとしているとしか見えません。
そのほとんどは、根拠のない「伝聞」で、特に小沢一郎氏をよく思っていない人の勝手な推測や感想を、そのまま事実であるかのように伝えています。
私も、旧民主党が小沢一郎氏率いる自由党と合併するとき、かなり強い嫌悪感を抱いた一人です。
小沢一郎という人のイメージは、自民党の中の自民党、いろんな企業からの献金を集めるかわりに、その企業に公共事業をばらまくというようなものでしたから、清廉に見えた民主党とは相反する、と思っていたのです。
しかし、それは間違いだったと気づきました。
よくよく気をつけて小沢一郎氏の言動を見聞きしていると、「日本のため、国民のために正しいことは、誰が何と言おうと貫く」という姿勢が、一度も変わったことがありません。
だから、いい加減なことを言うマスコミとは徹底的に対立するし、自民党時代から、小沢一郎氏は記者クラブ制度に批判的で、そのことも、マスコミが小沢氏を悪く言う原因の一つになっているのではないか、と思います。
正しいと思うことを貫くことは、えてしていろんな対立を生むし、そのことによって利益を失う人からは、特に反発されます。
マスコミからあの手この手で陥れられようとすれば、時にマスコミにいい寄ろうとしたくなります。
しかし、小沢一郎氏は、いっさいそういうことはしないのです。その代わり、事実を丁寧に取材し、勉強するジャーナリストに対しては、たとえそれがフリージャーナリストだとしても、きちんと対応するのです。
さて、件の本の中で、ちょっとこれはあまりにも…と思うような話が出ていました。
もう引退した野中広務氏が、かつて小沢一郎氏を「悪魔」呼ばわりしたことが、小沢一郎氏の3人の子供に対するイジメに発展し、また家族が身の危険さえ感じる事態に陥ったそうです。
翻って、小沢一郎氏が他人の人格を汚すようなことを言っているのを聞いたことは一度もありません。
そういえば、昨日のサンプロで、コンサルティング会社の社長をしているらしい堀紘一氏が、細野剛志氏に向かって、「日本人の感覚からしたら、みんな小沢一郎なんて大嫌いなんだよ。」という暴言を吐いていました。
日本人全員が小沢一郎氏のことを嫌いだと、なぜ断言できるのでしょうか。
あなたは、小沢一郎氏の何を知っていると言うのでしょうか。
あの発言を聞いて、小沢一郎氏をよく思わない人は「そうだ、そうだ」と言ったかもしれません。
しかし、公共の電波を使って、何の根拠もない悪口を言い放つ人間の言うことのほうが、まったく信頼できないと、私などは思います。
また、そういう人間をゲストに呼んでくるテレ朝のセンスのなさにもあきれ返りました。
こういう根拠のない誹謗中傷をやってのける人と、どんなに非難されても、国のために汗をかく人と、どちらが立派な人間か、少なくとも私は、それくらいのことがわかる感覚は持っていると、自負しています。
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小沢一郎論私も以前から心酔とまでは行きませんが、彼の10年以上前の著書で福祉目的税で10%を言い始めた頃から興味を持って見ていました。先生がお読みの本もアマゾンで購入しました。まだ読んではいませんが。
この度の陳情一本化もメディアでは権力の集中等と言っていますが、近々始め様としている地方分権化の予行演習と思っています。いづれ中央では何も出来なくなるのです。従来の予算策定時に全国から中央官庁へ、族議員の所へと陳情に行くのは実に不経済で、非効率的な事をしていると感じていました。
又今回の陳情要望についても税収が予想外に下がった事に対して自らがマニフェストの修正と言うメディアから叩かれるのを受け持った配慮と思います。これで鳩山首相は自分の影響力を発揮出来た訳です。
兎に角我が国の最悪の根源は大手メディアと記者クラブです。此の侭ではいずれ最悪の道を辿かも知れません。この辺は大前研一という人の5年も前に出版された「日本の真実」に書かれています。ブログも有ります。
長々と失礼しました。
いつもコメントありがとうございます。
大手マスコミ(あの本では組織メディアと表現されていました)が、既得権益を手放さないのであれば、私たちの方から賢くならなければならないですね。ただ、テレビや新聞しか情報源がない方たちに対して、どのようにして日本のマスコミの現状を伝えられるのか、という問題について、今のところ答えが見つかりません。
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