デンマークでCOP15が始まったことで、地球温暖化に関する報道が増えています。

 

ふと、何年か前に「ガイアックス」という自動車用燃料のことを思い出し、その後いつの間にか消えていたので、どうなったのか調べていました。

ガイアックスは、天然ガスからアルコール成分を抽出してガソリンに混ぜたもので、ガソリンに対するアルコールの濃度の関係で、税金がかからない分安かったことと、既存の自動車に給油しても問題ないということ、低公害だということが売りでした。

結局、税逃れとのそしりを受けた上、アルコールの主成分がメタノールであったために既存の自動車で不具合が多発したこと、いまいち低公害でもなかったことで批判が相次いで、2003年には法律で販売禁止になっています。

 

ガイアックスの賛否を巡っては、当時石油業界からの圧力などがささやかれましたが、あいまいなまま消えてしまいました。

暴漢に刺されて亡くなった民主党の石井紘基議員が、国会でも追及していましたが。

http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b149005.htm

 

 

では、現在の日本のエネルギー政策はどうなっているのでしょうか。

まさかいまだに、石油業界との癒着やら何やら、あるんじゃないでしょうねえ、と思っていろいろ調べるんだけど(ネット上の情報だけですが)、全体像が見えてきません。

 

キーワードは…

・エネルギーの安定供給

・低公害・クリーンエネルギー

・温暖化ガスの削減

などでしょうか。

 

エネルギーの安定供給という点では、まだ石油に頼っているところがあって、それに代わるものとして天然ガスへの転換がはかられている様子。特に自動車の燃料として。

安定供給という点では、原子力発電にも力を入れているようです。でも、核廃棄物がどんどんたまっていくので、クリーンエネルギーとは言えなさそう。

低公害、温暖化ガス削減という視点からは、風力発電、太陽光発電など…

 

あと、バイオ燃料(アグリ燃料とも言うらしい)もまだ研究はされているけれど、食糧に回すべき穀物がバイオエタノール生産にとられて、食糧が高騰したことで批判を浴びています。

穀物でない植物からバイオ燃料をとる研究もおこなわれているそうです。

が、懐疑的に見ている人たちからは、本当に二酸化炭素排出がゼロなのか(植物は二酸化炭素を吸収するので、そこから取れる燃料を燃やして二酸化炭素が出ても差し引きゼロと言う理屈)、バイオ燃料を製造する工程で、さらに二酸化炭素を発生させているのではないか、などの疑問を投げかけています。

 

と、まあ、エネルギーをめぐる「タテ」の情報は割に多いのですが、日本が政策として何をどうしようとしているのか、さっぱりわかりませんねえ。

 

地球温暖化対策という点では、むしろ外務省が中心で、福山外務副大臣のマスメディアの露出が突出しています。

 

大臣でも副大臣でも、政務官でもいいので、日本のエネルギー政策の全体像を、経済産業省、環境省、外務省の3つの省庁から一人ずつ出てきて、解説してほしいものです。

 

 

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