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斎藤次郎なる人物が登場して、民主党の掲げる「脱官僚支配・天下り根絶」との整合性が疑問視されています。

かつて、自公政権が新しい日銀総裁に武藤武郎という元事務次官を起用しようとして、元官僚だからいかんとういことで、民主党がえらい反対したことがありまして。

自民党もマスコミもそれを引き合いに出して、「矛盾しとるやないか」と批判しとります。

 

まあ、斎藤氏が元大蔵官僚で、1995年に事務次官を退任した後は、旧大蔵省管轄の特殊法人に天下っていたようだし、今は民間にいるっていったって、東京金融先物取引所の社長というのは2004年にそこが株式会社化したからだけであって、その前身の理事長を2000年からやっているんだから、「民間」と言われるとちょっとなあ、と思うわけです。

 

これでまたさらに、国が100%株式を保有している形だけの株式会社の社長に就任したら、やっぱり「天下り」に見えますわなあ。

 

ただ、日本郵政が民間の銀行マン出身の社長でうまいこといっとったんかどうか、それもまたあやしいわけです。

そこのところの総括がちゃんとしていないから、「なぜ今元財務官僚?」という疑問が出てくるんじゃないだろうか、と私は思っております。

その総括の上に立って、じゃあこれから日本郵政はどうするの、という具体的な枠組みをはっきりさせて、それをやるならやっぱりこの人がいいよね、っていう順番で斎藤氏が選ばれたんなら、そこそこ納得できるのかもしれません。

 

だってねえ…

山間部の小さな村にお住まいの方々にまで、ちゃんとサービスを行き届かせるなんてことは、民間ではありえないことですからねえ…

郵政民営化の一番大きな弊害のひとつはそこにあったわけで、それを解消することと、一層の民営化促進とは正反対ですね。

 

一度、原口総務大臣が、日本郵政の見直し案を発表したら、「担当は自分だ」と亀さんがごねて、それ以降具体的なものは何にも出なくなってしまいました。

これが一番よろしくありません。

 

なぜ今、斎藤次郎氏なのか。

単なる「実力者」というだけでは、やはり説得力がいまいちです。

 

そこのところ、亀さん、ヨロシク!

 

 

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