インフルエンザがじわじわと、広がりを見せています。
「じわじわ」なんて、いまさらなにを言うとんねん! としかられるかもしれません。
しかしながら、最近まで私が産業医をしている事業所で、社員さんがインフルエンザにかかったという情報はあまりありませんでした。
このところ、そのような報告がちらほらきます。
ほとんどの場合、季節性インフルエンザと同じようにタミフルでよくなっているので、あまり不安をあおってはならないと思いつつも、死亡には至らないまでも、重症化している新型インフルエンザの患者さんが、実はそれなりに発生しているらしいと、報道などで聞こえてきます。
その、「報道で聞く」ということが、私にとっては最も不安です。
新型インフルエンザのワクチンについても、自分が勤めている病院に、公式な情報は何にも入っておらず、インターネットやテレビで得られる情報しか誰も知らないという事実は、国や地方自治体が、あるいは地域の医療ネットワーク(そんなもん、はじめからないのんかもしれへんけど)機能していない証拠とも言え、重症者が多発した場合の、明らかにキャパシティが不足しているこの地域の現状を合わせて考えると、そこはかとない不安を感じるのです。
まるで、まだ問題が顕在化していないから、なんとなく日常が過ぎているだけ、という気がしてなりません。
インフルエンザは、これからどうなるのか。
未知のウイルスの恐ろしさは、これから身にしみてくるのかもしれません。
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