各省庁が、滑り込み人事をしています。

 

もうじき、政権交代が起きるかもしれない。

民主党政権なら、霞が関改革に手を突っ込んでくる。

人事も思うようにならないかもしれない。

 

てなことを考えたのかどうかわかりませんが、頭のいい官僚さんたちは、事実上の人事権が自分たちの手にあるうちに、事務次官を一斉に交代させました。

まあ、不祥事が多かった農林水産省は、今回は交代させなかったそうですが。

 

でも、事務次官人事って、閣議の了承が必要なのです。

要するに、総理大臣を含めた大臣の了承があってはじめて、認められるもの。

さらに、1997年からは、人事案は閣議にかけられる前に、内閣官房長官と3人の官房副長官の4人で構成される人事検討会議なるもので、了承を得ることになっているのだとか。

 

ハードルは2つもあるのに、いつの間にあちこちの省庁で事務次官が簡単に交代できたのでしょうか。

官僚が出してきたものを、よく吟味もしないで、たぶん面接もしないで、シャンシャンシャン、で通ってしまうんだろうなあ、ということは想像に難くありません。

 

しかし―

もうじき民主党政権ができるかもしれないという時に、新しい政権に人事権を行使させずに先にやってしまうって、すごい失礼ですね。

本来は新しい政権が誕生してから、その政権が事務次官を任命するのが正しいはずです。

だって、新しい大臣の補佐役を担う人材を、大臣自ら承認するのが普通ではないでしょうか。

 

霞が関のあわてっぷりが見てとれる、という解釈もできるけれど、表向きちゃんと段取りを踏んでいるように見せかけて、したたかに自分たちの思うどおりにやっているという解釈もでき、結局自民党も公明党も、霞が関をコントロールできていないということなんでしょう。

 

それとも…

民主党への嫌がらせだったりして…

 

まあ、べつに、なったばかりの事務次官を交代させていけないという法律はないわけですから、仮に民主党政権ができたら、本当に必要と思われる人材を、事務次官に登用して頂きたいものです。

霞が関改革は、おそらくそこから始まるんだろうと思いますから…

 

 

 

 

 

 

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