はっきり言って、ブッシュ氏だろうがオバマ氏だろうが、大統領選挙当時にアメリカ国民が選んだ人物です。
アメリカ大統領選挙に選挙権のない私たちは、アメリカ国民の選択を、ただ黙って受け入れるしかありません。
田舎のカウボーイと揶揄されたブッシュ大統領は、9.11事件以降、「テロとの戦い」という大義名分で、とりわけアラブ諸国に新たな火種をまいてしまいました。
ところが、イラクで大量破壊兵器が見つからず、戦争の大義があやふやになったにもかかわらず、引くに引けなくなって軍隊を駐留し、多くの国がそれに付き合わされました。
小泉元総理大臣は、ひょっとしたら憲法違反かもしれないスレスレの状態で、自衛隊をイラクまで派遣する羽目になりました。
ところが、そんなブッシュ政権に米国民は嫌気がさしたのか、今度は気分を変えるために、史上初のアフリカ系黒人大統領が選ばれました。
そうすると、戦力をアフガニスタンに集結し、イラクは撤退する、と言う。
ブッシュ氏は、CO2排出削減に非協力的であったのに、オバマ大統領になったとたんに、今度はグリーンニューディールだと言う。
そして、ロシアのメドベージェフ大統領とアメリカのオバマ大統領がG8で会談し、あっという間に核軍縮が決まりました。
核被爆国としてこれまで、日本が声を嗄らして核兵器に反対しても、アメリカやロシア、フランス、中国と言ったいわゆる戦勝国は核を手放そうとせず、インドにまで核保有を認めてしまいました。
それなのに、これまでの日本の努力とはまるで無関係に、大国の首脳が会談するだけで、あっという間に核軍縮が決まるという様をみて、第二次世界大戦は、永遠に終わらないのだという、情けない気分になりました。
結局、世界は、第二次世界大戦の戦勝国で回っているのであって、いくら日本ががんばってみても、アジアの中で唯一G8に参加する国であっても、主導権を握ることは決してできないのではないか、という気がしてなりません。
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