明日出すと言うのだから、何も今から批判しなくてもいいのかもしれません。
でも、パラパラと、明日出る自民党のマニフェストの内容が、漏れ出てきています。
正式な発表を待たずして、何も今からとやかく言うのもどうかと思いつつ、あまりにもおかしかったので、つい書いてしまうのですが…
「10年で1世帯当たりの所得を100万円に増やす」
あれあれ~
衆議院議員の任期って10年でしたっけ。
万が一にも今回の衆議院選挙で、自民党の首の皮がつながったとしても、また4年後には衆議院選挙があるんでっせ。
総選挙の前には、必ず政権与党のマニフェストの達成度を点検しなければなりません。
4年後、自民党はこう言うんでしょうか。
「まだ10年たってないんで、あと6年で100万円増やしますんで。」
こんな公約、公約にもなりません。
だって、4年後に達成度の検証ができませんもの。
民主党が出したマニフェストの工程表は、4年間でとどめてあります。
その後は、また選挙があり、政権交代があるかもしれません。
だから、少なくとも今回の選挙で与えられる4年間の公約でなければならないんじゃないの?
それとも、本気で10年居座るつもり???
インターネットでの政治家への個人献金が始まった、というので、冷やかしで、楽天のネット献金サイトに行ってきました。
LOVE JAPAN 2009 選挙に行こう 政治を知ろう! 日本を変えよう!
というキャッチフレーズがまず目に飛び込みます。
選挙区、名前、所属政党、所属院別に、衆参両議院議員と今度の選挙への立候補予定者が検索できるようになっています。
でも、全議員や候補者が献金を募集しているのではなく、登録された議員さんだけなのだそうです。
目当ての議員さんを検索しても、「献金ボタン」がなければ、未登録なので、今のところ献金はできません。
現在登録されている議員さんのリストがあったので、見てみました。
暇ってわけでもないんですが、ちょっと興味があったので、その内訳を数えてみました。
衆議院議員は55人、参議院議員は18人。
衆議院議員のうち、
自民党現職:21人
自民党非現職:1人
民主党現職:22人
民主党非現職:5人
公明党現職:3人
公明党非現職:0人
社民党現職:1人
社民党非現職:0人
無所属現職:2人
無所属非現職:0人
でした。
参議院議員はいまのところ現職のみで(選挙がまだだから当たり前でしょうか…)、
自民党現職:2人
民主党現職:13人
公明党現職:1人
無所属現職:2人
でした。
衆議院議員の定数が480人、参議院議員の定数が242人だから、登録割合は衆議院で11.5%(現職のみだと10.2%)、参議で7.4%でした。
まだまだ、ネット献金は始まったばかりで、募集数も少ないようです。
もちろん、楽天だけとは限らないのかもしれないので、実際にはネット献金を受けている人はもっと多いのかもしれません。
ちょっと残念なのは、楽天では今のところ「楽天カード」でのみ献金可能で、他のクレジットカードは使えないそうです。
もっといえば、クレジットカードを持っていなかったらネット献金はできないみたいです。
企業団体献金イコール悪とは思えませんが、「みんなやってるのにたまたま見つかった」的なことで、たまたま見つかってしまった人だけが糾弾されて、たまたま見つからなかった人はこっそり修正する、というようなおかしなことを防ぐには、やっぱり個人献金に頼るほかないのでしょうか。
それにしても、まだ登録している議員さんが少ないのは、あまり個人献金に期待していないということなのかなあとも思いましたが…
民主党がマニフェストを発表したというので、またマスメディア中心に、「財源、財源」とうるさいのであります。
自民党は、自分のマニフェストも出せていないのに、「財源が不明瞭できわめて危険だ」などと、麻生総理大臣がエラソーに、記者の質問に答えていました。
民主党は、一般会計と特別会計を全部足して、だいたい200兆円分の事業を見直すと言っています。
民主党が国民に直接支給する手当てが全部で16兆円ぐらいあるということで、財源問題になっているのはこの16兆円。
しかし、200兆円のうちの16兆円というのは、8パーセント。たったの8パーセントです。
今まで予算の優先順位の上の方にきていたものを下げて、16兆円分の優先順位を上にあげたらすむ話と違いますんか。
民主党は、今までの予算の組み方を完全にかえる、と言っています。
省庁ごとの予算分捕り合戦ではなく、すべての国の事業を総点検して、優先順位を振り分けていくということです。
ある省庁は、どの事業も優先順位が下のほうにくることだってあり得ます。
民主党は、そのうち、子育て支援に重点を置くということを明言した、と私は思っています。
南野知恵子氏が、猪口邦子氏が、小渕優子氏が、少子化担当大臣になったって、オヤジ議員が相変わらず「女は産む機械」などと言って、真剣に少子化対策を打とうとしなかったではありませんか。
民主党は、具体的な子育て支援と高校の授業料無料化という政策で、国の事業の中でも優先的にやりましょう、と言うているのです。
私は子供がいないし、自分に収入があるから、民主党政権になったからって税金が安くなることはないだろうし、手当てが入ることもないだろうし、場合によったら増税になるかもしれません。
それでも、払った税金が納得できる方法で使われるようになるんだったら、それでも結構だと思っています。
とにかく4年間は、私自身もぶれずに、民主党に霞が関改革を任せたいと思っています。
自公政権では無理なんですから。
各省庁が、滑り込み人事をしています。
もうじき、政権交代が起きるかもしれない。
民主党政権なら、霞が関改革に手を突っ込んでくる。
人事も思うようにならないかもしれない。
てなことを考えたのかどうかわかりませんが、頭のいい官僚さんたちは、事実上の人事権が自分たちの手にあるうちに、事務次官を一斉に交代させました。
まあ、不祥事が多かった農林水産省は、今回は交代させなかったそうですが。
でも、事務次官人事って、閣議の了承が必要なのです。
要するに、総理大臣を含めた大臣の了承があってはじめて、認められるもの。
さらに、1997年からは、人事案は閣議にかけられる前に、内閣官房長官と3人の官房副長官の4人で構成される人事検討会議なるもので、了承を得ることになっているのだとか。
ハードルは2つもあるのに、いつの間にあちこちの省庁で事務次官が簡単に交代できたのでしょうか。
官僚が出してきたものを、よく吟味もしないで、たぶん面接もしないで、シャンシャンシャン、で通ってしまうんだろうなあ、ということは想像に難くありません。
しかし―
もうじき民主党政権ができるかもしれないという時に、新しい政権に人事権を行使させずに先にやってしまうって、すごい失礼ですね。
本来は新しい政権が誕生してから、その政権が事務次官を任命するのが正しいはずです。
だって、新しい大臣の補佐役を担う人材を、大臣自ら承認するのが普通ではないでしょうか。
霞が関のあわてっぷりが見てとれる、という解釈もできるけれど、表向きちゃんと段取りを踏んでいるように見せかけて、したたかに自分たちの思うどおりにやっているという解釈もでき、結局自民党も公明党も、霞が関をコントロールできていないということなんでしょう。
それとも…
民主党への嫌がらせだったりして…
まあ、べつに、なったばかりの事務次官を交代させていけないという法律はないわけですから、仮に民主党政権ができたら、本当に必要と思われる人材を、事務次官に登用して頂きたいものです。
霞が関改革は、おそらくそこから始まるんだろうと思いますから…
麻生自民党総裁の涙の謝罪で、自民党は一致団結することになったみたいです。
最近は、自民党の地方の県連から衆議院選挙の応援演説の依頼が来ているとか。
泣いてお詫びをすることで、「まあ、そういうことやったらしゃあないな。」と、みんな納得した、いうことになってるんでしょうか。
2007年の9月に発足した福田内閣で、自民党に初めて選挙対策委員長というポストができて、その委員長が古賀誠さんでした。
「自分が適任」やと言うて。
ところが、麻生内閣の支持率がどんどん落ちて、選挙危ないで、ということになって、宮崎県知事を担ぎ出そうとしたのが裏目に出まして、東京都議選で惨敗したんは、あの騒動が原因やと言うた人がおったらしいですね。
そしたら、突然、委員長を辞める言うて、会合を退席しはったんですね。
麻生さんは、「慰留」しはったらしいと聞いてましたんやけど、最近古賀さんの姿、見ませんね。
選挙対策委員長は辞めはったんでしょうか。
副委員長の菅(すが)さんは、相変わらずの露出度ですねんけど。
なんか、もう何もなかったかのように、誰も古賀さんのこと、言わはらへんのは、なんでなんでしょう。
どうでもええっちゃあ、どうでもええことなんですけど、なんか歯の隙間にものがはさかって取れへんような状態で、気持ち悪いです。
連休中にやろうと思って持ち帰っていた仕事は、結局できずじまいでした。
1週間ほど前から作動が不安定になっていた家のパソコンが、どうにもおかしいので、とうとうリカバリーすることになりました。
リカバリーする前に、データを保存しろと警告が出るのですが、すでにおかしくなったパソコンのデータを保存するのは不可能で、清水の舞台から飛び降りるぐらいの気持ちで、リカバリー…
しかし、パソコンに付属していないアプリケーションを、もう一度インストールし直すことの面倒くさいこと。
しかも、最近はダウンロード版を多く利用しているために、ライセンスキーがメールで保存されていることが多いのです。
でも、リカバリーしてしまったパソコンには、過去のメールが残っていません。
いえ、職場のパソコンに同じメールが保存されているので大丈夫なんですが(さすがに私もそれくらいのことはわかっているのであります)、職場に行かないとわからない、っていうので作業はそこでストップ。
また、インストール回数が制限されているアプリケーションが普通になっていて、リカバリーしたパソコンに入っていたアプリケーションの登録を解除することもできずに、データが消されてしまったわけで、インストールできても使えないっちゅう事態にも陥ってしまいます。
そればかりではありません。
マイクロソフトにしろ、ウイルスチェッカーにしろ、たびたび更新しなければならないので、過去に更新してきた分を、もう一度一気にやり直しする羽目になります。
何度も何度も再起動しながらの作業で、もう、げんなりです。
そんなこんなで、大事なお休みもパアでした。
今週は、そういうわけで、働く意欲減退中です。
自分の被爆体験をニューヨークタイムスに寄稿し、オバマ大統領の広島訪問を期待した三宅一生さんが、話題になっています。
「原爆を生き抜いたデザイナー」とレッテルを貼られるのをきらって、これまで被爆体験を語らなかった三宅一生さんは、核廃絶を唱えたオバマ大統領の演説に感動し、自分の経験を語るべきだと思ったそうです。
そう、やっぱりオバマ大統領、なんですね。
ニューヨークタイムスの記事を映像で見せながら、和訳を読み上げる報道の仕方にも問題があって、日本テレビ系列の「ZERO」という報道番組では、三宅一生さんの日本語で書いた手書き原稿の映像を流していたので、あとでご本人が英語に訳したのか、誰かが英訳したんだろうということはわかりましたが…
日本人が被爆体験を語るのに、アメリカの大統領の演説の力を借りなければならないことは残念であるし、ましてやその体験が英語で表現され、アメリカの新聞記事で読まされるということのわびしさは、そのまま、国際社会における日本の力の無さへのわびしさと重なってしまいます。
せっかく意を決して被爆体験を語ってくれた三宅一生さんには、ちょっと申し訳ないけれど、世界中で唯一、原子力爆弾を落とされた経験を持つ日本の存在感が、まったくないことを、改めて見せつけられた気がしています。
安倍元総理大臣が、「再チャレンジ」という言葉を持ち出したのは、いつのことだったでしょうか。
「美しい国」などというスローガンを打ち立てて、郵政民営化に反対して刺客を立てられ、無所属で当選した議員を自民党に戻してみたり、靖国神社参拝を我慢して、中国や韓国に接近して見せたり…
結局2007年の9月に、総理大臣を辞職してしまいました。
その後出てきたのが福田総理大臣。
いまひとつ、何を目指しているのかよくわからない内閣のまま、ねじれ国会で思い通りにいかず、民主党と大連立を画策したけど失敗し、結局2008年9月に、総理大臣を辞職してしまいました。
消費者庁の設立、なんていういい政策もあったんだけど…
「私は自分のことはよくわかっている、あなたとは違うんです。」って、記者会見でキレちゃったことだけが、なんか鮮明に覚えています。
そうして、まあ、秋葉原界隈では人気だから若者受けするだろう、的なノリで、麻生総理大臣が出てきたわけです。
「郵政民営化の担当大臣は私だった。」
と言ってみたり、
「そもそも私は郵政民営化には反対だった。」
と言ってみたり、
日ごろの言動を見る限りにおいて、単なるええかっこしいの、空っぽな総理大臣ていう感じしかしませんでした。
何をやりたかったのか、まったくわからなかったこの1年間。
まあ、念願のサミットには出られたので、麻生氏にしてみれば、そこそこ満足ってことなんでしょうか。
小泉後の3年間を振り返ると、郵政選挙で大勝ちしたことで、議員になった小泉チルドレンを中心とした「小泉・竹中路線」組の意見に逆らえなかった後継の総理大臣が、常に彼らから足を引っ張られて、方向転換ができなかったことが、現在の自民党の敗因ではなかろうか、と、素人ながら思います。
本当は、「市場原理主義」をやめたかったのかもしれませんが、選挙を経ていないがために、小泉的議員集団を抱えたままでは、それさえもままならず、ちょっとでも支持率が落ちると、小泉的議員集団から不満が噴出する、というような光景を、何度見たかわかりません。
自民党が方向転換をできずにいる間に、民主党は小泉的政治との対立軸を明確にして、政権交代に向けて準備してきというふうに見ると、したたかな戦略が見えてくるような気がします。
小沢一郎という人は、やはりすごいなあと、改めて思います。
このまま、有権者の政権交代という意志が続けば、10月までにはかならずある衆議院総選挙で、民主党が政権をとる可能性が、さらに強まったと言えるのかもしれません。
そうなれば、やっと日本の民主主義も、少しはまともになって、一歩前進ということになるのだと思います。
ただし、総選挙が終わって民主党が政権を取ったとしても、がらりと政治が変わることを、あまりに期待してはいけないと私は思います。
法律というのは、国会で成立してから施行されるまで、しばらく間があくからです。
どのくらい前の法律が、政権交代後に施行されるのか、具体的には知らないのですが、自公が得ていた衆議院での3分の2の議席によって、いろんな法律が成立しているはずであり、「なかった」はずの埋蔵金にも、すでに手をつけられているはずです。
新しい政権は、これら、自公政権が決めたこと、使ってしまったお金、そういうものの後始末から手をつけなければならず、古い家を解体して更地にするまでには、しばらく時間が必要でしょう。
さらに、霞が関という抵抗勢力が、全力を挙げて政権をつぶしにかかるかもしれません。
官僚による様々なリーク合戦、それにのっかるマスメディアの情報で、足を引っ張られることを覚悟しなければなりません。
また、霞が関の役人のサボタージュがあるかもしれないし、わざと間違った情報を政府に与えたりするかもしれません。
そして、下野した自民党、公明党による新政権へのすさまじいネガティブキャンペーンも覚悟しなければなりません。
これから続くであろうこれらの、多くの難関を突破して、納税者が納得できる税金の使い方が実現されるまで、少なくとも4年はかかります。
有権者が、4年の間、忍耐強くしていられるかどうか。
来年ある参議院選挙で、民主党が負ければ、今度は民主党政権が、自民党政権と同じ苦しみを味わうことになります。
政権交代を望むと言うことは、有権者の側にも、忍耐と覚悟がいるということではないでしょうか。
はっきり言って、ブッシュ氏だろうがオバマ氏だろうが、大統領選挙当時にアメリカ国民が選んだ人物です。
アメリカ大統領選挙に選挙権のない私たちは、アメリカ国民の選択を、ただ黙って受け入れるしかありません。
田舎のカウボーイと揶揄されたブッシュ大統領は、9.11事件以降、「テロとの戦い」という大義名分で、とりわけアラブ諸国に新たな火種をまいてしまいました。
ところが、イラクで大量破壊兵器が見つからず、戦争の大義があやふやになったにもかかわらず、引くに引けなくなって軍隊を駐留し、多くの国がそれに付き合わされました。
小泉元総理大臣は、ひょっとしたら憲法違反かもしれないスレスレの状態で、自衛隊をイラクまで派遣する羽目になりました。
ところが、そんなブッシュ政権に米国民は嫌気がさしたのか、今度は気分を変えるために、史上初のアフリカ系黒人大統領が選ばれました。
そうすると、戦力をアフガニスタンに集結し、イラクは撤退する、と言う。
ブッシュ氏は、CO2排出削減に非協力的であったのに、オバマ大統領になったとたんに、今度はグリーンニューディールだと言う。
そして、ロシアのメドベージェフ大統領とアメリカのオバマ大統領がG8で会談し、あっという間に核軍縮が決まりました。
核被爆国としてこれまで、日本が声を嗄らして核兵器に反対しても、アメリカやロシア、フランス、中国と言ったいわゆる戦勝国は核を手放そうとせず、インドにまで核保有を認めてしまいました。
それなのに、これまでの日本の努力とはまるで無関係に、大国の首脳が会談するだけで、あっという間に核軍縮が決まるという様をみて、第二次世界大戦は、永遠に終わらないのだという、情けない気分になりました。
結局、世界は、第二次世界大戦の戦勝国で回っているのであって、いくら日本ががんばってみても、アジアの中で唯一G8に参加する国であっても、主導権を握ることは決してできないのではないか、という気がしてなりません。
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