私の住んでいる地域では、今のところ新型インフルエンザの流行が見られないので、正直ほっとしています。
関西で広がっている100人を超える新型インフルエンザ患者さんが、この地域に発生したら、あっという間に、大阪府や兵庫県とは比較にならないぐらい、医療機関はパンクしてしまうと思っているからです。
発熱外来を実施している医療機関が少なすぎるし、それに対応できる医師も少なすぎるし、これまでみてきている患者さんだけでも、医療機関は満杯なんです。
病院は、糖尿病や心臓病、腎臓病など慢性の病気にかかっている人が集まる場所で、いくら軽症だからと言って、新型インフルエンザの患者さんが殺到した場合に、持病のある人に感染させてしまったら、重症になることも考えなければなりません。
でも、この地域で、感染病棟を整備している病院があまりに少なく、そしてそのベッド数もすずめの涙ほど。
この状態で、兵庫県や大阪府のような大流行が起こっていたらどうなっていたんだろうか、と冷や汗が出ます。
会社でもなんでもそうですが、平常通りであるときには何も問題がないように見えていても、平常でないことが起きた時にうまくリスクマネジメントができるかどうかは、平時に「無駄」と思えるようなことをどれだけ備えておけるか、ということなんじゃないか、と思います。
医療費削減だけを目的に、医療機関を減らし、医師数を減らし、リスクマネジメントの戦略を持ってこなかった日本の医療システムは、こういう「新型インフルエンザ」のような非常事態が起きると、あっという間に崩壊のスピードを速めるのではないかと危惧します。
H5N1型のトリインフルエンザが蔓延したら…
本当にパニックが起きるかもしれません。
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