ブタインフルエンザの流行で、世界的な経済問題でさえかすんでしまったかのような、ここ数日です。
私は、養豚場でインフルエンザにかかった豚がいて、その豚から人間にインフルエンザウイルスが感染して、それが広がった、と思っていました。
でも、今のところ、感染源となった豚とか、最初に今回のブタインフルエンザを発症したのはだれか、ということはわからないらしいのです。
感染源はわからないけれど、メキシコでインフルエンザの流行がなかなかおさまらないので、調べてみたら、患者さんからブタインフルエンザウイルスが検出されたということのようです。
豚がブタインフルエンザのウイルスに感染しても、軽い咳とか鼻水程度のまま1週間程度で自然に治ってしまうそうです。
だから、豚を飼っている人が、自分の豚に風邪症状が出ていても、軽いし自然に治るので、処分したりはしないそうです。
人間がかかるA型のインフルエンザでも、今回のブタインフルエンザと同じH1N1型というのがありますが、遺伝子配列が違うので、それによって区別するようです。
「最近メキシコに行ったんですけど、寒気がしてせきと鼻水が出ます。」
という患者さんが来たら、どうしたらいいんでしょう。
インフルエンザの検査キットでインフルエンザウイルスに感染しているかどうかはわかりますけど、それがブタインフルエンザなのか、既知のインフルエンザなのかは区別できません。
診断キットは、インフルエンザウイルスかどうか、と、A型かB型か、しかわからないからです(簡易キットだからそれで十分だったんですが)。
今回のような特殊な状況がなければ、
「インフルエンザですね。」
ということで、タミフルなどを処方されて、それなりに治ってしまうかもしれません。
これから先は、渡航先などの情報を把握して、場合によってはウイルスの遺伝子解析まで行わなければならないということになるのでしょうか。
今問題になっているブタインフルエンザウイルスの遺伝子配列は、過去に豚や人間に感染したインフルエンザウイルスの遺伝子配列とは違っているそうです。
ややこしいですね。
ブタインフルエンザの遺伝子配列はしているけれど、ちょっとだけ配列が違ってきているということでしょうか。
Hナントカ、Nナントカ、という亜型の分類って、意味あるのかしら、と思ってしまいました。
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