久しぶりに実家に帰ってきました。
きょうだいもそろって、普段年寄りばかりの実家が、にぎやかになりました。
母は、準備がしんどいのがうっとおしいようでしたが、祖母も父も、おおかたよろこんでくれているようでした。
普段耳の遠いものどうし、会話もあまりないようで、特に父はいろんな人を相手に、ずっと話をしていました。
最近祖母は、食べ過ぎて、あとで粗相をするので、父が厳しく食事量をコントロールしている様子。
私はたまにはええんやないの、と軽い気持ちから、祖母が、
あれとって、これとって…
と言うままに、祖母のお皿にいろいろと取り分けていると、
「お母さん、食べ過ぎや、もうやめとけ。」
と、父は語気を荒げて言いました。
祖母は、苦笑していました。
それでも、眼の前にいろいろと食べるものが盛り付けてあるのだから、どうしても手が出そうになっていました。
本当なら、そこにいる全員が食べるのをやめれば、祖母もつられて食べることがないのだろうけれど…
人がいる前で、そんなに厳しう言わんでも、と思った私。
でも、日常生活ではそうはいかないんでしょう。
普段いっしょにいない私は、なんとなくお気楽でいられるのかもしれません。
老老介護という言葉が語られるようになって久しいですが、私の身内にも、厳しい現実が迫っています。
父も母も、いまのところそこそこ元気でいてくれるからいいけれど、この先どうなるのだろうと、やはりそのことは心配でなりません。
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