昨日は、厚生労働省の研究班が、インフルエンザに対する万能ワクチンの開発に、動物実験のレベルで成功したというニュースが、夕方から夜遅い報道番組まで、何回も流されました。
このワクチンが人間での安全性も確認できれば、新型インフルエンザも怖くない…
そんな話でしたが…
テレビの報道だけでは、詳しい免疫機序がわからないし、ネットで報道されている記事を見てみると、
「ウイルスに感染した細胞を攻撃することで、ウイルスの増殖を止める」
というさらっとした解説しかありません。
う~ん。
これ、考えようによってはとても怖い気がしました。
私も医者のはしくれなんで、あいまいなことは書けませんが、ウイルスに感染した細胞を攻撃するということは、自分の身体の細胞を、自分の白血球が攻撃してしまうということで、そうすると、ノドや気管、気管支といった呼吸器系の器官が、あれてしまうんじゃないかと思ってしまいました。
それとも、ノドや気管、気管支の細胞に広くウイルスが増殖する前に、たとえば細胞1、2個にウイルスが侵入したら、すぐさま免疫機能が働いて壊してしまうので、気道に広く炎症をおこすほどの状態にはならない、ということなのでしょうか。
なんか、そのあたりの説明が、まったくなされないまま、「新型インフルエンザは怖くない」みたいな調子で報道されるのも、どうかと思います。
医学研究に関する報道は、ありがちなんですけどね~。
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