年越し派遣村で取材を受ける派遣労働者の人たちが、家も仕事も失って絶望する中、

「人の温かさも知った。」

と発言している人が、何人かいました。

 

一人の力ではどうしようもないときに、NPOやボランティアの人たちの支援で、同じ境遇の人が集まり年越しすることができたことは、しみじみと、ありがたいことだったのだろうなあと思いました。

 

これから、がんばって仕事を探します―

そんなふうに力強くインタビューに答える人もいました。

 

NPOの人たち、ボランティアの人たち、お疲れさまでした。

家族と年末年始を過ごす予定だった人もいたのかもしれませんが、困っている人たちのためを思い、一生懸命に支援しようとする姿に―こんなことを書くのはこっぱずかしいのですが―感動してしまいました。

 

孤独の中で怒りを増幅させていた、秋葉原連続殺傷事件の加藤智大被告は、今どう思っているでしょうか。

彼もまた、あの事件を起こしていなければ、大量解雇の渦中にいたかもしれません。

でも、人の温かさに触れるチャンスが、もしかしたらあったのかもしれないなあと、ちょっとそんなことが頭をよぎりました。

 

もちろん、こんな、失業や住む家もないという状況は、とてもいいことだとは思わないのですが―

 

自分だけが恵まれない、自分だけが阻害されている、とひとり孤立していた加藤被告は、もし今だったら、どのように行動したのでしょうか…

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