< わたしのMac | メイン | 守らなかった私が悪いのです。 >

先日、ある企業に行った時のことです。

社員さんのご夫婦に、最近赤ちゃんが生まれたとのお話を伺いました。

とてもおめでたい話… のはずが、どうやらその赤ちゃんはダウン症と診断され、ご夫婦ともども、とてもショックを受けているということでした。

 

まだ若いお母さんなので、ダウン症のお子さんが生まれる確率は、年齢の高い方に比べると低いはずだということを、そのご夫婦は知っていて、「なぜ自分たちの子供が…」という気持ちがとても強く、今はまだ受け入れられていないようでした。

 

それでも、生まれたばかりだから、歩いたり話をしたりする時期ではないので、実感はわかないかもしれません。

だんだん言葉を発するようになり、歩くようになり、保育園に行く年齢になり、と成長するにしたがって、当然他のお子さんと比べてしまうかもしれません。

 

なんと声をかけていいのでしょうか、と会社の方から尋ねられて、言葉が見つかりませんでした。

私自身に子供がいないし、偉そうなことは言えません。

ダウン症のお子さんは、総じて穏やかな性格だということ、人によっては成人してから社会の中で自立できている人もいると聞くこと、をお話しするのがやっとでした。

 

私は、内臓の先天性疾患を持っています。

手術で治ることが可能な病気ですが、私の場合はそうなりませんでした。

私の母は、時々、娘がこうなったのは自分のせいじゃないかということを言います。

私を妊娠中、姑とそりが合わず、私の父もあまり助けてくれなかった… そのせいで、少し精神的に不安定だった、と聞かされています。

母は、それが原因ではないのだろうかと思っているのです。

自分がもっとしゃんとしていれば、と。 

 

社員さんの話を聞いて、そんな母の姿を思い出しました。

そのご夫婦は、いずれ生まれた赤ちゃんのご病気を受け入れて、大切に育てていかれるに違いないと信じていますが、どうか、自分のせいにだけはしないでほしいと、そう願ってやみません。 

 

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コメント

コメント一覧

みけ先生のエントリーを見て、涙が出てきました。
子供を持つ親としては、ついつい子供の悪い事は自分のせいにしてしまう自分がいます。
これからもこころ優しいエントリーを楽しみにしています。
written by かえるあんこう / 2008.07.01 23:19
私は腫瘍がありました。40年ほど前の放射線照射で腫瘍の成長を止めました。20歳のときには新技術で切除しました。転移しなかったので良性だったのでしょう。
母は「自分のせい」と感じていたようです。でも、私自身はそんなことを一度も思ったことはありません。
written by 労働者A / 2008.07.02 05:56
かえるあんこう 様


コメントありがとうございます。
親の子を思う気持ちは、ベタな表現ですけど、「尊い」なあとつくづく思います。
またみけの雑記帳にお立ち寄りいただくのをお待ちしております。

written by 三毛猫 / 2008.07.02 12:22
労働者A 様


コメントありがとうございます。
ご病気が命にかかわるものではなくてよかったですね。でもご苦労なさったことと思います。
これからもご自愛ください。
written by 三毛猫 / 2008.07.02 12:24
>これからもご自愛ください。
三毛猫先生、ありがとうございます。
written by 労働者A / 2008.07.02 22:26

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