今日、うちの病院からも初期研修を受けた研修医が卒業していきます。
私は彼らとあまり接点がありませんでしたが、新臨床研修医制度の必須科目に地域保健という科目があって、うちの病院では産業医活動がその中に組み込まれているので、ごく短期間ですが、研修医の先生を工場などに連れて行きました。
産業医業務の3割ぐらいしか見せられませんでしたが、みなそれなりに興味をもって研修を受けてくれました。
新臨床研修医制度には、いろいろと問題があるようです。
このような制度を作ったそもそもの目的については、あまりよく知りません。
しかし、卒後2年間をかけて各科を回るということは、将来どの科の専門になろうとも、初期治療についてはある程度のところまで自分でできるようになるというのが、大切な目標のひとつなんじゃないか、と私は理解しています。
そういう意味では、特に救急治療はとても大切で、むしろ地域保健が必須科目に入っていることの意味は、正直なところよくわかりません。
結局私たちのころの研修が2年遅れになっただけなんじゃないか、とも思うのです。
この研修制度は、近いうちに改正されるか廃止されるか、いずれにしても長続きしないのではないかという気もします。
それでも、研修医の先生たちには何の罪もありません。
不備だらけの研修制度に従わなければならない人たちには、同情さえ感じます。
そういう中で、研修医の先生たちはよくがんばったと思います。
明日から、本当の研修が始まるのだと思います。
ガンバレ、研修医!
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