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地方自治体主催の女性医師フォーラムの案内が来ました。

 

女性医師の就業支援とキャリアデザインを考えるんだそうです。

どっかの大学のえらい女性先生が、貴重なご講演をなさるんだそうです。

 

司会の先生以外は、パネリスト全員が女性医師です。

 

なんか、ちょっと、私はこういうの苦手です。

だって、女性医師ばっかり集まって愚痴大会でも開くつもりなのでしょうか。

 

医師不足が大問題になってきて、

家庭にひっこんでる女性医師をもっと活用しようぜ、

と誰かが考えたんでしょうけれど、

女性医師バンクとか始まって、どれほどの女医さんがそれに登録したんでしょうか。

 

医師不足を解消するために女性医師を活用しようという方向性は、だいぶピンボケだと私は思っています。

 

新しく始まった臨床研修制度は、医師数の地域格差に拍車をかけてしまいました。

そうしたら、今度は都会でも、産婦人科や小児科、外科、内科といった忙しい科から医師が不足するようになって、科間格差も生まれてしまいました。

背景には、訴訟や刑事罰化の問題もあります。

数だけ揃えればいいってもんじゃあありません。

 

女性医師を活用しようというのなら、これは男性医師にも、女性医師にも、医療機関にも、覚悟が必要です。

 

女性医師が結婚して出産するとなったとき、ある一定期間仕事を休んで、また復帰することに文句を言わない。

産休中の穴埋めを快く引き受ける。

出産後復帰しても、子育てがある程度落ち着くまでは、救急や夜の当直は外しても誰も文句を言わない。その間は、残りの医師でやりくりする。あるいは代わりの医師を確保する。

子供が熱出して保育所から呼び出されたら、途中で帰っても誰も文句を言わない。帰っている間、他の医師が代わりをする。

そして、肩代わりをする医師が過労にならないように、医療機関は医師の数を十分に確保する。

 

そうでなかったら、結局結婚しても子供をあきらめた人か、結婚もしないでひたすら仕事人間で生きていくことにした人でないと、今最も医師を必要としている産婦人科や小児科、外科、内科、救急医療の医師はつとまりません。

 

いくら偉い先生の講演聞いたって、周りに覚悟がなければ意味がないのとちがいますでしょうか。

 

まったく、自治体といい、国といい、行政というのは人を集めて偉い先生に講演してもらうというのが好きですね。

それで自分たちは仕事をしていると勘違いするんでしょうか。

 

 

 

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