前々から、電車の広告などでよく見かけていて、すご~く気になっていたことがあったのですが、1月22日の記事に、「あね」様がくださったコメントの中に触れてあったので、そのことについて書きたいと思います。
「ナイシトール」のことです。
その前に、メタボリックシンドロームの考え方で重要なことは、「内蔵脂肪」が悪さをしている、ということです。
まだ研究段階のことも多いようですが、内蔵脂肪がメタボの中心にあるということは、間違いないようです。
だから、メタボ対策は内蔵脂肪対策、といってもいいかもしれません。
健康診断では、内蔵脂肪がたまっているかどうかを判断するのに、簡易な腹囲測定を行うことになっています。
内蔵脂肪の有無は、本当はCTをとってみないと正確にはわからないのです。
でも、健診レベルで全員にCTをとるとなると、費用もかかるし放射線被爆もするし、現実的でないので腹囲で代用するわけです。
日本人の腹囲とメタボの関係は、まだ議論の余地があるようですが、一応男性では85センチ以上、女性では90センチ以上(最近基準が変わったかも・・・)が内蔵脂肪蓄積(内蔵脂肪型肥満)とされています。
日本人でCTの内蔵脂肪蓄積度と腹囲の関係を調べたら、男性で85センチ、女性で90センチが境目とわかってきたから、と専門書には書いてありました。
とても大事なことは、腹囲はあくまで内蔵脂肪の有無を調べるための簡易な方法(スクリーニング)であるということです。
だから、すごく極端にいえば、仮に85センチ以上の腹囲の男性がいても、皮下脂肪がたまっているだけの場合も含まれてしまうということです。
ここから、本題です。
営業妨害と訴えられるといやなので、事実だけ記載します。
小林製薬が販売している「ナイシトール」。
効能・効果は・・・
「腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちなものの次の諸症:肥満症、高血圧の随伴症状(どうき、肩こり、のぼせ)、便秘、むくみ」
内蔵脂肪という文言はひとつも出てきません。
だから、ナイシトールを飲んで皮下脂肪が減って、腹囲は多少減るかもしれないけれど・・・
内蔵脂肪については、どうなんでしょうね。
薬の箱が意味深なんで、誤解を与えそうだけど・・・
意図的な絵柄だとしたら、問題かも。
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