年金記録問題で、おっちょこちょい厚生労働大臣や町村官房長長官の開き直り発言で、にわかに年金問題が再浮上しました。
昨日ニュース番組を見ていたら、社会保険事務所に年金記録を確かめに行った人々を取材した映像が流れました。
怒りをあらわにする人が多い中、年配のご婦人が、こんなふうに言いました。
「わたしらも、お役所にまかせっきりにしてしまったのがいけなかったのかな・・・」
学校や医療の現場でも、ずいぶん身勝手なことを言う親や患者のことが問題になっている昨今、「こうなったのは自分のせい」と思う善良な市民が、まだ日本にはいるのですね。
決して裕福そうには見えないそのおばあちゃんは、しわだらけの手を頬に当てて、途方にくれていました。
この日本人的従順さは、時に美徳である一方で、ある意味政治家や官僚をのさばらせてしまった一因だと思います。
自己主張の強い国の人々ならば、とっくにデモや暴動になっていてもおかしくないような時でも、日本人は良きにつけ悪しきにつけ、おとなしい。
でも、あきらめてはいけない、と思います。
この前の参議院選挙で、自分の意志表示をすることで政治を動かすことができるのだという、民主主義の良い面を、私たちは少し実感することができたのです。
政府が何と言おうと、支払った年金保険料分の年金支給を、一人残らず支払わせるまでは、私たちは常に監視の手をゆるめてはなりません。
年金記録の照合。
第三者委員会の活動。
年金横領問題への対応。
年金をめぐる様々な問題に、政治家も官僚も、真摯に対応しなければ、国民は黙ってはいないのです。
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