2007.11.19 12:40 |  仕事 / 職場  |  生活 / くらし  |  その他(一般)  |  三毛猫  | 推薦数 : 0

芸能リポーター

三田佳子さんの二男が覚せい剤所持の現行犯で、逮捕されたあとの記者会見。

 

「(2回目の逮捕のとき)人生をかけて原因究明をするとおっしゃってましたが、その後親子のコミュニケーションはどうなっていたんでしょうか。」

「以前は50万円のおこずかいを渡していたと伝わってますが、今でも生活費は30万円くらい与えていたのでしょうか。」

 

芸能リポーターの皆さんは、さぞかしご立派な人々ばかりなのでしょう。

自身の息子や娘が、万が一覚せい剤に手を出しても、親子の絆で薬をやめさせることのできる立派な親ばかりなのでしょう。

専門家でも難しいのに。

 

一方で、彼らは親が大金持ちの若いタレントを「セレブ」と称して持ち上げるのです。

彼らの言う「セレブタレント」などは、月30万円どころの騒ぎじゃないでしょう。

贅沢させたから覚せい剤に手を出した、と暗に言っておきながら、親が金持ちのタレントを「セレブ、セレブ」ともてはやすのだから、いい加減なものです。

 

最初に覚せい剤を使用したきっかけは、親の子育ての問題も関係しているかもしれません。

しかし、更生させようとして失敗し、うつ病も患った息子を、なんとかしようと苦しんでいたであろう三田さんを追い詰めて、見ている側が喜ぶとでも思っているのでしょうか。

 

自分だったら、どうする?

いいアイデアがあるんだったら、三田さんに教えてあげてくださいよ。

 

アルコール依存症と同じように、覚せい剤は依存するとなかなか抜け出せません。

離脱症状に苦しむので、本人にそれを耐えられるだけの根性があれば、もともと覚せい剤などに手をださないでしょう。

それほど覚せい剤は恐ろしいもの。

 

芸能リポーターの限界なのかもしれません。

しかし、そういうリポートを衝撃的に報道するだけではなく、日本で覚せい剤などの薬物依存症に対する医療がいかに不足しているか、またそのような薬物依存症から立ち直させるのがいかに難しいことなのか、について議論してほしかった。

そして、そのような薬物が簡単に手に入る社会の構造について説明してほしかった。

あるいは、息子を更生させるためにどんな苦労があったのか、三田さんに語ってもらいたかった。

 

池に落ちた犬をさらに棒で打つような、あんな集団リンチのような記者会見は、見ていて不愉快でした。

 

 

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