大阪で、糖尿病で全盲の患者さんを、入院先の病院職員が公園に放置した、というニュースが流れました。
その患者さんが病院内でトラブルメーカーだったことや医療費の未払いが200万円近くあったこと、などから、批判というよりも、病院に対して同情的な報道だったと思います。
もし病院や職員に対する同情がなければ、おそらく、病院はこっぴどくバッシングされ続けたに違いありません。
そうならなかったためか、報道は極めてドライでした。
少なくとも私にはそう思えました。
それにしても、淡々と事実を報道するだけで止まってしまったことへは、かなり不満が残ります。
私としては、こういう患者さんを、どうすればよかったのか、を知りたいのです。
離婚した妻のところへ連れて行こうとして断られた、と伝えられています。
どう考えても、離婚した妻が、病院に200万円も借金している盲目の元夫を、すんなり受け入れるとは思えません。
そんな、まるで茶番のようなことをせざるを得なかった事情は何だったのでしょうか。
何年も入院していた間に、行政の手にゆだねるということをなぜできなかったのか、というところも気になります。
現在、保護されたその患者さんは他の医療機関に入院中とのこと。
よく受け入れたなあ、というのが率直な感想です。
だって、その入院費は誰が払うのでしょうか。
それに、再び院内でトラブルを起こす可能性が高いではありませんか。
すでに、いろんな医療機関で、暴力的であったりマナーが悪かったりする患者さんや、医療費未払いの問題が起きています。
でも、解決するための対策は、あまり語られません。
たまには新聞記者さんも、病院批判ばかりしないで、建設的な意見を書いてくれてもいいのではないでしょうか。
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