NHK大河ドラマ「平清盛」。
毎週日曜日の午後8時から見て、さらに毎週土曜日午後1時5分から再放送を見ています。
低視聴率にあえぐこのドラマ、なぜ低視聴率なのか全く理解不能なまま私はNHK大河ドラマ「平清盛」の熱烈なファンとなりました。
今年末に終わってしまったら、日曜日の夜はさびしくなるだろうと、すでに心配モードに入っています。
さて、その「平清盛」の時代は、政治権力が公家から武家へとうつっていく時代だと言われていますが、その権力争いにからむ登場人物が多く、敵味方も入り乱れるために、全体像がつかみにくいという難点があります。
その難点がさらに顕著になると思われるのが、「平治の乱」。
昨日(2012年5月27日)は「保元の乱」でしたが、保元の乱は比較的理解はしやすかったですね。
崇徳上皇と後白河天皇という兄弟の権力争いに、藤原摂関家の次男・藤原頼長と、長男藤原忠通が加わって、平氏・源氏が戦うという図式。
まあ、敵味方が見えやすくてそれなりに理解はできました。
予告によれば、しばらくその保元の乱の後始末で数回費やすようなのでいいのですが、次の平治の乱は、あらかじめ予習していたほうがよいかもしれません。
藤原のダレソレとか、信西の息子達とか、源氏とか、いろいろ出てきますんで(ドラマではどうなるかわかりませんが)、かかわった人物を全部把握しようとすると、少なくとも私は脳がショートしました。
よって、お勧めするのは、要するに、保元の乱のあと、信西がその息子らを中心に政治権力を与えて一族の力を拡大していくことに嫉妬したり不信感を持った人が、最終的に信西を失脚させる(・・・殺害する?)ために争った、ということらしいということを理解しておくということです。
主人公の平清盛は、この平治の乱のきっかけになった藤原信頼という人が京都で政変を起こしているとき、熊野詣に出かけていて京都を留守にしていたようです。
政変を知って、なんとか京都に戻って、最終的にはどっちの味方(どっちって言ったって、敵味方が入り乱れるので、敵も味方もなかったのかもしれませんが)にもならず、平治の乱をおさめたということで、一族がいろんな領地を与えられ、勢力を拡大していくようです。
源氏の棟梁であった源義朝(よしとも・玉木宏)は、平治の乱で処刑されるので、天皇や上皇、摂関家といった公家を守る武力という点で、源氏の力がそがれて平氏一門の最盛期に入るきっかけになっているのですね。
中学校のころから日本史を勉強しているのに、平安末期という時代をほとんどちゃんと理解していなかった私ですが、大河ドラマをきっかけに、なぜ理解できなかったかがよくわかりました。
Wikipediaで勉強する途中でも、登場人物がいちいちわからんので、リンクを押しているうちに本題に戻れなくなるという事態がなんべんもありますから。
まあ、そういう複雑な時代をドラマ化しようとしたNHKの心意気には拍手を送りたいと思っています。
核燃料サイクル秘密会議の存在を毎日新聞が暴露しました。
大事なことなので情報を整理すると、
■会議の主体:内閣府 原子力委員会
■出席者:核燃料サイクル推進派
■開催日:詳細は不明 過去20回以上行われている。
■2011年12月4日 午後2時~4時 開催分
出席者:
・近藤 駿介 (原子力委員会 委員長)
・鈴木 達治郎 (原子力委員会委員長代理)、
・秋庭 悦子 (原子力委員会委員・元社団法人日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会常任理事)
・文科省原子力課の課長補佐
・香山(かやま) 弘文(経済産業省 資源エネルギー庁 原子力国際協力推進室長)
・苗村(なむら) 公嗣(経済産業省 資源エネルギー庁 放射性廃棄物等対策室長)
・田中 治邦(日本原燃 常務)
※日本原燃は青森県六ケ所村の再処理工場を経営する
・日本原子力研究開発機構の幹部
※日本原子力研究開発機構は高速増殖原型炉「もんじゅ」を運営
・電気事業連合会幹部
■2012年4月26日の秘密会議でやった問題行動
「使用済み核燃料を再利用する核燃サイクルのあり方を検討する原子力委・小委員会」で論議する予定の報告案の原案を秘密会議で配布して、再処理に有利になるよう求める事業者側の意向に沿って、結論部分に当たる「総合評価」が書き換えられ、小委員会に提出された。
総合評価の書き換え
http://mainichi.jp/graph/2012/05/24/20120524k0000m040125000c/002.html?inb=yt
(毎日jp 2012年5月25日)

結局原子力発電所が安全かどうかという問題以前に、人間に問題があるということでしょう・・・
人間の安全基準(=信頼基準)作るほうが、先とちがいますか?
日本の国政選挙について、少なくとも衆議院選挙については一票の格差が大きく違憲状態との判決が、去年の3月23日に最高裁判所から出ているようです。
去年の3月23日と言えば、東日本大震災の直後だから、ほとんど報じられていなかったのかもしれないし、報じられていたとしても大多数の国民が関心をもたなかっただろうと思います。
この一票の格差問題とは別に、消費税増税するなら議員も定数を削減すべきだと言う国会議員がいて(私はそんなゴマカシには騙されないが)、どうせならこの一票の格差と議員定数削減を一挙にやってしまおうという動きと、まずは一票の格差是正だという動き(自民党?)とあり、具体的な話になってくると、
ウチの党は有利になる、
ウチの党は不利になる、
と、結局のところ自分の党が得か損かという議論になってしまって、有権者の意志がより平等に反映される選挙とはどういうものかという重要な論点から全く離れてしまうのです。
考えてみれば当たり前のことで、政党というのは勢力を拡大するのが使命であって(すなわち自分たちがやりたい政策を実現するには多数をとらねばならない)、そういういわば生まれ持ったDNAのようなものにしばられている集団に、一票の格差だ、定数削減だ、などということを決めさせるのは初めから無理ということです。
私は、「いやいや、ウチの党は人数減ってもかまいません。」なんてことを政治家には期待しないし、そんな政治家は政治家ではありません。
だから、こんなときこと「有識者会議」なんじゃないんでしょうか。
官僚は有識者会議、大好きですからね。
しかも、結論ありきで、自分たちが目論む結論を出してくれそうな「有識者」を多数にして、申し訳程度に反対派入れるが最後はごり押し、あるいは多数決で決めてしまい、「有識者の先生方にご議論いただいた結果」などとしゃあしゃあと言うのです。
一票の格差、議員定数削減などというのは、おそらく何の利権も発生しないし、官僚にとってみれば政治家が減るってのは自分たちの勢力が強まるってことだから、結論ありきの有識者会議にはなりえないのではないかとも思います。
それでも、特定の政治家に癒着しまくってる官僚(・・・特定の官僚に癒着しまくってる政治家というほうが正しい?)がいるかもしれないから、あの国会の福島原発事故調査委員会のように、独立した専門委員会を立ち上げて、完全に権限をもたせて、選挙制度・民主主義の専門家をせいぜい5人程度にして話し合って結論出してもらったほうがよろしいのではないでしょうか。
蛇足だけど、復興構想会議はいったい何をしたんでしょうね?
あんなのちっとも役に立っていないと思うのだけど。
人数多すぎたし・・・
北九州市で、東北の震災瓦礫をためしに燃やしてみるというので、瓦礫を積んだトラックが焼却場に入るのを、反対する市民が抗議して阻止しようとしたニュースが昨日報じられました。
東日本大震災直後は、「絆」と称してさまざまに、日本人の結束を呼び掛けていたテレビでしたが、結局のところそういう「フワフワ」とした言葉は非現実的なんだと、改めて思いました。
関西電力の電力不足についても、周辺の電力会社が余った電力を融通することを前提にしていますが、電力に余裕が出た電力会社管内の住民が、本当に関西の人々のために節電ができるのかどうか、本当のところは確証が持てないのではないだろうかと思います。
以前、オーストラリアでは、激しい水不足に陥った時に、庭の植物に水を撒いていた隣人に暴力をふるったり、お互いに監視しあったりといったことが起きていました。
先日TBSの「報道特集」で、関西の建築業者が北マリアナ諸島で資源を採掘し、その採掘跡に東北のガレキを埋め立てるという計画を、北マリアナ諸島の政府関係者に打診し、先方が乗り気になっているという報道を見ました。
環境省は認められないと言っているようですが、私はこのさい北マリアナ諸島の政府にガレキを引き受けてもらったらいいと思います。
日本のガレキが船に積まれて運ばれ、遠い南の島で埋め立てられる様を見て、恥ずかしいと思うのかほっとするのか。
他国の人にガレキを引き受けていただくことが、顔から火が出るほど恥ずかしいと思ったら、みんな納得して受け入れるでしょう。
金環日食はえらい騒ぎでした。
もう何か月も前からテレビも出版業界もワーワー言うていたので、そんなんにのせられてたまるか、てな気分で気に留めていなかったんです。
ところが、こんな金環日食が本州で見られるんは300年後や(15年ぐらいあとに北海道では見られるらしいけど)と言われると、ほな見とこか、と思うやないですか。
でも時すでに遅し、日食グラスがないもんやから、いろんな人が直接見たらアカン、アカンというのを気にしつつそうっと見ようとしてやっぱり眩しすぎてあきませんでした。
近所の子供が「見えた、見えた」と大きな声を出しているのを聞きながら、ワレナガラしょぼいことしてしもうたなあと思ったものでした。
それにしても、暗くはならへんと専門家が言っておったにしては、不気味に暗さがあって、見たこともないような日の照り方でした。
あんな景色を見たんは初めてでした。
あれで気温が1℃ほど下がったそうです。
後悔しながら徐々に明るさを増していく中を、ラジオならしながら自動車を運転してたら、ラジオがこう言うとったんです。
「日食グラス、捨てないように。6月6日に、今度は太陽の前を金星が通るのが見られますから!」
え、え~っ?
金星が太陽の前を通るのですか。
これをのがすと、やっぱりあと300年ぐらい先にならんと見られへんということだそうです。
というので、金環日食が終わったこの段階で、日食グラスを通販で買うてしまいました。
案外ミーハーやな、私も。
先日、JリーガーでU23日本代表でもある、清武という選手が、ドイツのチームに移籍するというニュースをぼやっと見ていて、そういえば読売新聞のナベツネともめていたキヨタケさん、今はどうしているのかなあなんてちょっと思い出していたんです。
ネットでちょちょっと調べてみたら何かわかるかなあと・・・
そしたら、驚きましたね。
ジャーナリストの神保哲生さんの「ビデオニュースドットコム」で、キヨタケさんのことが取り上げられているではありませんか。
キヨタケさんは、かつて読売新聞社会部のキャップだったんだそうですね。
あの人、新聞記者だったのに、なんで読売巨人軍のGMになんてなったんでしょうか。
まあそれはさておき。
そのキヨタケさんが社会部キャップ時代に取材をした事件をまとめた『会長はなぜ自殺したか──金融腐敗=呪縛の検証』という書籍(1999年に絶版となっている)の復刻版を出す契約を、七つ森書館という小さな出版社が読売新聞社と結んでいたそうです。
その復刻版の著者名は、読売新聞側の意向で「読売社会部清武班」とすることが決まっていたらしいです。
契約は去年の5月で、その後キヨタケさんが読売巨人軍の人事を巡ってナベツネと対立、裁判沙汰になっています。
七つ森書館という出版社は、従業員が5人ぐらいの小さな出版社で、裁判を起こされると営業にまで影響がでるかもしれないぐらいなのに、大新聞社の傲慢さが目に余る事件です。
この件で、その本の監修を行っている佐高 信(さたか まこと)さんがキヨタケさんと外国特派員協会で抗議の記者会見を開いたそうですが、それを報じた新聞社はほとんどなく、報じてもごく小さな記事でしかなかったのだそうで、佐高さんはむしろ、この件を扱わない読売以外のメディアを批判しています。
神保さんのみたてでは、ナベツネが各新聞社のえらいさんに電話でもしてよろしく頼む、ぐらいなことを言ったんじゃないかと言っていましたが、私は違った見方をしています。
つまり、どこの新聞社も同じようなことをしているかこれからするかもしれないので、今読売新聞社を批判したら天に唾するようなものだと思っているに違いないと。
ナベツネに対するマスコミや、その報道を信じて疑わない世間の態度は、石原東京都知事や橋下大阪市長、小泉純一郎元総理大臣、小泉進次郎らに対する態度と共通していると思います。
気持ち悪すぎです。
ビデオニュースドットコム
ニュース・コメンタリー (2012年05月19日)
不当な読売の出版差し止め訴訟に力を与えているのは誰か
ヨーロッパが信用不安で大騒ぎになっています。
その中心に、小国ギリシャがいます。
このギリシャ発の欧州信用不安が表面化してきたとき、テレビでも新聞でも、なかなかギリシャを専門とする人が出てきて解説しないことを奇異に思っていました。
フランスやイタリア、イギリスの専門家は数多くいても、ギリシャの専門家はとても少ないのかもしれない・・・それにしても、ただの一人もいないはずはないのに。
そう思ってもうずいぶん時間がたったのですが、今年の5月15日の朝日新聞夕刊に、珍しくギリシャの歴史が専門という、法政大学講師の田村奈々子さんという人が、現在のギリシャとヨーロッパとの関係を書いていました。
おもしろかったのは、ギリシャは他のヨーロッパ諸国に後押しされるようにして、1890年にオスマントルコ帝国から独立したのだそうですが、すでにその時点で国家財政は火の車で、他のヨーロッパ諸国から借金をしてなんとかやっていたということ。
また、1896年に第1回近代オリンピックがアテネで開かれる3年前には、ギリシャは債務不履行に陥っていたということです。
ギリシャは昔から、財政的にはあまり豊かでなかったということでしょう。
それでも、ヨーロッパが助けることでこれまでやってきた・・・
その深層心理に、ヨーロッパの人々が抱く古代ギリシャ文明への敬意のようなものがあった・・・
と、私には読めました。
おもしろかったので、下記に記事を書き写します。
ユーロ危機が顕在化して以来、ギリシャという国に関心が集まっている。5月6日の総選挙の後、事態は混迷の度を深めるばかり。EU(欧州連合)とIMF(国際通貨基金)が課した緊縮策をギリシャ国民は受け入れるのか。ギリシャはユーロ圏を離脱するのか。EU諸国とギリシャとの緊張が高まるなか、改めて両者の関係について考えてみたい。
今年はオリンピックの年である。開会式の入場行進では、ギリシャ選手団が先頭を切る。聖火の採火式もふくめて、オリンピックでは、偉大な古代ギリシャ文明に敬意を表する習慣がある。この夏のロンドン・オリンピックで、世界の人々は彼らをどんな目で見るのだろう。世界経済の混乱を招いたギリシャ人の行進を、苦々しい思いで迎える観衆もいるだろうか。
古代ギリシャと近代以降のギリシャを結びつけたのは、実はギリシャ人自身ではない。
今日のギリシャにあたる地域は、かつてオスマン帝国領だった。ここを訪れたヨーロッパ人たちは、ギリシャ語を話す人々に、古代ギリシャ人の面影を見た。栄光の古代文明を、近代のギリシャ人に投影したのである。やがて近代のギリシャ人も、古代ギリシャが自分たちのアイデンティティーとなりうることを理解した。ヨーロッパからもたらされた見方を、自分たちのものにしていったのである。
1830年、ギリシャはオスマン帝国から独立した。建国当初から、国家の財政は火の車。ヨーロッパ列強からの借金で、なんとか生き延びるありさまだった。
第1回近代オリンピックは、1896年にアテネで開催された。その3年前、ギリシャは債務不履行により国家破綻していた。とても国際スポーツ大会どころではない。ギリシャ政府は開催を渋った。
アテネ開催にこだわったのは、フランスのクーベルタン男爵である。アテネは、破綻した小国ギリシャの首都ではなく、ヨーロッパ文明の揺籃の地、古代ギリシャ世界を代表する都市である。記念すべき第1回大会の開催地は、アテネ以外にない。ギリシャ政府の意向など問題ではなかった。
大会は、国外のギリシャ人富豪の資金援助により、なんとか開催にこぎつけた。思いがけないこともあった。大会の華であるマラソン競技で、ギリシャ人の羊飼いスピロス・ルイスが1着でゴールインしたのである。近代ギリシャのナショナリズムは大いに高揚した。
ヨーロッパ人たちが持ち込んだ古代ギリシャとの絆。それを受け入れた近代のギリシャ人。このヨーロッパとギリシャの「共犯関係」こそが、今日、EUとユーロ圏に組み入れられているギリシャの状況を理解する、一つの鍵である。
「ヨーロッパはギリシャを見捨てることはないだろう」「いやギリシャのためにも、もうこれ以上甘やかして欲しくない」。ギリシャ国内にも様々な声が渦巻く。
ギリシャなくしてヨーロッパはありえないのか。ギリシャにヨーロッパは必要なのか。ヨーロッパとギリシャの「共犯関係」を再考するべきときが、今、きているように思われる。
沖縄が日本に復帰して40年だといいます。
政治家がこぞって沖縄に行って、記念式典に参加してきたそうです。
鳩山由紀夫が首相辞任以来初めて、沖縄に行ってしゃべったことが、マスコミのネタにされています。
元総理大臣とはいっても、私は鳩山由紀夫という政治家は、取るに足りない政治家だと思っているし、何をしゃべったからと言って影響力があるとは思えないので、仮に民主党の外交最高顧問だとしても、話題にする価値はないと思っています。
それより大事なことは、沖縄の基地、そして沖縄の経済をどうしていくのかということでしょう。
多くの人が言っている通り、まるで原子力発電所のごとく、いやでいやでしょうがない米軍基地なのに、そこで働く沖縄の人がいて、アメリカ兵を相手に商売をやっている人がいて、米軍基地に土地を貸して賃料を得ている人がいて、米軍基地を立地しているからという理由で莫大な交付金を得ています。
だから、本当に基地がなくなってうれしい人ばかりではないはずです。
本当に米軍基地がなくなってほしいと思うのなら、基地によって発生したそれらの、雇用・収入はなくなるのだということを前提にして、反対してもらいたいと思います。
そんな物言いは、本土の人間の傲慢だと言われるかもわかりません。
でも、現実はそういうことではないかと思うのです。
残念ながら自分が生まれた時には沖縄に米軍基地があり、どちらかといえば自分の意志とは関係のないところで物事が動いていたから、米軍基地が沖縄に集中していることの原因が自分のせいだとは思わないのです。
むしろ、今の沖縄をつくってきたことの片棒を、ひょっとしたら沖縄出身の政治家たちがかついできたのではないでしょうか。
私は、沖縄は日本から独立すればいいと考えています。
それは、2007年の段階でそう思っていました。
「沖縄の独立を提案する」(2007年10月22日)
http://blog.m3.com/mikenozakkicho/20071022/2
沖縄の人々が本当に基地をどうしたいのかは、日本の中の一自治体という立場では本気になって考えることはできないと思うからです。
自由になって初めて、現実のこととして考えるようになるのだと思います。
東京電力が7月から家庭の電気料金を10パーセント程度値上げするそうです。
テレビは、東電のピークシフトプランを取り上げて、夜間電力が安くなる、昼間は数倍高くなる、と喧伝していましたが、報道の仕方がまずく誤解をしている人がいるのではないかと気になりました。
まず、時間帯ごとの電気消費量をどのように測定するのかということ。
現在私の自宅には、そのような細かい消費量を測るものはありません。
また、テレビの報道ぶりを見ていると、すべての世帯がピークシフトプランに移行するかのような印象を持たれてしまいます。
しかしこれはあくまでプランであり、このプランに申し込めば、10パーセントの値上げよりは上げ幅が低くなりますよ、ということであって、まあ、その大きな目的はピークになる電力消費量を抑制してブラックアウトを防ぐということですね。
申し込むか申し込まないかは自由ということです。
東京電力
「ピークシフトプランのご案内」
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu12_j/images/120511j0102.pdf
で、朝日新聞によると「時間帯ごとの電力消費量」を測るメーターというのを取り付ける必要があって、そのメーターは東電が貸してくれるのだそうです。
無償かどうか・・・ちゃんと確かめませんでした。
そういうことをきちんと報じているテレビは、NHK、TBS、テレ朝いずれもありませんでした。
テレビは本当にいい加減で、街角でとったアンケートを堂々とグラフにしたりしているけど、あんないい加減なアンケートの取り方だとバイアスがかかりすぎてまともな統計データとは言えません。
グラフにするに値しないデータをさも正しいもののような印象を与えるのは正しくありません。
あるいは、縦軸と横軸が何を指すのか、単位は何かを全く示さないグラフを堂々と出したりします。
テロップの誤字などは日常茶飯事です。
テレビばかり見ていると、アホになります。
じゃあアンタはなんでテレビ見よるんじゃ、と怒られるかもしれません。
たまにばか笑いしたいときのバラエティー番組(・・・それも最近めっきり減りましたが)のためと、大河ドラマ「平清盛」を見るためと、NHKスペシャルを見るため。
朝日ニュースターは今月で契約を切ることにしました。
完全にスポーツ番組と化してしまったので。
で、とうとうテレビにパソコンつなぎました。
ビデオニュースドットコムも、岩上さんのUstも、ニコニコ動画も、テレビで見られるようになり、「ながらテレビ」ならぬ「ながらネット」が実現しました。
海外で無料配信されているニュース動画も見られます。
スバラシイ!!!
BSフジプライムニュースのキャスターをしている反町 理 氏(フジテレビ政治部編集委員という肩書らしい)は、時々ゲストにおもしろい質問をします。
地上波に比べれば、ちょっとはマシなキャスターかもしれません。
昨日のBSプライムニュースは、枝野経済産業大臣をゲストに、原発の再稼働問題、今夏の電力不足問題を中心に、2時間たっぷりと話を聞いていました。
その中で反町氏が枝野大臣に問うた質問で最も印象深かったのが次のようなものでした。
「政府の専門委員会で出されている、今年の夏の電力需給の数字とは別に、大阪府市統合本部が出している電力需給があるが、一番困っているのはどっちを信頼していいのかわからない市民だと思います。政府として、地方自治体が政府と異なるデータを出さないよう要請するということは考えておられないのですか。」
これに対して、枝野大臣は、ひたすら自分たちが出してきた数字は、経済産業省から切り離して内閣府の下に作った専門家会議で出されたものであり、妥当だ、としか言わず、市民の混乱を防ぐために大阪府市統合本部に抗議するかどうかについて何も答えていませんでした。
自分たちの数字が正しいんだからそれを信じなさいというだけなら、宗教と同じです。
抗議をしないまでも、大阪府市統合本部とデータのすり合わせをして統一した見解を持つなどの努力をなぜしないのでしょうか。
行政は、市民の安全・安心を守るのが仕事じゃないのでしょうか。
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