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< ここは何ナノ?? --コンビニ救急よ!-... | メイン | 祝 アクセス10万回越え!!! >

  タイトルから、艶っぽい話を想像していた方ごめんなさい。ちょっと違いますが、マァお読みください。

 

  先日、二十歳台前半の若者が急病で心停止、搬送されました。

 

   あの手この手で蘇生を試みましたが、PEA(心停止のモニター波形は見られるが脈を触れない状態)から抜け出られなくなり残念ながら救命できませんでした。

  母親は半狂乱、しばしば失神し、父親は、言葉を失い呆然として天井を仰いで涙するばかり。  病状説明しても事務手続きの話をしてもボーゼンとするばかり。まあ、当然のことでしょうけれども、ハテ、困ったと思っていると、二十歳台後半のお兄さんが駆けつけてくれました。

  「・・・・というわけで救急隊から含めると、かなりの時間蘇生処置をおこなっていますが効果が見られません。」

「分かりました、両親によく話をしてみます。」

    それからてきぱきと物事を進め、母親を慰め、時に説得し、父親を叱ってしゃんとさせたりしました。 

   後は、帰りの寝台車を待つだけとなったところで、

 

「すみません、しばらく弟と二人にしてもらえますか?」

 

そっと、部屋の扉を閉めてまもなく押し殺した声の嗚咽がかすかに漏れてきました。

 

   しばらくして、しずかになったところで声をかけたところ、また何事もなかったように振舞っていました。  

「あのおにぃさん、すごいですねぇ。」

 

「どうして?」

 

「あれだけ色々の事をテキパキこなして、しかも両親をぐいぐい引っ張っていったんですものねぇ。」

 

「それだけじゃないよ、弟さんのことはとっても大切にしていたんだろうねぇ、あの嗚咽は忘れられないよ。耳に残っているよ。胸が締め付けられそうだった。」

  ホントに惚れ惚れするような人でした。

 

 コンビニ救急は、いろんな患者と、いろんな家族・関係者が出入りします。

ヒューマンウォッチングには最高かもしれません。私も見習うことが結構あります。

 

 救命できなかった患者さんのご冥福をお祈りいたします。

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