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関東地方も梅雨入りしました。しばらく梅雨のうっとうしい空が続くと思うと・・・でも今年はカラ梅雨らしいとも聞いています、夏の水不足が心配です。
この季節は、ハエや蚊等虫達とつきあいの深い季節です。夏、特に梅雨のころから虫さされでコンビニ救急を訪れる人が急増します。何でもない時には、虫さされごときで病院なんてと思うでしょうが、自分が当事者になると結構あせるものです。
蝶々がきれいで追いかけていたら、鱗粉が目にはいって両目が見事に開けられないくらいに腫れて「みえない!みえない!」と大泣きして受診してきた幼児。
家庭菜園の毛虫取りをしたら、毛虫の復讐か手の甲と腕に乗って、その後が真赤に腫れ上がってしまった主婦。虫に関連する患者さんはよく受診します。
以前、梅雨のある夕方、しとしと雨が降り、じめじめした天気の日曜日。
「当直の日曜日の雨降りは何か嬉しいな。」
「どうしてです?」
「だって、こうやって仕事をしている時に、良い天気で遊びに行っていたりしたらうらやましいモン。この天気じゃ外に遊びに行けないだろ?」
「そんなこと言っていたら、罰当たりますよ。」
「大丈夫だよ。」
ちょっとだけなんとなく不安になっていたら、夕方になってから・・・救急隊より要請の電話がありました。
「15歳男性、蜂に刺された後の呼吸困難です。収容可能ですか?」
「可能です、バイタル教えてください。」
「血圧90の50、脈拍130、SpO2 90%のため酸素3リッター投与で97%まで回復しています。」
「呼吸状態どうですか?」
「喘息様の喘鳴が聴かれます。」
「後5分で病院到着します。」
「気をつけてきてください。」
約5分後到着したので、車内に見に行くとストレッチャーに座ったままの状態で酸素マスクをしていました。
「わかる?病院に着いたよ!」
コックリとうなずいたのでちょっと安心。すぐに救急室内に収容し聴診してみると、連絡で想像していたよりも重症で、すぐに吸入、点滴を開始しました。幸い割合速く反応し、吸入が終わるころには楽になって、話ができるようになってきました。
「少し楽になってきました。」
「何処を虫に刺されたの?状況を話してくれる?」
「ふろに入って洗濯物の束から自分の下着を出したらいきなり右手の甲を刺されました。」
「どんな虫?蜂?」
「叩き殺して持ってきました。」
と見せてくれたのは、アシナガバチ。
「今までに刺されたことありますか?」
「小学校の時に一度あります。」
「症状その他から、アナフィラキシー・ショックと思われます。」
「何ですか?それは?」
「激烈なアレルギー反応の一種です。もっとひどければ窒息するところでした。以前に蜂に刺された時に、からだの中の免疫機能が蜂の毒を覚えておいて、次に入ってきたものに対して、排除しようと強烈に反応し過ぎることで喘息様の発作が起きるんです。」
「防ぐ手立てはないのですか?」
「とにかく蜂に刺されないこと、もし刺されたら症状が軽くても病院を受診してください。」
「わかりました。」
元々アレルギー体質だったとのこと、くれぐれも気をつけるようにと話して念のため入院としました。
今は、自分で治療薬のアドレナリンを打てるようになりましたが、その後受診が無いのでどうなっていることやら、、、
便りが無いのは、無事な証拠と思います。
くれぐれもお気をつけあれ・・・
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怖いです。
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