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前回アップした、記事にいただいたコメントの中で「友人が白血病になったがどう接したらいいかわからない!!」とご質問をいただきました。直接メールするつもりでしたが、そのころ、わがコンビに救急にがんの末期患者さんが搬送されることが続きました。お答え記事を書こうと四苦八苦していましたが、とりあえずアップしてみました。あくまでも私「た、狸が梨食ってる!!」の個人的見解です。
「救急隊から、搬送依頼です。先日紹介状を持って狸先生にご相談した患者Aさんが、痛みがひどく眠れなくなったとのことです。」と事務から電話。
「この前から聞いてるからイイですよ。」と返事。
とはいうもののかなり気が重いのですが逃げられません、内心は「どうしてあげたらいいのか???」と自問自答している状態です。
そのうちに救急車が到着搬送されました。すでに専門病院にて考えられる治療はやりつくされ、現在は、本人の意志で緩和ケアを自宅で受けている状態です。今回は、両下肢が麻痺してうごかず、しかも、痛み・しびれが強く身の置き所がないとのことで、何とかしてほしいと搬送されました。
訴えが激しいので入院して神経ブロックと鎮痛剤にて治療を開始しました。持続時間を調べながら治療を続けていく予定でした。
すると数日して、悩みの底に沈みました。持続時間が一定でないのです、もちろんいろんな要因があり一概に言えないのですが治療が効いているのか聞いていないのかわからなくなりました。
本人に尋ねると、昼間は大丈夫だが、明け方午前4時ごろから午前6時ごろが一番痛いとのことその間は何をどうやってもだめで、足をマッサージしてもらうのが一番効果的とのことでした。キット痛いのでしょうが、どうも医学的なことだけではないようです。本人家族とよく話し合い総合的に対処できるホスピスに転院となりました。
一般的にがんの患者さんは何がつらいって一人っきりがつらいといわれています。今私の知っている医療では、心の襞までは踏み込めません。正直無力です。せめて、心のケアの対応をしてくれる専門家を紹介することがせいぜいです。あるいは身内もしくはそれに順ずる人ががんの末期になったときには、そばにいることぐらいしかできません。「こうしたら?ああしたら?」はその筋の専門家がやってくれているでしょうから無力です。
答えになりましたでしょうか?とめどない話ですみません。
今回のケースは、個人のことが書かれていますので突っ込まないでください。
もうひとつ、この患者さんには彼女がいて、病気が発見されたときからズーット寄り添って可能な限りそばにいるそうです。彼女がいるから患者Aさんは自分を必死に保っているのでしょう。病気と向き合う人、またその人と向き合う人、その逃げない姿は神々しくさえあります。いろんな事件があり人間なんて、、、と思ってしまいがちな世の中ですが決して捨てたもんではない、すばらしいと思います。
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