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ご遺族の方には本当に申し訳ないのですが、いつかは、話題になると思っていましたが「挿管手技が可能となってからずいぶん日にちが経ってからだなぁ」と言うところが正直な感想です。
知ってる人は知っていると思いますが、わたしは日常的に麻酔を担当し気管内挿管が日常生活の一部になっています。その立場からいわせていただきます。
食道挿管は、めったに最近はやらなくなったとはいえ、毎日心配しつつコワゴワやっています。人間のやる手技ですもの、残念ながら一定レベルで挿管失敗はついて回ります。しかし、その失敗が、重大事故につながらないようにするために各種確認手技があるのです。
麻酔科の専門試験で、以前実技試験がありました。ある緊張した受講生は、食道挿管をしてしまいましたが、素早く気づきやり直しを行い、事なきを得たそうです。もちろん試験にも合格しました。
「間違えることもある」ことが前提なので、各種確認手技があるのです。日常ルーチンワークになって注意不足になっていないか?を絶えず念頭に置き行動すべきと思います。
この事件が、尾ひれ背びれがついて「救命士は挿管してはならん!!」と言うばかげた議論がおこらないように切に願います。
そうなったら、この世は闇じゃぁ!!
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