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12月1月は、忘年会・新年会シーズンです。お酒を飲む機会が多く、飲酒がらみのケースが多々見受けられます。 特に、まだ自分の適量を知らずに、若さに任せてグイグイ飲んだあげく救急搬送される若者は、後を断ちません。
今年は、ノロ・ウィルスをはじめとする急性胃腸炎の大流行がありましたし、飲酒運転に対して厳しい目が光っているので、飲酒運転がらみの事故は少ないことを願いますが、どうでしょうか?
ある年の12月、当直をしていて山のような風邪引きの急患さんを診た後、ホッとして途切れた時には、もう12時を回っていました。
「救急要請お願いします。20才男性、大量の飲酒後嘔吐みられ意識レベル低下しています。」
ほら来たやっぱり、このままで当直が終わるはずは無いよなぁ。でも言葉は・・・
「受け入れOKですが、詳しいバイタル教えてください。」
「意識レベルは、痛覚に反応ありません。血圧90/45 心拍 120です。呼吸舌根沈下みられ用手で気道確保していますサチュレーションは、酸素5lのマスクで99%です。」
「わかりました、嘔吐に気をつけて、」
「後5分ほどで到着します。」
ありゃりゃ、結構、重症だ。
「多い目に輸液するから、用意して。」
「気管内挿管しますか?」
「まず診てから決めるよ
「量考えて飲んで欲しいわねぇ。」
「若いからまだわからないんだろ。」
と準備をしている間に到着。救急室内に搬送中から診察を始めてみると、、、
「分かりますか?」
「・・・・・」
「病院に着きましたよ!」
「・・・・」
全く反応なし。
えっ!!
呼吸は?詰まったような苦しそうな呼吸。とりあえず、胸は上下しているからしているからエアウェイ入れてと 楽そうな呼吸になった。
「血圧は?」
「80の40です。」
「すぐにルート取って、500cc全開で!」
「どれくらい飲んだのか分かるかな?」
救急隊に聞いてみると
「焼酎をコップで3杯と、外いろいろチャンポンでかなり大量だそうです。」
「救急車に同乗して来たのは?」
「一緒に飲んでいた友達だそうです。」
詳しい情報を得ようと、廊下に出てみると同じ年くらいの若者が3人大声で談笑してました。
「君達は一緒に飲んでいた友達かい?」
「はい、・・・・」
「かなり大量に飲んだみたいだけど、日頃からよく飲む方なのかな?」
「ほとんど飲めないです。」
「なぜそんなに飲ませたの?」
「失恋したとか言って勝手に飲んじゃったんです。ナァ。」
さも飲んだ奴が悪いと、言わんばかりの態度でせせら笑っていました。
こいつら、なんだ!とだんだん腹が立って来て
「急性アルコール中毒で重症だよ。血圧も下がって来ているし、あぶないよ!急いで親御さんを呼んだ方がいい。連絡は取れるかな?」
「あ、危ないって・・・?」
「生命にかかわるということだよ、早く親御さんに連絡しないといけないから分かっていたら!!」
「は、はい、」
それまでヘラヘラ笑っていた友達が急に青ざめて、実家の電話番号を知らせました。
それから、15分くらいしてようやく血圧が上昇し始め、やれやれと思っていたところへ両親が到着、病状を説明し入院としました。
若者たちは、って?
両親到着後・・・半泣きになって、神妙に、
「僕たち一緒に飲んでいたのですけど、無茶飲みを止められなくてすみません、こんなになってしまって申し訳ありません。」
「ハタチ過ぎてこんなバカやる本人が悪いんです、こちらこそご迷惑をおかけしました。」
「大丈夫でしょうか?」
「落ち着いたそうです、このまま入院になります。後は、私達が付いてますから、どうぞ。」
「そうですか、お大事に。」
なんだ、ちゃんとできるじゃあないか、とちょっと見直しました。
で、本人は、って?
次の日の朝目が覚めて
「私らの言うことは全然聞かないんですよ、先生から注意してください」
「もちろん、私からも言いますが、ご家庭でよく注意することがもっと大事です。」
と両親から言われたこともあり、再発防止のためにも私から急性アルコール中毒で命を落とすこともあると脅され、さらに両親からアホやチョンやとケチョンケチョンに怒られしおしおと帰って行きました。
おいしいお酒は、適量でね。
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その昔イッキ飲みがはやっていた頃、上司や同僚達が新人(未成年)に無理やり飲ませ泥酔状態にさせたこと事がありました。さんざん飲ませ、後は知らん顔。
介抱役はいつも私でした。(私は酒類を拒否していたので)
幸い救急車の世話にならずに済みましたが、一歩間違えれば"死"に至ることを、周囲の者は誰も知りませんでした。
こういう患者?を搬送する救急隊・受け入れる病院
はっきり言って、迷惑ですよね。
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