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2008.09.05 23:49 |  講演会  |  呼吸器  |  ちんすけ  | 推薦数 : 0

9/5胸部疾患CPC

第2回福山市医師会CPC

①「CPCの病理所見」福山市医師会 M先生他

②「悪性中皮腫の病理と臨床」  C病院 K先生

活発な論議が出て、とても勉強になりました。 


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2008.08.29 23:00 |  講演会  |  呼吸器  |  ちんすけ  | 推薦数 : 1

8/29気管支喘息講演会(岡山市)

第4回中国・四国喘息研究フォーラム

情報提供

一般講演「吸入ステロイドシクレソニドの服薬遵守状況の調査について」
Hクリニック院長 H先生

特別講演I「アレルギー疾患の発症と予防」
G大学大学院小児科学分野教授 A先生

特別講演Ⅱ「喘息とCOPDの鑑別診断」
W大学内科学第3講座教授 I先生

喘息とCOPDの病理像の違い
・喘息:上皮剥離、基底膜飛行(+)
・COPD:杯細胞の過形成、基底膜肥厚(-)

喘息:ステロイド反応性の炎症→吸入ステロイド(ICS)が第一選択
COPD:ステロイドに反応しない炎症→気管支拡張薬が第一選択

2000年→2005年で、ICS使用率の変化
小児:5%→8%
成人:12%→18%
まだまだ低いICSの使用率

通常治療で改善しない喘息

1.アドヒアランス、吸入手技、偽ステロイド抵抗性

各喘息治療薬の服薬コンプライアンス
アドエア、モンテルカストが高い。

介助吸入療法の実際
介助吸入による気流制限の改善

2.喫煙合併、ステロイド抵抗性

米国
喘息患者の喫煙率は、25~35%

ICSの効果と喫煙
喫煙者は、ICSの効果が弱くなる
窒素化ストレスによるステロイド抵抗性

テオフィリンによる窒素化ストレス抑制

3.リモデリングのある喘息

喘息気道の炎症とリモデリング

喘息患者の閉塞性障害(1秒量)の経年的進行(男性非喫煙者)
・健常人:22ml/年で低下
・喘息患者:38ml/年で低下

ICSで改善しないとき、1~2週間のプレドニン(30mg/日)投与で、パーソナルベストがわかる。

重症喘息と末梢気道閉塞(Air trapping)

喘息:肺活量は正常
重症喘息:肺活量も減少

末梢気道での気流制限と気道閉塞
重症喘息では、いくつかの末梢気道の閉塞あり

末梢気道閉塞とCT:Air trapping、気腫のように見える。

気道への好酸球浸潤、中枢VS末梢
中枢気道:内側に炎症細胞多い
末梢気道:外側に炎症細胞多い(ICSが充分量必要)

2005 Momodisperse(粉散)粒子による検討
末梢まで到達するのは、1.5μm

オルベスコ
エアロゾル粒子の微細化による末梢到達率の上昇

4.COPD

日本の有病率
530~700万人、全体の8.5%

1秒量は、80cc/年で低下
禁煙によるCOPD進行抑制効果
早期禁煙なら改善大きい(可逆性3+、炎症抑制3+)

COPD患者における気道の可逆性
65.6% 1秒量15%以上改善
55% FEV1 200ml改善
平均改善:FEV1 229ml、FVC407ml

COPDの臨床像と治療

スピリーバによる1秒量の改善効果

LABAとその影響

ICSの増悪減少効果
閉塞性障害の程度と相関
→重篤な人ほど、増悪が減る。

喘息とCOPD:相違点とオーバーラップ
COPD700万人、喘息1000万人

喘息患者がCOPD合併
喘息患者が喫煙。気道過敏性亢進は、COPDのリスクファクター

COPD患者が喘息合併
COPD患者に高齢発症喘息を併発
COPDは、喘息症状を顕在化しやすい。

閉塞性障害の自然経過

CAMPスタディ
軽・中等症の喘息小児の肺の発育は、COPDのリスクファクターに

酸化ストレスと呼気ガスマーカー
呼気NOによる鑑別診断:呼気NO高ければ、喘息

喘息とCOPD
1.違い
原因の違い:アトピーVSタバコ
障害される部位
ステロイド反応性の違い
2.合併ありうる
3.喫煙は、両者によくない

喘息
ステロイド反応性、呼気NO↑↑↑

COPD
ステロイド抵抗性、呼気NO→↑

治療のまとめ
喘息:ICSにAdd-on
COPD:抗コリン>LABA
ICSは、重症以上で増悪抑制効果あり
窒素化ストレスに対し、テオフィリン有効
併存症、全身の影響に対する管理が重要

ということで、有意義な講演でした。

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日曜フォーラム「あなたの肺は健康ですか~忍び寄るCOPDの恐怖~」
チャンネル:教育/デジタル教育1
放送日:2008年 8月17日(日)
放送時間:午後6:00~午後7:00(60分)
ジャンル:ドキュメンタリー/教養>インタビュー・討論

番組内容
▽“肺の生活習慣病”と呼ばれるCOPDについての最新情報を伝えるとともに、その予防や治療の取り組みを通して、中高年の肺の健康維持・増進について考える。

詳細
“肺の生活習慣病”と呼ばれる慢性閉塞(そく)性肺疾患(COPD)。WHOの試算によると、その死亡者数は世界で年間300万人を数え、2020年には死亡原因の第3位になると想定されている。潜伏期間中の患者(予備軍)は、国内でも500万人とみられている。番組では、COPDについての最新情報を伝え、予防や治療の取り組みを通して、中高年の肺の健康維持・増進について考える。

出演者
北海道大学大学院准教授…別役 智子,  長崎大学大学院専任教授…千住 秀明,  日本呼吸器疾患患者団体連合会患者代表幹事…渋谷  章,  バルセロナ五輪女子マラソン銀メダリスト…有森 裕子,  【司会】池上  彰

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2008.08.02 23:09 |  講演会  |  呼吸器  |  ちんすけ  | 推薦数 : 1

8/2気管支喘息講演会(広島市)

HARG気管支喘息学術講演会

製品説明後、18時10分より特別講演
「気管支喘息の臨床における薬剤の選択とその理由」
(M医院院長 M先生)
http://www6.ocn.ne.jp/~miyagawa/

吸入ステロイドは「使い分ける」「選択する」時代に。

喘息の慢性管理にテオフィリン製剤、ロイコトリエン薬、ホクナリンテープ他はあまり効果ないので、使用せず、吸入ステロイドとセレベントだけで充分治療できる。発作時にβ2刺激薬吸入、悪化時に内服ステロイド。

60~70%の患者はフルタイドディスカス、セレベントディスカス、アドエアでコントロールできる。末梢気道病変、吸う力のない人、局所的副作用・嗄声の副作用で出やすい患者には、キュバール、オルベスコで治療する。パルミコートは安く、その中間の薬。

1日1回のオルベスコは、遵守率高い。

残量のわかりやすさは、ディスカス 。

フルタイドエアーは、手の力が弱い高齢者には押せない。

フルタイドエアー:シュッと一瞬で
オルベスコ、キュバール:シュ~ッとゆっくり
オルベスコの方が末梢で広がり、アルコール臭も少ない。

質問に対して、
嗄声がある場合は、吸入ステロイドの種類変更、用量減少し、強く吸っていないかをチェックする。

ディスカッション
会場からの質問(あらかじめ配布された用紙に記入)に先生が答えられる。

Q)キュバール、オルベスコには吸入補助具は必要か?
A)若い人で上手に吸える人は必要ない。高齢者では使った方がいい。先生は、キュバールには補助具を使用し、オルベスコは、高齢者のみ補助具を使用している。 他

ということで、有意義な講演でした。

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2008.04.22 23:26 |  講演会  |  呼吸器  |  ちんすけ  | 推薦数 : 2

4/22喘息講演会(府中)

19時より府中地区医師会学術講演会

演題「気管支喘息治療の最新の話題」
S大学医学部内科学講座呼吸器・アレルギー内科教授 A先生

定義の変遷

病態

成人喘息の診断の目安

慢性咳嗽を訴える患者の診断と治療のフローチャート
ステップ1.重篤な疾患を見逃さない
ステップ2.喘息患者をもれなくピックアップする。
問診のポイント:深夜、早朝の喘鳴の有無(自分では自覚してなくても、家族に)
聴診のポイント:強制呼出時の吸気終末での喘鳴の有無(頸部でも聴診)

アトピー咳嗽は、頻度少なく、先生は、=喉頭アレルギーと考えている。

慢性咳嗽の原因
咳喘息57%、アトピー咳嗽4%

ロイコトリエン薬の咳喘息に対する効果
88%、77%、75.7%

咳喘息に対するモンテルカストの効果は、
有効45%、やや有効27%、無効27%

モンテルカストの咳スコア改善効果は、32%

喘息と気道壁リモデリング

コペンハーゲンスタディ(非喫煙者)によると、
男女とも、喘息患者は、非喘息患者に比べ、呼吸機能が低下する。

気道炎症と気道リモデリング

喘息治療の目標(JGL2007)
7.非可逆的な気道リモデリングの進展を防ぐこと

pre-asthma,early asthma,developed asthma

吸入ステロイド:日本は、ヨーロッパに比べ、普及していない。

吸入ステロイドは、喘息治療において完璧か?

吸入ステロイドは、種類に関わらず、用量反応性はある一定量で頭打ちとなる。

吸入ステロイドと併用する薬剤は何がベストか?

吸入ステロイドに対するLABAの併用効果

吸入ステロイド倍量よりも、LABA併用の方がよい

吸入ステロイド+セレベント VS 吸入ステロイド+モンテルカスト
→喀痰中好酸球の改善は、モンテルカスト群が有意に改善

野球に例えると、
吸入ステロイド:先発完投型投手
LABA、LT薬、テオフィリン薬:保守
経口ステロイド、SABA:救援投手

段階的薬物療法

SMARTスタディ:主要評価項目事象数は、アフリカ系米国人において、セレベント群で増加した。
SMARTスタディの問題点
・アフリカ系米国人の方がベースラインの喘息状態が悪い。
・遺伝子多型の問題

アルギニン/アルギニン型の喘息患者は、グリシン/グリシン型の喘息患者に比べて、サルブタモールの連用効果が悪い。
日本人では、アルギニン/アルギニン型の喘息患者は、27%と報告

セレベントもしくは、SFC(合剤)が、アルギニン/アルギニン型の喘息患者に及ぼす影響
→問題ないという論文が多い。

日本では、吸入ステロイド薬の普及により、喘息死減少
ロイコトリエン薬も、喘息死減少に影響を及ぼしている。

人口10万人あたりの喘息死亡率
日本 2.2人(2006)
USA 1.3人(2004)
オーストラリア 1.1人(2004)
フィンランド 0.3人(2003)
→喘息治療先進国と比べると、日本は、まだ高い

アドヒアランス(服薬遵守)
患者1人当たりの年間処方日数の高いのは、モンテルカストとアドエア

喫煙は、呼吸機能の加速度的な低下に対し、喘息を重症化する。
喫煙は、吸入ステロイドや全身性ステロイドの効果を弱め、喘息コントロールの成功率を下げる。

Dual pathway
吸入ステロイドを使用しても、喘息症状、気道炎症が残存する患者がいる。

ステロイド投与しても、BAL中のロイコトリエンには、あまり影響しない。
→ロイコトリエン薬必要

高齢者喘息の治療方法

喘息死防止のための15か条(成人、高齢者)

喘息疑われる場合は、診断的治療の実施

日本の喘息治療の現状
・吸入ステロイドの普及がまだ
・喘息の診断が十分でない。

地域は、ひとつのホスピタル

ということで、有意義な講演でした。

20時40分終了。タクシーで、奇術クラブ会場へ。

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2008.03.14 23:18 |  講演会  |  呼吸器  |  血液疾患  |  感染症  |  mixi日記参照  |  ちんすけ  | 推薦数 : 0

3/14真菌症講演会

福山地区呼吸器真菌症勉強会

19時15分より情報提供

19時半より特別講演
「改訂されたガイドラインによる深在性真菌症の診療」
S大学感染症科・感染制御科教授 M先生

有意義でした。

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=745229133&owner_id=5229419&org_id=743176114

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2008.03.07 23:37 |  講演会  |  呼吸器  |  放射線科  |  スライドコピーあり  |  ちんすけ  | 推薦数 : 1

3/7COPD画像講演会

第231回福山胸部疾患研究会

18:45~19:00 【製品紹介】 

19:00~    
 【特別講演】
「肺末梢病変の画像診断~閉塞性肺疾患を中心に~」
F大学副学長・理事 I先生

肺疾患の画像診断学を世界的なレベルで変革したのは我が国の臨床研究者達である。胸部Ⅹ線写真に、HRCTと肺標本の解析を加え、びまん性疾患から腫瘍性疾患までの読影・診断の技術を開拓して来た。その過程で、肺末梢病変の場として、肺の二次小葉に注目し、そこでの病態を画像診断の対象とする立場を確立した。この考えは現在の呼吸器臨床の常識となっている。閉塞性肺疾患を扱う上で、特に重要な小葉内構造が呼吸細気管支である。煙草喫煙に原因する小葉中心性肺気腫の初期病変は、呼吸細気管支とその周囲肺実質の破壊である。形成された数mm大の低吸収域は、HRCTで診断可能である。進行すると、小葉辺縁に在る気管支・肺血管周囲にのみ正常肺実質を残す状態となる。細気管支病変では、呼吸細気管支を中心として、その周囲肺実質を巻き込んだ粒状病変が形成され、これもHRCTで診断可能である。DPBがその代表である。気管支拡張症でも粒状影が存在し得るので、末梢気管支にまで診断域を広げる必要がある。以上の観点から症例中心に、臨床画像と標本像を供覧する。(抄録)

この講演会のために、高性能のプロジェクターをわざわざ用意されての講演会でした。

先生は、胸部CT所見を病理所見と対比されて、解説されました。
気管支拡張症と、肺気腫の画像診断の理解が深まりました。
間質性気腫の概念も理解できました。
18枚の鮮明なスライドコピーの配布もありました。

とても有意義な講演でした。いつも丁寧に挨拶される座長のA先生に感謝です。

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2008.03.05 23:59 |  講演会  |  呼吸器  |  放射線科  |  スライドコピーあり  |  ちんすけ  | 推薦数 : 1

3/5肺炎講演会(広島市)

19時より第1回広島Infectionセミナー

教育講演
「口腔ケアと感染予防」
N大学基盤看護学教授 S先生

特別講演
「日本呼吸器学会市中肺炎ガイドライン作成に携わって」
K病院呼吸器内科主任部長 I先生

日本の肺炎ガイドラインの推移

ATSCAPガイドライン2001の特徴

IDSA/ATSCAPガイドライン2007の特徴

IDSA/ATS院内肺炎ガイドラインのエンピリックセラピーのアルゴリズム

海外ガイドラインをそのまま使用しない理由
・原因菌が異なる
・使用抗菌薬の違い
・薬剤感受性の差異
・医療体制の差異

ガイドライン改定の争点

JRS市中肺炎ガイドライン2005の特徴
1.細菌性肺炎と非定型肺炎の鑑別
2.重症度判定
3.尿中抗原検出法を用いた抗菌薬選択

1.欧米のガイドラインでは、鑑別をしない

日本での成人市中肺炎における肺炎球菌の薬剤感受性
・ペニシリン高度耐性化は、未だ少なく、充分量を投与すれば対処可能
・経口セフェムの耐性化は進行。現在の保険用量では対応困難
・マクロライド薬に高度耐性化
・フルオロキノロン耐性株が徐々に増加

改定ガイドラインでの診断基準
感度77.9%、特異度93%

治療
細菌性肺炎→ペニシリン十分量
非定型肺炎→マクロライド薬 or テトラサイクリン

ただし、高齢者マイコプラズマ肺炎は、診断基準では合致しないことが多い。

鑑別必要
若年者では、感度・特異度高い

2.重症度分類 A-DROP

A-DROPと、臨床経過の剥離した症例

低スコアでも死亡例あり
胸部レントゲン像は、重症度に入ってない

3.尿中抗原

喀痰検査は、常在菌の流入がある。結果出るのに、時間がかかる。

レジオネラは、重症化するので、早期の診断が重要

肺炎球菌尿中抗原検出キット
Binax NOW
感度75%、特異度96%
15分でわかる
判定が客観的
肺炎球菌ワクチン接種で、偽陽性あり

肺炎球菌の治療
経口薬:サワシリン、高齢者・基礎疾患ありの患者には、レスピラトリーキノロン
注射薬:ABPC、CTRX 重症には、カルバペネム、第4世代セフェム、ABPC大量

ATSガイドラインにおける薬剤耐性肺炎球菌のリスク

薬剤投与量の問題
日本での投与量は概して少ない
効果を得るためには、PK/PDを考慮
MIC測定が望ましいが、実施施設は少ない
感受性検査の問題点:S,I,Rの判定は、CLSIの基準を用いているため、本邦の現状と合わない

パネルディスカッション
テーマ「誤嚥性肺炎の診断と治療」
司会
H病院呼吸器内科・リウマチ科部長 K先生
パネラー
K病院呼吸器内科主任部長 I先生
N内科院長 N先生
H大学大学院分子内科学講師 H先生

有意義でした。

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2008.02.20 23:53 |  講演会  |  呼吸器  |  ちんすけ  | 推薦数 : 1

2/20COPDTV講演会

19時半よりTV講演会

21世紀最大の社会的生活習慣病COPD(肺粗しょう症) 
(T大学医学部付属病院老年病科 T先生)
 
今、COPDを治療していない内科診療はありえない。
なぜか?
COPD患者の数が、高血圧患者の1/4はいるから。

COPD will cost US hundreds of Billions by2020

832billion US dollars will cost

日本のCOPD患者数
2001年 NICEスタディ:40歳以上の530万人(8.5%)

(喘息患者数は、日本で115万人)

COPD患者数は、今後40年は増え続けるだろう
ちなみに、欧米のCOPD患者数は、今後20年間増え続けます
(つまり、日本の方が深刻)

タバコ消費量と肺癌・COPD死亡率には、20年のずれあり
タバコの消費が止まってから、40年間、COPDが増え続ける!

他の病気は治っているのに、COPD患者は、増え続けている。
つまり、COPDとは、タバコで発症する未解決な
21世紀最大の「社会的」生活習慣病
喫煙→生命活動に不要→社会生活では必要?→COPD

日本におけるCOPDの年齢別罹患率:70歳以上で17.4%
専門医でなくとも、COPDを診断してもらわないといけない。
老人検診で、5人に1人は、COPDのはずである!

全世界的に増え続けている
     ↓
日本とアジアで増えている
世界的には、20年後を憂いている。
日本、中国はもっと大変。40年以上増え続ける。

COPDの症状
・慢性の咳、痰→「風邪とかわらない」
・体動時の息切れ→年のせいにしてませんか?

COPDの主要症状である息切れは、
わかりにくいし、評価しにくい

呼吸困難の程度
Fletcher;Huge-Jones分類

息切れはなくても、
・3,4階まで一気に昇れますか?
・200mの坂道苦にならないか?
・運動会で走ったら、辛くなかったですか? etc.
→具体的に聞く。

息切れは少なくできるけど治らない!
息切れ当てにしていたら患者は見つからない

今日の健康2005.9.6
年のせいにしていませんか? 息切れを感じる
お年寄りは、息切れを我慢する。(病気とは気付かない。)

COPDは、なぜサイレントキラーなのか?
本人も、家族も、いつも診てもらっている先生もCOPDに気付かない
気付いたときには、かなり進行(在宅酸素が必要)

COPD is a neglected disease.(Barens PJ,)
COPD先進国の英国ですら病気への取り組みは十分でない
開発も研究も対策も立ち遅れている。
日本は、はるかに立ち遅れている。

従来のCOPDの概念
    ↓
GOLDのガイドライン
2001→2003→2006
世界中の国々の一般医家のために書かれたガイドライン

肺気腫:形態学的概念、治らない!
(壊れた構造が治ることはない)(再生医療?)

GOLDの定義:機能的概念、機能は回復する!
(つまり、COPDは治る)
(もう十分な戦略がある!)

診断には、スパイロメトリー
1割しか普及していない
1秒量、努力肺活量の測定
気流閉塞の最も重要な指標
COPDの診断はいたってシンプル
1秒率<70%
でもわかりにくい?

COPD:ローマ字4文字は理解しにくい
慢性閉塞性肺疾患:これでも難しい

骨粗しょう症の背骨のスライド

先生の提案
胸部CT:LAA、正常肺構造の消失、スカスカぼろぼろ、肺の梁がなくなるから力がでない。
→COPD:日本語では、「肺粗しょう症」でいかがでしょう?
(でも、学会では全然通らない。診察室でわかりやすく説明するのに使う)

喘息とCOPDの違い
治療薬でわかる?

          COPD      気管支喘息
気管支拡張薬  抗コリン薬      β刺激薬
吸入ステロイド 無効な場合が多い    有効

喘息、COPDにおける気管支の状態

喘息:気道絞まる
→気道の絞まりをゆるめる
→気道の筋肉を緩める
→β2刺激薬

COPD:気道のはりがない
→気道のはりを回復
→フラフラ気道をしっかり
→抗コリン薬

COPDとは、抗コリン薬が効く閉塞性換気障害のこと
COPD:診断的治療が最も有効
COPDでない人には、抗コリン薬は全く効かないから

喫煙者のCOPD実践的早期鑑別法

        喫煙者
         ↓
       スピリーバ
       ↓     ↓
     効果あり  効果なし
       ↓       ↓
COPDの可能性高い COPDの可能性低い
       ↓        ↓
専門医受診、禁煙必須  要、観察
(在宅酸素療法予備軍)

治療

「COPDの治療(GOLD)」
慢性期のCOPD管理の目標!

一番効く薬を使うべき
COPDであれば、スピリーバ

COPDに対し、スピリーバは、効きます 

スピリーバを吸えば、5才若返ります!

COPDの適切な治療は、肺のアンチエンジングとなります。

驚くことに、スピリーバで、
1)FHJ分類が改善した人がいます
2)HOTが外れた人がいます

吸入抗コリン薬こそ持っても安全な薬のひとつ

セレベントは?

初日は同じだが、半年たつと、セレベントは少し効果落ちる。

COPD:作用機序の違う薬は併用するほど効果上がる
(ただし、高齢者の多剤併用に注意)

先生の処方
スピリーバ
  ↓(効果不十分なら)
ホクナリンテープ(2)VDS追加
  ↓(効果不十分なら)
スピリーバ前にメプチン2吸入、外出前にメプチン2吸入追加
  ↓(効果不十分なら)
テオドール(400mg)MA or ユニフィル(400mg)VDS
  ↓(効果不十分なら)
テルシガン(10)1回3吸入1日3回
  ↓(効果不十分なら)
キュバール(100~200)朝夕2回 or パルミコート(100~200)朝夕2回
  ↓(効果不十分なら)
シングレア(10)A投与

COPDは、慢性全身炎症症候群

呼吸不全(COPD)では、栄養不良が寿命を弱める。

在宅酸素のCOPD患者のBMI別の予後
→COPD患者では、やせが寿命を規定する。

COPD患者で、食事摂取が減ると、
血中の接着分子(全身炎症)が↑
→ICAM-1高値は、動脈硬化促進

肺を治す + 全身を治すアプローチが必要

COPD患者のほとんどが、COPD治療の恩恵に浴してない

治療して初めて、COPDの面白さを実感

高齢者にも安全なスピリーバを診断薬・治療薬としてどんどん使う
→HOTゼロを目指しましょう!

これまでは、COPDは、neglected Disease(診断治療されずに無視された病気)だった。

明日からは、COPDをcommon disease(誰もが外来で治療する慢性疾患)にしましょう。

ということで、大変有意義な講演でした。

参考:過去の先生のCOPDのご講演
http://www2.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=72095&log=20040304
http://www2.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=72095&log=20030217

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第3回疾患プロファイル講演会
「消化器疾患」講師 F病院外科 N先生

急性腹症、急性膵炎、肝不全に対する肝移植手術について話されました。

「呼吸器疾患」講師 Iクリニック  I先生

胸部レントゲンの読影を中心に話されました。

「細菌検査情報」講師 F市医師会臨床検査センター S技師

先生は、広島県に1人しかいない1級検査技師だそうです。
細菌検査について、話されました。

とても有意義でした。

今日は、16時から下痢で、最悪の体調でした。当初休もうかとも思ったのですが、どうしても受講したい講演会でしたので、無理して出席しました。
幸いなことに、今日は、スライドコピーがあったうえに、狭い会場だったので、一番後ろの席(下痢のため)でもよく見えました。行って良かったです。

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