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< 11/27呼吸器セミナー | メイン | 2009年11月の目次 >
2009.11.30 23:55 |  講演会  |  呼吸器  |  ちんすけ  | 推薦数 : 0

11/30気管支喘息TV講演会

19時半より、TV Symposium

講演
「シムビコートタービュヘイラーによる新たな喘息治療
  ~患者ニーズを満たす喘息治療の3ステップ~」
T先生(S気道研究所)

1.気管支喘息の病態と配合剤

2.ブデソニド VS フルチカゾン (吸入ステロイドの比較)

各ICSの承認用量、中間用量
パルミコート:200~1600、800
フルタイド:200~800、400
キュバール:200~800、400
オルベスコ:100~800、400
アドエア:200~1000、500

強さは、
パルミコート:フルタイドディスカス=1:1.23
パルミコート800>>フルタイド400
中間用量の比較で、パルミコートが優れる

中間用量で比較すれば、パルミコートの抗喘息効果が、最も強力である。

デカドロンは、吸入させると、全身性の副作用も出現
→デカドロンは、吸入ステロイドではない。

吸入で効果があり、全身性の副作用のないステロイド薬のみが、吸入ステロイドと定義される。

パルミコートの安全性
ブデソニドの安全性のEBM
・妊婦への安全性:FDAがカテゴリーBとしている唯一の吸入ステロイド
・授乳への安全性:無条件に使用できる唯一の吸入ステロイド
・小児への安全性:成人した時の身長が測定されている唯一の吸入ステロイド

有効性、安全性、早期治療のエビデンスは、
パルミコート:◎、◎、◎
フルタイド:○、△、△

3.ホルモテロール VS サルメテロール (LABAの比較)

サルメテロールは、濃度上げても、気管支拡張効果が頭打ち

ホルモテロールは、即効性でもある。

ホルモテロールは、安全性あり

ホルモテロールは、コントローラーとしても、レリーバー(保険適応はないが)としても、位置づけられる。

4.タービュヘイラー VS ディスカス (ディバイスの比較)

10μm以下のエアロゾル粒子(有効粒子径)になる割合は、
シムビコート 80.48%
アドエア 6.34%
→アドエアは、ディバイスとしての再評価を行う必要あり

5.シムビコートの優位性

各配合剤の低用量、中間用量、高用量は、
シムビコート:1吸入×2、2吸入×2、4吸入×2
アドエア:100、250、500をそれぞれ1吸入×2

患者ニーズを満たす喘息治療
Phase1.速やかな症状改善
          ↓
Phase2.炎症0レベルの達成・維持
          ↓
Phase3.長期にわたる喘息コントロール

シムビコートの効果発現は、速い。

配合剤の呼吸機能改善効果
シムビコート(2吸入×2)>シムビコート(1吸入×2)>アドエア250(1吸入×2)

SABAの使用頻度と、気道炎症の程度は、相関

症状を抑制しつつ、抗炎症治療を行い、最終的に非発作状態を維持する。
症状治療+炎症治療
まず症状をとる

ブデソニドとホルモテロールの併用は、中枢~末梢気道の好酸球浸潤を減少させた。

親水性のブデソニドは、気道粘膜組織に到達しやすく、分布容積も小さい。
不活性エステル体により、気道組織に長時間保持され、抗炎症効果が持続する。

シムビコートの呼吸機能改善効果

シムビコート(2×2)>パルミコート(2×2)+ホルモテロール(2×2)>パルミコート(2×2)

シムビコートは、喘息増悪を抑制することで、長期にわたる喘息コントロールを実現する

シムビコートとアドエアを比較すると、
喘息による入院/緊急受診の発現回数は、シムビコートが有意に少ない

結語
シムビコートの出現により、患者と医師のニーズを同時に満たす新しい喘息治療が可能に。

患者ニーズを満たす新しい喘息治療

新規患者もしくは既存治療で症状が残っている患者
         ↓
シムビコート(2吸入×2)で治療開始
         ↓
発作治療の使用が週1日未満に減少→3ヶ月以上継続
発作治療の使用が週1日未満に未減少→専門医へ

有意義でした。

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