第367回福山市医師会循環器病研究会
特別講演
「フィジカルイグザミネーションのすすめ~とくに心エコー図検査の前に~」
演者 O病院院長 Y先生
抄録
「世の中では、「心エコー図が聴診を滅ぼした」と言われています。殆どの医師は聴診器ではなくコンピューターを扱うことが患者さんの診察と考えているようです。医師は患者さんの訴えはとりあえずちゃんと聞き、必要な事項をコンピューター画面に入力しますが、その後フィジカルイグザミネーションを行なう医師は滅多にいません。患者さん側も同様で、問診が終わっても服を脱いで診察を受けようとする方は極めて少ないようです。
果たして、これで良いのだろうかという疑問は当然存在します。ただ、聴診を若い人に教えるにしても、現在大学病院や大きな病院でも、心音図の記録は殆ど行われていません。殆どの心臓病診断の中心は心エコー図や他の画像診断になってきています。それでは、その心エコー図施行前に聴診を行う習慣をつけたらどうだろうという考えが浮上します。このような観点で「身体所見獲得の重要性」について解説いたします。」
最後に、第7回循環器physical examination講習会
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